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地理に関するShiokaze98のブックマーク (87)

  • 吉田初三郎式鳥瞰図データベース

    大正から昭和初期に起こった大観光ブーム。そのブームの中、日内外の旅行パンフレットに鳥瞰図を取り入れたのが「大正の広重」と呼ばれた吉田初三郎です。「吉田初三郎式」として人気を集めた彼の鳥瞰図の最大の特徴は極端なデフォルメで、大胆な構図と鮮やかな配色による豊かな表現に彩られ、今日と比べても遜色ないほどの詳細な情報が盛り込まれた旅行案内が多数出版されました。 吉田初三郎は京都生まれの鳥瞰図絵師で、最初の『京阪電車御案内』(大正2年)が、皇太子時代の昭和天皇から「これは奇麗で解り易い」と賞賛されたことに喜び、生涯に1600点以上もの作品を描いたと言われています。 国際日文化研究センターでは吉田初三郎、および彼の影響のもと同時代の絵師が描いた鳥瞰図の網羅的な収集を行ってきました。データベースではその全体像を把握できるようにするとともに、画像を共有するための国際的な枠組、IIIF (Intern

  • 松山・久谷地区は「屋外博物館」 大学生ら遍路道を歩いて魅力再発見:朝日新聞デジタル

    【愛媛】松山市南部、里山に囲まれた久谷地区。ここに息づくお遍路をもてなす伝統や古民家、古ダヌキ「隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)」をまつる社などを現地でとらえ直し、地域の活性化につなげる「フィールドミュージアムアカデミー久谷カレッジ」事業が始まった。地元の住民団体と愛媛大学、市が地区を「フィールドミュージアム(屋根のない博物館)」と位置づけ、大学生らの視点で「くたに学」として再評価を目指す。 活動初日の7日は住民や大学生、市職員ら計約40人が、地区の南にそびえる久万高原町の三坂峠(標高720メートル)から、地区内にある旧遍路宿「坂屋」までの山道約3キロを歩いて下った。砥部方面からの幹線道路が19世紀末にできるまで、米の輸送や巡礼でにぎわった街道で、今も歩き遍路が行き交う。 道すがら、坂屋運営委員会の菅野肇会長(64)ら3人が、行き倒れたお遍路のお墓や、旅人の安全を見守る馬頭観音などのスポッ

    松山・久谷地区は「屋外博物館」 大学生ら遍路道を歩いて魅力再発見:朝日新聞デジタル
  • 土木学会会長対談ー戸所隆氏

    大石――最初にお聞きしたいのですが、戸所先生はどうして地理を学ぼうと思われたのでしょうか。 戸所――私は前橋の生まれで、物心がついた頃は戦後の世界で、周りには何もありませんでした。ところがある日、東京に連れて行ってもらったら、そこには全く違う世界が広がっていた。子ども心に「前橋もこんな街にしたい」と思いました。それには全体をデザインする力が必要です。地理を学べば全体を見る力が身につくのではないかと思ったのです。中学や高校の先生から、地理は国のかたちをつくっていくのに役立つ、と教えられたことも大きかったですね。 大石――地理学は戦後しばらくの間、国土の成り立ちを学ぶ重要な学科として扱われていました。それがある時期からあまり重んじられなくなっていったと聞いています。 戸所――国づくりには全体を俯瞰する視点が欠かせません。地理には地形や地質を扱う自然科学の部分と、都市や経済などを扱う人文科学的な

    土木学会会長対談ー戸所隆氏
  • (都市)地理学と都市計画は違う?地理学は政策提言をすべき?

    地理学と都市計画、政策提言に関わるツイートをまとめました。地理学目線でのツイートが多めです。 色々な方のツイートを使っていますが、それぞれの分野を代表する見解ではないことにご留意ください。また、今回は「地理学」といっても特に都市地理学方面の話がメインで、他の人文地理学や自然地理学の話が抜けている点についてはご勘弁ください。

    (都市)地理学と都市計画は違う?地理学は政策提言をすべき?
  • 古地図コレクション(古地図資料閲覧サービス) - 国土地理院

    地図を探す・検索 カテゴリー 古地図の分類は、山下和正著『地図で読む江戸時代』(柏書房)による分類基準などを参考に、以下の基準に基づいています。 関東大震災関連図:関東大地震発災後の調査地図、垂直変動要図 伊能図:伊能忠敬の率いる測量隊によって作成された地図、伊能大図彩色図を含む 日図:日全体を描くもの 地方図:国レベルを超える広域の一般図(道中図などは別) 国図:国絵図など一国を描くもの 郡図:郡ごとに描かれている絵図 都市図:江戸大絵図、京都図、大坂図などを含む 地域図:村図、湊図など 道中図・案内図:街道図、社寺案内図、名勝図などを含む 天文図:天体を描くもの 世界図:大陸もしくは大陸の一部を含む(例支那歴代沿革図なども) アジア図:アジア全体を描くもの 江戸切絵図:折りたたみ式の分冊江戸図 迅速測図原図(フランス式彩色図):明治前期に作成された関東地方の2万分1迅速測図原図 明

    古地図コレクション(古地図資料閲覧サービス) - 国土地理院
  • GIS実習オープン教材とは · GIS実習オープン教材

    GIS実習オープン教材」 科学研究費補助金 基盤研究(A) 「GISの標準コアカリキュラムと知識体系を踏まえた実習用オープン教材の開発」プロジェクトにおいて開発した、「GIS実習オープン教材」 の公開用リポジトリです。 プロジェクトについて プロジェクトは、大学における地理情報科学(Geographic Information Science)の教育の充実のため、実習授業や個人の自主学習等で利用できる実習用教材を開発し、オープンな活用を推進することを目的としたものです。詳しくは、プロジェクトについてをご参照ください。 教材について 教材は、誰もが自由に活用できるGIS(Geographic Information Systems)の活用方法をまとめた実習用オープン教材です。大学の実習授業や個人学習したい内容に応じて教材をご利用ください。GIS初学者は、上記リンク内の初学者コース

  • 基盤地図情報 標高DEMデータ変換ツール | コンテンツ | 株式会社エコリス

    基盤地図情報の数値標高モデルを変換 国土地理院で公開している、基盤地図情報の数値標高モデル(1m,5m,10mメッシュDEM)を変換するソフトを作成しました。特徴は以下の通りです。 ・JPGIS(GML)形式をGeoTIFF形式に変換 ・メッシュに分割されている範囲(2次/3次)を結合 ・投影法を緯度経度、UTM、平面直角座標系に変換可能 ・陰影起伏図を作成 ダウンロード こちらから最新版Ver1.7.1をダウンロードしてご利用ください。 ※Ver1.7.0をご使用中の方はnodataを含むデータの変換で致命的なバグがあったため、必ずこちらに更新ください。 使用方法 1.国土地理院「基盤地図情報ダウンロードサービス」からJPGIS(GML形式)の標高データをダウンロードする。 2.標高DEMデータ変換ツールフォルダ内にある変換結合.vbsをダブルクリックして、変数の入力後、1.でダウンロー

  • 月刊「地理」は電子版(PDFダウンロード可)も販売中! - 古今書院 Since1922 地理学とともに歩む

    1956年の創刊以来、地理ひと筋。旅行が好き、地図が好き、環境やまちづくりに関心がある。「歴史好き」に比べるとマイナーな、しかし心は熱い「地理好き」のための月刊誌です。カラー頁も少なく、けっしてビジュアルではありません。が、専門性を活かした特集記事や国内外の地域ルポ、地理スキルアップ講座など、他誌ではなかなかお目にかかれない内容がいっぱい。日各地の「地理好き」からの投稿も毎号掲載しています。 子ども時代に見た風景・懐かしい町並み・失われた場面。古地図や古写真で想像するだけでなく、自ら三次元を工作で復元するのがジオラマ! 多数の作品をカラーで紹介しながら、ジオラマに込めた思いや地理学らしい考察を解説します。作品を眺めているだけで愉しい特集! ☆全国の書店にて発売中! ☆ネット書店でも! ☆毎号お届け、便利でお得な《郵送定期購読》 詳しくはこちら ☆雑誌・定期購読専門オンライン書店「Fuji

  • お山の学校「ながた」 | 内子町公式観光サイト「内子さんぽ」

    閉校となった小学校を改築して宿泊施設として利用 小学校当時の教室の雰囲気が残っています 豆腐やこんにゃく作りなどが体験できます 宿泊はかつての教室で!地元に伝わる神楽の道具を展示閉校した木造校舎を活用した田舎生活体験宿泊施設。校舎のぬくもりとともに、田舎料理と五右衛門風呂で心も身体も芯から温まります。合宿や研修の利用にもお勧めです。

  • 私は地図をこう使い分けています - 東京ジオ鹿大学地理学科事務室

    よく使ったり,今回紹介したりする地図アプリです. こんにちはジオ鹿です. 昨日投稿した『あなたはどの地図アプリを使いますか?』の反響が予想以上に大きく正直驚いております. deardee9215c.hatenablog.com 実際にはあまり届いていないのですが,「お前は地図アプリどう使い分けてるんだよ」と思う方も多いと思うので,紹介していきたいと思います. ◯私と地図アプリ 私は大学時代に地理学を専攻していました.地理学は空間科学であり,空間内の相互関係を明らかにする学問だと私は考えています. 空間内の相互関係を把握するにあたって,「地図」以上に優れたツールはありません. おのずと地図を使う機会が増えていくわけです. 地図を使う機会が多かった私は「地図リテラシーが高い人」と呼べそうです. そんな私がどのような地図アプリをどう使い分けているのか,ご紹介していきたいと思います. ◯とにかく見

    私は地図をこう使い分けています - 東京ジオ鹿大学地理学科事務室
  • あなたはどの地図アプリを使いますか? - 東京ジオ鹿大学地理学科事務室

    世の中には様々な種類の地図アプリがあります. こんにちは.ジオ鹿です. 地理地図界隈の業界に迷い込んだ私は,ふと「自分の地図の使い方」と「一般の人の地図の使い方」に大きな乖離があるのではないかと感じるようになりました. そこでTwitterで「ゆるふわ」な調査を行ってみました. 友達に「これってどう思う?」みたいな感じの聞き方です. 【ゆるーくお願い】 みなさんが使っている地図アプリに関して聞きたいです。 ・1番目に使う地図アプリ、2番目に使う地図アプリをあげてください ・それぞれ使う理由を教えてください 私の地図アプリの使い方があまりにも世離れしすぎているので、みなさんの使い分けを教えて欲しいです — ジオ鹿さん (@GeoDeer9215c) 2019年5月8日 このツイートは,日地理学会をはじめ,多くの方に拡散していただいたおかげで,多くの方にレスポンスしていただいたりしました.

    あなたはどの地図アプリを使いますか? - 東京ジオ鹿大学地理学科事務室
  • 【愛媛から伝えたい】ダムに殺されたのか? 「千年豪雨時代」に生まれ変わるダム(南海放送) - Yahoo!ニュース

    西日豪雨から間もなく1年。愛媛県では、野村ダム(西予市)と鹿野川ダム(大洲市)の緊急放流で肱川が大氾濫を起こし、ダムの下流域である西予市と大洲市で計8人が死亡しました。ダムの緊急放流と下流域の浸水被害との関連が、今なお住民の大きな心の重荷になっています。被害1か月後の住民説明会では「ダムに殺された」との悲痛な訴えも聞かれたほどです。ダムは当に住民被害の“加害者”だったのでしょうか? 一方でダムも地球規模での気象変化に対応する形で、構造そのものも変わろうとしています。愛媛県のダムに「トンネル洪水吐(こうずいばき)」と呼ばれる全国で初めての施設が完成し、今年の雨季に備えています。 専門家の分析の結果、西日豪雨は愛媛県に千年に一度の豪雨をもたらしたことが判りました。「過去」を検証し、その教訓を「未来」へとつなぐために──。愛媛県で始まった『千年豪雨時代に生きる』ための新たな備えや試みを地元

    【愛媛から伝えたい】ダムに殺されたのか? 「千年豪雨時代」に生まれ変わるダム(南海放送) - Yahoo!ニュース
    Shiokaze98
    Shiokaze98 2019/05/19
    南海放送製作の10分弱の映像がYahooで観られるとは。「その後」を継続取材した結果がこうして届けられるのはありがたい
  • 「ナイルの賜物」今は昔 塩害に苦しむエジプト文明の地:朝日新聞GLOBE+

    ナイル川の最下流域にあたる、エジプトの地中海に近い地域。土の塩分濃度が高すぎて農業ができず、養魚場に変えられていた=高橋友佳理撮影 ナイル川の最下流域カフルシェイク県。首都カイロから北へ車で4時間以上かかる。ナイル川の支流を使った運河の終点に行くと、底を掘り返して盛った土手が白いもので覆われていた。塩だ。 エジプトのような乾燥地では、雨がほとんど降らない。農業用水や地下水には塩分が溶け込んでいるので、灌漑した農地の地表からの蒸発量が多いと、塩を残してしまう。しかも、ここのようなナイルデルタの下流では、水量が作物栽培に十分でない。農地からの排水を農業用水に再利用するうちに、さらに塩分濃度が高まる。 小麦やサトウキビを育てる畑の脇に、白い塩が見える土が積まれていた。なめてみようかと思ったが、ゴミや化学肥料がまざっていることを考え手が止まった。 ナイル川の最下流域では、農地の脇に塩が浮き出て固ま

    「ナイルの賜物」今は昔 塩害に苦しむエジプト文明の地:朝日新聞GLOBE+
  • 人文・社会も科学振興の対象に 基本法25年ぶり抜本改正へ | 毎日新聞

    政府は、倫理学や法学などの人文・社会科学を科学技術政策に含めて推進する方針を固めた。1995年に成立した科学技術法で振興施策の対象外とされてきたが、生命科学や人工知能AI)の研究が進み、重要性が増してきたことから方針を転換する。2020年の通常国会で、同法の25年ぶりの抜改正を目指す。 同法は、近年の科学技術政策の原点になっている。対象分野について「人文科学のみに係るものを除く」とするただし書きがあり、社会科学も含めて対象外とする根拠になってきた。 このため人文・社会科学は政策上、自然科学と差がつけられている。人文・社会系の研究職公務員は、自然系に比べて初任給が低い。企業が共同研究をする場合、相手が人文・社会系の研究機関だと、減税などの優遇措置が受けられない。文部科学省所管の科学技術振興機構が助成する研究プログラムは、テーマが人文・社会系だけだと採択されない決まりだ。

    人文・社会も科学振興の対象に 基本法25年ぶり抜本改正へ | 毎日新聞
  • 私の学び 周防大島文化交流センター学芸員・高木泰伸さん

    特攻隊員だった祖父は69年前の夏、知覧(鹿児島県南九州市)から出撃予定の日に、終戦を迎えた。「出撃の前日、草の上に寝転がっているとギメ(バッタ)がいた。自分は明日死ぬ。小さい虫でも『生きとるけん』と思い、そっと離してやった」との話が忘れられない。 高校を卒業するまで熊県山鹿市の実家で一緒に暮らした祖父は、戦争中の話をよくしてくれた。命の大切さ、戦争の愚かさを教えてくれた。そこから昭和史に興味を抱くようになった。 2000年4月、広島大に進んだ。夏休みや春休みには、アルバイトで竹原市立竹原書院図書館に一日中こもって文書の整理に当たった。大学院時代は、広島大文書館で原爆・平和報道に携わった中国新聞社元論説主幹の故金井利博さんの取材ノートや写真、図書などを整理し、目録にまとめた。小池聖一館長から「文書の声を聞く」ということを教わった。「声を拾わないと文書に怒られる」という感覚が刻み込まれた。

  • 愛媛 | 絵葉書資料館

    検索: ログイン TOP > 所蔵品・ショッピング > 西日 > 四国 > 愛媛 愛媛 カテゴリ一覧 松山市内 東部 西条・今治 中西南部 大洲・宇和島 愛媛 商品一覧 202 点の商品が見つかりました xe010-Matsuyama Station 城山 温泉等の旅客に賑ふ松山駅 xe020-Matsuyama Station Square 松山市驛前の景観 xe030-Iyo Tetsudo Honshiya 伊予鉄道社 xe100-Matsuyama Okaido 松山大街道 助六 xe1050-Iyo Saijo Station 伊豫西條驛港内 xe1080-Iyo Saijo 伊豫西條町東町通 xe1090-Iyo Saijo 西條市街 伊豫西條祭典絵葉書15枚 xe110-Matsuyama Okaido 松山 大街道 xe1115-Iyo Saijo Isonokami

  • 避難指示は大量放流の5分前、生かせなかったホットライン

    西日豪雨で愛媛県の肱川流域に位置する大洲市では、上流の鹿野川ダムが緊急放流した影響で大規模な浸水が発生し、住民4人が死亡した。市は、緊急放流の2時間半前からその可能性を把握していながら判断を先送り。市が住民に避難指示を発令したのは緊急放流のわずか5分前だった。 鹿野川ダムが満水に近づき、流入量とほぼ同量を緊急で放流し始めたのは7月7日午前7時35分。その後、放流量が急激に増加し、午前8時40分から大洲市内で浸水が始まった。

    避難指示は大量放流の5分前、生かせなかったホットライン
  • 「中小洪水対応」の操作規則、マニュアル通りの放流は適切だったか | 日経 xTECH(クロステック)

    愛媛県南西部を流れる肱川では、西日豪雨で上流の野村ダムが緊急放流を実施し、西予市で広範囲にわたる浸水被害が発生した。その下流にある鹿野川ダムでも緊急放流し、大洲市で大規模な氾濫が起こった。ダムを管理する国土交通省は規則に従った放流だと主張するが、果たしてそれは適切な対応だったのか。 規則通りに放流したと主張する国土交通省に対し、流域住民の間からは批判の声も出ている。万一ダムが決壊すれば被害は桁違いなので、緊急放流がやむを得なかったことは間違いない。ただ、もう少し被害を軽減するような放流の仕方はなかったのか――。こんな疑問を抱いている人は多い。 いくら規則に忠実に従って放流しても、その規則自体が現状に即した最適なものでなかったら、適切に対応したとは言えない。

    「中小洪水対応」の操作規則、マニュアル通りの放流は適切だったか | 日経 xTECH(クロステック)
  • 地形が直感的にわかる地図を公開します | 国土地理院

    地球全体の地形がよくわかる地図「陰影起伏図(全球版)」を公開します。 上記の表示は地理院地図で「自分で作る色別標高図」と合成して表示しています。 ※IE は未対応のため「合成/解除」のボタンが表示されません。 ○地理院地図で見る(地理院地図にリンクします) 火山などの地形の凸凹が直感的にわかりやすい日全国の「赤色立体地図」を公開します。 赤色立体地図はアジア航測株式会社の特許(第3670274号等)を使用して作成したものです。 上記の表示は地理院地図で「火山基図データ(基図)」と合成して表示しています。 ※IE は未対応のため「合成/解除」のボタンが表示されません。 ○地理院地図で見る(地理院地図にリンクします)

  • 宮本常一 ――歩かなければ見えないもの【連載第一回】|本のなかの旅|湯川 豊(エッセイスト)|本の話WEB

    『忘れられた日人』(一九六〇年刊)は、民俗学者・宮常一の代表作とされている。代表作とされることに別に異存はないけれど、これは果して民俗学の学問的著作だろうかという思いを、私はずっともちつづけている。 思いきって、「旅の」とでも呼んだほうがすっきりする。旅をした結果、できた。また旅について人びとが語ったことを聞き書した。そんなふうに考えたほうが座りがいいのは、宮常一が生涯にわたって旅をする人、歩く人だったからかもしれない。この歩く人は、地方を歩きながら、人びとの暮らしのなかに入っていって農業技術や生活改革の相談相手になる強力な実践者でもあった。民俗学者の座る場所から、もともとハミ出している。 『忘れられた日人』は、全十三篇の文章を一つの民俗学的テーマが貫いているわけではない。また、一定の地域を対象にした何らかの報告でもない。一篇ずつが特有の色あいをもつエッセイ群で、そのなかでも

    宮本常一 ――歩かなければ見えないもの【連載第一回】|本のなかの旅|湯川 豊(エッセイスト)|本の話WEB