ロイター通信は、アメリカのトランプ大統領が来月、ホワイトハウスで安倍総理大臣と会談する際に、TPP=環太平洋パートナーシップ協定に代わる2国間の貿易協定締結に向けた、速やかな進展を求める意向だと伝えました。 それによりますと、来月行う方向で調整している日米首脳会談について、この高官は「安倍総理大臣の訪問を通じて、TPPに代わるものを探るつもりだ」と述べたということで、トランプ大統領が、会談の際に、TPP協定に代わる2国間の貿易協定締結に向けた速やかな進展を求める意向だと伝えました。 また、AP通信はトランプ大統領が近く、TPP協定の大半の参加国と2国間の貿易交渉を始めるための措置を取ると伝えています。 TPP協定はトランプ大統領が23日に、離脱するための大統領令に署名し、発効のめどが立たなくなりました。 トランプ大統領は26日の演説でも、「われわれはTPP協定から離脱し、アメリカの労働者を