「くそ野郎という感じで報道されている」 財務省の矢野康治官房長は11日の衆院厚生労働委員会で、前財務事務次官のセクハラ問題を巡る自身の国会答弁が配慮を欠くと批判されていることについて「顔写真付きでほとんど『くそ野郎』という感じで報道されているが、そんなことは申し上げていない」と反発し、正確に報道されていないと主張した。 矢野氏は4月18日の衆院財務金融委員会で、被害を受けた女性記者について「(名乗り出ることが)そんな… この記事は有料記事です。 残り233文字(全文443文字)
安倍政権は、従来の自民党政権と異なるように見えます。その一つが、不祥事への耐性の強さです。今年に入ってからでも、裁量労働制をめぐるデータの問題、森友学園に関係する公文書の改ざん、加計学園の「首相案件」問題、財務事務次官によるセクハラ、福井沖縄・北方大臣の女性問題など、これまでの自民党政権であれば、内閣の崩壊に至るような問題が続きながら、閣僚の一人すら引責辞任していません。それどころか、内閣支持率は下がりつつも、支持者の中にはさらに熱狂的に支持する動きすら見られます。安倍首相も、憲法改正という大仕事への意欲を保っているように見えます。 はたして、安倍政権とはなにか。従来の自民党政権の特徴や手法と比較するだけでは、見えてこないことが多くあります。そこで、安倍政権の特徴や目標について、解説します。この論考は、政権の肯定や批判が目的でなく、政権への支持・不支持を超えて、政権についての理解を広く共有
蓮舫・立憲民主党参院幹事長(発言録) 驚くべき発言が自民党議員から出た。加藤(寛治)衆院議員が「ぜひとも3人以上子どもを産み育てて欲しいという話を、20年以上結婚式で必ずあいさつをしている」「子どもが生まれない人は、人様の子どもの税金で老人ホームに行くことになる」と。 今の時代、本当に子どもが欲しくても努力をしてもなかなか恵まれない、心も体も財政的にも大変なご負担を強いられている方がいる。結婚する、しない、子どもを産む、産まないという選択も自分たちが決める。仕事も収入も不安定で、結婚したくてもできない人たちもいる。配慮に欠けた発言が当たり前に出てくる。本当に悲しくなる。 さらに、「セクハラ罪という罪はない」と言った麻生財務大臣の感覚を、伊吹(文明)衆院議長経験者が、それは正しいと。正しい、正しくないという話じゃない。伊吹さんも麻生さんも、財務省のセクハラ研修に何で出てくれなかったんでしょう
「森友学園」に国有地が8億円余り値引きされて売却された問題で、財務省がすでに「破棄した」と説明してきた学園側と財務省側との大量の交渉記録が残っていたことがわかりました。財務省は交渉記録を近く国会に提出する方向で調整しています。 しかし、関係者によりますと森友学園側と近畿財務局の担当者らとの間で行われた交渉記録が残っていることがわかったということです。 交渉記録は、土地の貸付や売却をめぐる交渉が行われていた当時のもので、数百ページに上り、籠池泰典前理事長と近畿財務局との間で行われた交渉の詳しいやり取りもあるということです。 財務省は、近く交渉記録を国会に提出する方向で調整していますが、「破棄した」と答弁してきた記録が残っていたことで、当時の答弁の整合性が問われることになりそうです。 交渉記録について、財務省の太田理財局長は11日の衆議院の財務金融委員会で「職員の手控えのようなものがないか調査
財務省の福田淳一・前事務次官のセクハラ問題で、麻生太郎財務相は11日午後の衆院財務金融委員会で、「(福田氏が)はめられた可能性は否定できない」とした同午前の同委での発言を撤回した。 麻生氏は、福田氏が辞任した先月24日の記者会見で、「(福田氏が)はめられて訴えられているんじゃないかとか、ご意見はいっぱいある」などと発言。厳しい批判を受けていた。この発言について11日午前の同委で現在の認識をただされ、「よく言われている話で、そういう可能性は否定できない。本当に事実かもしれない」と述べていた。 これを受け、午後の質疑で共産党の宮本徹氏が発言の撤回を要求。麻生氏は「福田前次官に関してはセクハラ行為はあったという前提にたって処分をした」として、「撤回させて頂く」と述べた。
森友学園との国有地取引に関する交渉の記録が財務省に残っていたことが分かった。学園側と交渉した記録は、佐川宣寿・前理財局長が「廃棄した」などと答弁して存在を否定してきた。同省は近く国会に提出する方向で調整している。 関係者によると、財務省が国会からの要請を受けて調査したところ、近畿財務局と学園側とのやりとりが記された職員の電子メールなどの記録が見つかったという。 財務省の太田充理財局長は11日の衆院財務金融委員会で、交渉記録について「手控えみたいなもので残っているものがないか調べますと答弁してきた」と説明。そのうえで「きちんと調べて、(記録が)あるんであれば、提出させて頂けるよう、できるだけ速やかにやらせて頂きたい」と述べた。
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部開設を巡り二〇一五年四月、学園や愛媛県幹部らが柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会した際、学園側出席者が「安倍晋三首相と加計孝太郎学園理事長が会食した際、『下村博文文部科学相(当時)が、加計学園は課題への回答もなくけしからんといっている』との発言があった」という趣旨の説明をしたことが、政府関係者の証言で分かった。この発言を受け、柳瀬氏は「課題への取り組み状況を文科省に説明するのがよい」と、学園側に助言したという。 このやりとりは面会に同席した県幹部が作成した文書に記載されている。下村氏はこれまで発言を否定。柳瀬氏も十日の衆参両院の参考人質疑で、「そのような話が出た記憶は全くない」と答弁したが、安倍首相が一五年四月二日の面会前から、学園の獣医学部開設計画を聞かされていた可能性が出てきた。 政府関係者によると、学園関係者が「(下村氏の指摘への)対応策について意
愛媛県職員は確かに面会し、発言もした――。加計(かけ)学園の獣医学部新設計画をめぐる柳瀬唯夫・元首相秘書官の国会答弁に、愛媛県の中村時広知事が11日、反論を展開した。柳瀬氏と県の主張の矛盾を追及しようと、野党は中村知事の参考人招致を要求。政権や与党は防戦一方だ。 「職員には地方公務員としての誇り、人間としての誇りもある」。11日、愛媛県庁内の会議室。中村時広知事は約40人の報道陣を前に語気を強めた。前日の柳瀬唯夫・元首相秘書官の答弁を「県の信頼にかかわる」とし、反論を繰り出した。 問題視したのが2015年4月2日に学園関係者と面会した際、県職員らが「いたかどうか分からない」とした柳瀬氏の答弁だ。この日、中村知事は面会した職員から改めて聞き取りを実施。「(会った、会わないという)問題に終止符を打ちたいという職員の思いがあった」とし、「物証」となる柳瀬氏の名刺の公開に踏み切った。 さらに「県職
今の日本では「反日」「親日」という表現が当たり前になってしまっているが、この種の表現はすべて保守派によるレッテルとして機能している。 同じ文脈は、朝日新聞(時に毎日新聞を含む)のような、どちらかというと左派のメディアに対する過度の批判も同様で、右派メディアが信頼できるかというとそういうわけでは決してなく、バイアスを前提にして読まなければならないのはどのメディアでもどの新聞社でも同じことだけれども、しかしそれでも保守派は左派メディアを「偏向」していると言って叩く。 ・・・ 以前、 中北浩爾「自民党―「一強」の実像 」をとりあげたけれども、これを参考にすると、大体次のようなことは言える。 いわゆる「右傾化」や、現在の自民党がきわめて保守派色の強い政権を擁立した理由には、2000年代の民主党が強かったという背景がある。 どちらかというと左派の民主党は、自民党を選挙で苦しめたし(郵政選挙のような例
今朝のドラめもん。日本銀行が展望レポートから「2パーセント程度に達する時期」を削除した件について。 http://www.doramemon7743.sakura.ne.jp/doramemon1805.html#180501 落とし前をつけて、きっちりけじめつけてくれれば何も変なところで変な事せんでもエエジャロという感じではあるのですが、間違ったというと死んじゃう病に掛かってしまっているので、折角総括検証やっても置物リフレマネタリーベース直線一気理論とか、期待に直接働きかける理論とかに無理がありましたサーセンって言わないで、前のを肯定しながら話をすすめるからロジックが完全崩壊しているだけのお話で、国会答弁にあわせて話を取り繕おうとして無茶苦茶になってしまったどこぞの国のスットコドッコイを彷彿させる残念さを示しております。 これは、「彷彿」ではなくて、そういうことなのだろうと思う。 いつも
私は、安倍内閣はもういいよ、もうやめてくれと思っているが、今般の朝鮮半島の情勢から、安倍内閣の外交を「蚊帳の外」論の類で批判するのは間違っている、あるいは根拠が薄いのではないかと思っている。外交は、それほど単純、かつ極めて近視眼的な視点から評価を下すものではない。それに、朝鮮半島の政治が全く分からない、ハングルも知らない自分にはそんな判断なんぞできない。 「蚊帳の外」論による批判から距離を置いているのは専門家にもいて、木村幹もその一人のようだ。となると、軽々な批判には私は乗れない。 ・・・ ただ、別の観点からいかがなものかと以前から思っていることなら書ける。 安倍内閣を支持している保守派は、以前から朝鮮半島や半島の人々をサンドバッグにする、きわめて差別的な言説を繰り返すことで、政治的なアイデンティティを確保してきた。 拉致問題でさえ、現実にはこれを国内政治のために利用することがまず第一に置
政治がつまらないのは、結局、右翼も左翼も同じだ、ということに尽きる。Aという問題が右翼に起こったとして、左翼がそれを批判する。ところが、似たような問題が左翼にも起こる。左翼はそれに口ごもるが、右翼は「お前もやっているじゃないか」と言い募る。 「右も左も逝ってよし」 なんぞというフレーズが昔ネットにあったように思うが、まさにその通りだと言いたくもなる。 ただ、「お前もやっているじゃないか」で終わっていてはいけないのではないだろうか。 汚職事件が露見した右翼を左翼が批判したものの、左翼も汚職事件をやっているので、右翼が「お前もやっているじゃないか」と言って、それで丸く収まったとしたら、それは「赤信号、みんなで渡れば怖くない」を実践しているだけでしかない。 それではいけないに決まっているので、そこでどうするかという議論がまず必要になるはずなのに、たいていの場合、そこでグダグダになって終わってしま
もしも僕が佐藤健だったら、あるいは、もしも僕が菅田将暉だったら、きっと今頃、カフェで茶をしばくだけで女性店員や周囲の女子たちをメロメロにして、いきなり「ずっと好きでした!」とか言われて、そんな女子たちににこやかに手を振り、「ありがとう、僕も好きだよ!」とか言って失神させていたかもしれません。共演する女優やアイドルを片っ端から口説き、多くの男性ファンを悲しみの涙に暮れさせることだって簡単です。でも、僕はきっと前世で犯罪か何かをしたのでしょう。現世ではブサイクに生まれてしまい、人生でモテたことなんて一度もありません。僕は佐藤健じゃないし、菅田将暉じゃないので、街を歩くだけでキャーキャー言われるようなイケメンではない。だから、モテないことを受け入れ、イケメンの100万倍の努力をすることで確かな愛を手に入れるしかないのです。そして、それは僕だけじゃなく、福田淳一事務次官も、米山隆一新潟県知事も同じ
「ヤバイ速が、止まらない」「月間データ量制限ナシ!つまり永年使い放題!」「ギガヤバ革命進行中!」ーー。 モバイルWi-Fiルーターなどを提供する「UQコミュニケーションズ」(東京都港区)の広告について、「ギガ放題」というプランを契約した男性が、実際には速度制限があったとして同社などに損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京高裁は4月18日、会社側の責任を認め、2万1239円の支払いを命じた。 通信の契約について、裁判で賠償が認められたことは極めて珍しい。今回、決め手となった証拠は、販売店で契約した際のやり取りを録音した「音声データ」だった。 男性の代理人を務めた平野敬弁護士に、今回の判決の意義と録音の重要性などについて聞いた。(編集部・出口絢) ●裁判までの経緯は? 男性はなぜ裁判に踏み切ったのか。まずその経緯を振り返る。 訴えたのは、当時都内のIT関連企業に勤務していた20代男性。男性は201
僕はかねてから「ネトウヨ=情弱」だと言っています。イデオロギー的な右派ではなく、ネットの情報を信じて、どんどん情弱になってしまった結果、思想が偏り、とうとう他人に迷惑をかけるレベルに達してしまったアホでしかありません。先日も「赤報隊に憧れる」という頭の悪さを発揮したネトウヨが朝日新聞本社の前で抗議活動をしていたのですが、カウンターに来た人たちにトラメガを向けてしまい、国立がんセンターの医師や看護師、さらには患者さんたちに迷惑をかけてしまいました。 大変素晴らしいことに、日本では「どのような思想を持っていても自由」ということが憲法で保障されているため、たとえ「朝鮮人を殲滅せよ!」みたいな頭の悪いことを考えていたとしても、思うまでは自由です。ただし、自由が認められているのは「思う」までです。ヘイトスピーチをしたり、他人に迷惑をかける嫌がらせをすることが認められるはずもなく、その一線を越えてしま
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