「女児を性的な対象として描いており、偏見を助長している」 「見た目で判断すること自体が女性蔑視なのではないか」 今、千葉県警が「Vチューバー」とコラボして制作した3分間の動画を巡って議論が起きています。交通安全PRにミニスカートの女の子のキャラクターを使うのはありか? なしか? これまで何度も繰り返されてきた「フェミニズム」と「表現の自由」を訴える人たちの分断。それぞれの主張の本意を探りました。 (千葉放送局 東葛支局記者 杉山加奈)
千葉県警が交通ルール啓発動画に起用したバーチャルユーチューバ―(Vチューバ―)の女性キャラクターについて、全国フェミニスト議員連盟が「性的だ」と問題視し、削除される事態に発展した。近年、公的機関による〝萌(も)え系美少女キャラ〟の起用に対しては同様の批判が相次ぎ、取り消しに至るケースも少なくない。キャラクターを制作した芸能事務所の女性は議連の批判に疑義を呈しており、表現の自由をめぐる論争が巻き起こっている。 期間終了前に動画削除「なりたい自分になれるのがVチューバー。性的なものは意図していない。見た目だけで判断されるのは納得がいかないし、それこそ女性蔑視ではないか」 渦中のVチューバー「戸定梨香(とじょう・りんか)」を制作した芸能事務所(千葉県松戸市)の板倉節子代表取締役は、産経新聞の取材にこう主張した。自身のツイッターでも同趣旨の持論を展開している。 Vチューバーは、動画を配信する人の動
女性キャラクターのVTuberが、千葉県警のYouTube動画に登場したのですが、「性的対象物として描写されている」と抗議を受け、削除される事態になりました。 千葉県松戸警察署などが7月に公開した交通安全のPR動画では、VTuberが自転車走行時のルールなどを説明しています。しかし、今月になって県警はこの動画を削除したのです。 そのきっかけは、松戸市議らが代表をつとめる全国フェミニスト議員連盟からの抗議です。 「セーラー服のような上衣で、丈はきわめて短く、腹やへそを露出しています。」「性的対象物として描写し、かつ強調しています。」 女性蔑視や性犯罪を誘発する恐れがあるなどとして、謝罪と動画削除を求めたのです。 今回の動画は、若い世代に興味をもってもらうため、作られたといいます。 松戸市民(20代)「かわいい」 松戸市民(20代)「(Qミニスカート気になりますか)いや全然」「アニメとかだとよ
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