東日本大震災の発生から11年。 被災地を含む北海道から関東の沿岸には、再び巨大地震と大津波が切迫しているとされています。 去年12月「日本海溝」の一部と北海道の沖合の「千島海溝」で深刻な被害想定が発表されました。しかし、次の巨大地震がいつ起きるか、どのくらいの大きさなのか、確実に知るすべはないのが現状です。 そこで研究者が注目しているのは地殻変動のデータです。 「見えない敵」をどのように知るのか?そこでわかってきたことは? 千島・日本海溝過去の痕跡から“大津波切迫” 千島列島から北海道の沖合にかけての「千島海溝」と「日本海溝」のうち、北海道の南から岩手県の沖合にかけての領域では、国が去年12月にマグニチュード9クラスの巨大地震の被害想定を発表し、最悪の場合死者は千島海溝で10万人、日本海溝で19万9000人に達するなどとしています。 これらの地域について国は“大津波が切迫している”としてい
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