避難する市民。イスラエル軍に空爆されたパレスチナ自治区ガザ地区ガザ市内で(2023年10月11日撮影)。(c)MOHAMMED ABED / AFP 【10月11日 AFP】国連人道問題調整事務所(OCHA)は10日、イスラエルによる空、陸、海からの集中攻撃を受け、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)から26万人以上が避難を余儀なくされていると発表した。 ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)による7日の奇襲を受け、イスラエルは報復攻撃を実施。イスラエル側の死者は1000人を超え、ガザ地区では900人が死亡したと当局が報告している。 OCHAはガザ地区の避難者数を更新し、26万3934人以上とみられると発表。この数はさらに増加する恐れがあると指摘した。 イスラエルは、すでに封鎖しているガザ地区を「完全包囲」し、食料と水、燃料、電気の供給を遮断している。国連(UN