トヨタの今一番のテーマは伸び悩む国内需要。特に“若者のクルマ離れ”は、トヨタの最大の悩み。 そんなおり、トヨタはカローラの若者向けラインを発表。それがカローラ・ルミオン。コンセプトは“ちょいワルカローラ!”(笑)。 同じカローラでもヒップホップ系。若いうちにトヨタ車に乗ってもらうことで、将来もずっと顧客になっていただこう……という目論見だろう。 若者っぽい=ヒップホップという感覚と、その文脈で“ちょいワル”という言葉が出てくるソフィスティケートされたセンスが若者のクルマ離れをますます助長させそうなナイスコンセプト! いやいや、いまどきの若者が好きなのはヒップホップよりもレゲエですよレゲエ。トランクに水耕栽培キットを装備して、パチンコ屋の駐車場に長時間放置しても熱がこもらない赤ちゃんBOXを完備すれば大ヒット間違いなし。あと、モバゲータウンと共同開発とかすればいいんじゃないか。
第1回 ピンクがあれば、女性にも売れるだろ?:太田百合子の「女性はケータイの“ココ”が気に入らない」 今や国内の携帯・PHSの契約数は1億を突破、人口普及率も81.3%に上り、子供からお年寄りまで日本ではほとんどの人がケータイを持っている。短絡的に考えるとその半分は女性……のはずなのだが、どうして女心の琴線に触れるケータイはこんなにも少ないんだろう。この企画は、そんな素朴な疑問から考えることにする。 私の周りの友人たちを見ていると、女性はケータイをなかなか買い換えないことに気がついた。もう、ほんっとに買い換えない。どうしても欲しい機能があるとか、バッテリーがそろそろダメになったっていうなら話は別だが、まだ使えるのに新機能が出たからといって、すぐ新しい端末に飛びつくような(つまり私のような)女性は、意外と少数派だ。 そんな感じだから、メーカーからしてみればなかなか買い換えない傾向の女性を相手
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ひさびさに人間中心設計(Human Centered Design=HCD)に関する話題を。 ここで書くのは、ユーザー調査から得られたユーザーの行動を構造的に分析するために用いる、5つのワークモデルについて。このワークモデリングの手法はContextual Designで用いられているものです。 ペルソナ/シナリオ法の使われ方に問題あり?で、なんで急にこんな話を書こうかと思ったかというと、世の中のペルソナ/シナリオ法の使われ方に疑問をもったからです。 前に「ユーザー行動シナリオは最初のデザイン」というエントリーで「ペルソナ/シナリオ法の肝は、実はペルソナのほうじゃなくてシナリオのほう」だと書きました。 しかし、世の中ではどうも「ペルソナ」という言葉のほうばかりが先走ってしま
曜日不定コラムです、こんばんは。先週の一番の話題といえば、 やっぱり 初音ミクを巡る職人の掛け合い芸 です。 期間は9/3~9/11、わずか9日の出来事でした。 ■ニコニコ動画 tag「初音ミクが来ない?来た?」 http://www.nicovideo.jp/tag/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%81%8C%E6%9D%A5%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%9F%E6%9D%A5%E3%81%9F%EF%BC%9F?page=1&sort=f&order=d まだご存じない方は、まとめ動画がありますのでそちらをご覧ください。 AmazonでVOCALOID2を注文したのに一向に届かない「ワンカップP」が 初代VOCALOID「MEIKO」を使って哀愁の動画を上げると、 既にVOCALOID2が届いているほかの職人たちが ミ
上田 尊江 TransAction Holdings, LLC. CEO Founding Partner 私は米国人の主人とラスベガスに住んでいる。実際に暮らしてみて、ラスベガスには世界で最も進んだものが二つあると知った。一つは言うまでもないがカジノビジネスだ。興味深いことに、ラスベガスのカジノは地域に密着した存在であり、観光客で賑わうストリップ通り近隣以外にも大規模施設が点在し、いずれも地元の住民が頻繁に訪れる場所になっている。 住民がカジノを訪れる目的は当然ギャンブルなのだが、そればかりではない。カジノには、レストラン、ファーストフード店、バー、映画館、ボーリング場、スケートリンク、美容室、スパ、プールなど、あらゆる娯楽施設が備わっており、地元民が家族揃って食事をとり、憩う場所でもある。ラスベガスに住んでいながら、私はギャンブルに全く興味がない。にも関わらず、一家団欒のため、主人や
手抜きとはいえない。けれど、本当に自分たちがつくりたいものをつくっている印象や、使ってもらう人の生活を豊かにしようなどという気持ちには欠ける仕事。 西村さんがそれと対比させているのは「丁寧に時間と心がかけられた仕事」です。 素材の旨みを引き出そうと、手間を惜しまずつくられる料理。表には見えない細部にまで手の入った工芸品。一流のスポーツ選手による素晴らしいプレイに、「こんなもんで」という力の出し惜しみはない。 西村さんはいう。「このような仕事に触れる時、私たちは嬉しそうな表情をする」と。 確かにそんな丁寧な仕事に出会ったとき、僕らは嬉しく感じます。モノや相手の行動をありがたく感じます。そうした仕事、そして、それらにかけられた時間や気持ちに価値を感じます。 一方で、はたして自分たちがそういう仕事をできているか、と考えると、どうしても疑問を感じずにはいられないのではないでしょうか。 最初からいい
サービス開始から1年半で600万人もの会員を集め、業績面でも絶好調のモバイルソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「モバゲータウン」。このサービスがこれまでが歩んできた歴史や広告の成功事例、そしてモバイル・コミュニケーションの将来について、運営元であるディー・エヌ・エーの代表取締役社長、南場智子氏が社団法人日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会主催のイベント「第16回WABフォーラム」にて語った。 電通総研のモバイル広告市場予測は保守的 インターネットを利用する際、ユーザーはPCからアクセスするというのがこれまでの常識だった。しかし、それはインターネット接続可能な携帯電話の普及によって少しずつ変化している。その兆しが見え始めた2004年に、PCベースのサービスからモバイルサービスへと主軸を移したディー・エヌ・エーは今、モバイル市場の広がりを実感しているという。 「2006年の実績
第4回 属性情報から行動情報へ 2007年8月30日 経済・ビジネスIT コメント: トラックバック (0) (藤元健太郎の「フロントライン・ビズ」第3回より続く) ■属性ターゲティング 現在のマーケティングの基本は「ターゲティング」にある。それはデモグラフィックな属性(性別、年齢、職業等)を基本とし、例えば都内在住、30歳の独身男性、金融業界に勤めている人であれば、こんなライフスタイルを過ごしており、こういう商品が欲しいはずだというアンケートなどから統計的に生み出されるパーソナリティの標準モデルを中心に組み立てていくものである。 そして、80年代頃から日本人の豊かさへの欲求が、物質的なものから精神的なものへと変化していく中で、画一的なデモグラフィックアプローチからサイコグラフィック的(心理学的属性。ライフスタイル、好み、価値観など)な因子に分けて多変量解析し、クラスターによるタイプ分類が
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