毎月第4木曜更新! お弁当と食中毒 みなさんは、お弁当や作り置きの料理を出したとき、クンクンと臭いを嗅いだりしないでしょうか? 美味しく食べられるかどうかを確認するためならよいのですが、じつは臭いや見た目の変化を観察しても安全かどうかはわかりません。 酸っぱい臭いやネバネバが出るのは、腐敗菌と呼ばれる雑菌が繁殖した場合です。黄色ブドウ球菌やサルモネラなど多くの食中毒細菌は、食べものの中で増殖していても基本的には味や臭い、見た目では判別できません。ですから、安全にお弁当をつくるためには、腐敗菌はもちろん、見た目では分からない食中毒細菌をつけない、増やさない対策が必要です。 特に気温と湿度の高くなる今の季節、常温で保管することの多いお弁当箱の中は食中毒細菌にとって、繁殖しやすい条件が整った環境になります。そこで、お弁当や作り置き料理を安全に美味しく食べるための工夫を段階別に紹介したいと思い
![管理栄養士パパのみんなの食と健康の話連載 – メタモル出版](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2c6ccd3b9f885db0fd6e778750fa997125d6fe70/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.metamor.co.jp%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F04%2Fkanrieiyoushi-148x210.jpg)