民主、支持率30%割れに動揺=「政権末期」の声も−時事世論調査 民主、支持率30%割れに動揺=「政権末期」の声も−時事世論調査 時事通信社の世論調査で内閣支持率が3割を切り、民主党内に動揺が広がっている。政権交代後初めて、政党支持率が自民党を下回ったことに対する危機感も強い。支持率回復の「特効薬」も見当たらない中、党内からは、求心力が低下した菅直人首相の政権運営を懸念する声が相次いだ。 「尖閣問題(への対応)を含め、国民の中に政権への不満があることは十二分に認識している」。前原誠司外相は12日の記者会見で、調査結果についてこう述べた。民主党幹部も「尖閣が影響したのは間違いない。支持率が上向く好材料もない」と語った。 党内では、支持率急落は尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件や、小沢一郎元代表の国会招致問題での首相の指導力不足が響いたとの見方がもっぱらだ。参院中堅は「何よりも菅政権に課題を真正面