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アジアと書評に関するTZKのブックマーク (2)

  • 【書評】鈴木妄想『新大久保とK-POP』★★★★★[絵文録ことのは]2011/08/09

    鈴木妄想著『新大久保とK-POP』(毎日コミュニケーションズ/マイコミ新書)を編集部から献いただいた。非常に興味深い内容で、最後まで一気に読み切った。 書はタイトルどおりK-POPから入って、新しいタイプのコリアンタウン化している新大久保を題材に扱っている。私自身がライフワーク的なテーマとして関わっている「アジアンポップス」と「場所論」と「多文化共生」が存分に盛り込まれていることもあって、まさにこういうを待っていましたという内容である。 ここ数日の「フジテレビ韓流ゴリ押し」問題とも絡み合うという意味ではタイムリーとも言えるが、それ以上に新大久保・K-POPを論ずるときに欠かせない一冊として長く参照されることになるはずである。ちょうど森川嘉一郎『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』がアキバ論で必須の文献となっているように。 以下、自分の興味に引き寄せての感想である。 アジアン・ポップスの

  • 『いんちきおもちゃ大図鑑』に見るアジア各国のガチすぎる「コレジャナイ」度

    『いんちきおもちゃ大図鑑―中国・ 香港・台湾韓国のアヤシイ玩具 (著:いんちき番長、加藤アングラ / 社会評論社刊) 「コレジャナイロボ」という玩具をご存じだろうか。 親が買ってきた、物とは微妙に違うロボットの玩具をイメージしたというその商品は、ノスタルジックな感情を呼び起こすアイテムとして、ちょっとしたヒット商品となった。 自分もコレジャナイロボを見て、「確かにコレジャナイよなぁ」と思ったわけだが、その意味合いとしては「『いんちきおもちゃ』としては、コレではちょっと小奇麗にまとまりすぎてるんジャナイ?」という具合だ。 僕たちが幼い頃に親から与えられた当のコレジャナイロボは、もっとフリーダムで、夢いっぱいというにはあまりにグロテスクであり、ロボットの足の裏には「MADE IN CHINA」という、まだ見ぬアジアの底知れなさを感じさせるワードが刻印されている。そんな存在だったはずだ。

    『いんちきおもちゃ大図鑑』に見るアジア各国のガチすぎる「コレジャナイ」度
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