タグ

ブックマーク / www.cyzo.com (42)

  • 「ジャニーズ出ないと視聴率取れない」の神話崩壊…TBS音楽特番が「出演ゼロ」でも“影響なし”の衝撃

    TBSテレビ「CDTV ライブ! ライブ!」番組公式サイト ジャニーズ系アーティストの出演が異例の「ゼロ」となったTBS系音楽特番『CDTVライブ!ライブ!100回記念SP』が9日に放送され、平均世帯視聴率が5.0%、個人視聴率が3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったとことが分かった。ジャニーズの出演があった9月の2時間スペシャルなどと比べて視聴率は大差なく、影響がさほど見られなかったことで業界内に波紋が広がっている。 3時間半にわたって放送された『100回記念SP』は、ジャニーズ不在となった一方、JO1、INI、BE:FIRST、韓国のENHYPENと非ジャニーズの人気ボーイズグループがそろい踏み。そのほか、Kyrie(アイナ・ジ・エンド)、櫻坂46、flumpool、WANIMAらが出演した。 これまで同番組は毎回といっていいほどジャニーズ系アーティストが出演しており、

    「ジャニーズ出ないと視聴率取れない」の神話崩壊…TBS音楽特番が「出演ゼロ」でも“影響なし”の衝撃
    TZK
    TZK 2023/10/11
  • テレビウォッチャー・てれびのスキマが選ぶ、2015年のテレビ事件簿【バラエティ編】

    2015年のバラエティ番組の顔といえば、やはりマツコ・デラックスだっただろうか。 これまでのレギュラーである『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)、『マツコの知らない世界』(TBS系)、『アウト×デラックス』『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)、『月曜から夜ふかし』(日テレビ系)、『5時に夢中!』(TOKYO MX)に加えて今年、『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)や『マツコとマツコ』→『マツコ会議』(日テレビ系)も始まった。日曜日以外全曜日にレギュラー番組があるという、文字通り「テレビで見ない日はない」といえる活躍。しかも、そのほとんどはメイン。『夜の巷を徘徊する』や『マツコの知らない世界』『マツコ会議』ではタレントの出演者はほぼマツコひとりという、ひな壇にタレントを多数集める番組が多い中、極めて異質な番組を作っている。そんな2015年のバラエティ番組を、振り返ってみたい。

    テレビウォッチャー・てれびのスキマが選ぶ、2015年のテレビ事件簿【バラエティ編】
  • テレビウォッチャー・てれびのスキマが選ぶ、2014年のテレビ事件簿【バラエティ編】

    「ダメよ~、ダメ、ダメ」 日エレキテル連合のこのフレーズが、新語・流行語大賞に輝いた2014年。流行語にはノミネートされなかったが、どぶろっくも「もしかしてだけど」の歌ネタで小~中学生を中心に大ブレークを果たした。お笑い芸人発の言葉がひとつもノミネートされなかった昨年と比較すると、お笑い芸人が注目された年といえるだろう。 思えば、今年はテレビのバラエティ番組史に残る激動の年だった。それはなんといっても、32年もの長きにわたり続いた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の終了だ。同じく20年以上の長寿番組だった『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)も最終回を迎えた。ある一時代の終わりを象徴するものだろう。 そんな2014年のテレビバラエティを振り返ってみたい。 “天才”バカリズムの躍進 今年のバラエティタレントMVPを挙げるなら、やはりバカリズムではないだろうか。『ウレロ☆未体験少女

    テレビウォッチャー・てれびのスキマが選ぶ、2014年のテレビ事件簿【バラエティ編】
  • いつも心に「ぺっこり45度」、再ブレイク中のずん・飯尾和樹を構成する“謙虚な毒”

    ずん・飯尾和樹とは、稀代のギャグメイカーであり大喜利テクニシャンでもある。振られたトークは必ずヒットで打ち返す。フェイスも愉快。それなのに、なぜか大ブレイクすることなく、今年で芸歴22年。しかし、昨年あたりからじわじわと世間が飯尾熱を帯びだしたことに、アナタはお気づきだろうか。中堅ベテラン芸人ブームの一角を担う存在でありながら、どこか正体不明。今一番気になる芸人、飯尾和樹の魅力をどこよりも早く、かつ濃密に解き明かす! ――2012年からの怒涛の「飯尾フィーバー」に対して、ご自身はどう思われていますか? 飯尾和樹(以下、飯尾) いやいやいやいや、そんなことはないですよ。 ――芸人界でも非常にミステリアスな存在である飯尾さんが普段どんなことを考えているのかを、今日はぜひともお伺いしたいと。 飯尾 まったくもって普通ですよ……住むんだったら、日当たりのいいところがいいとか。 ――(笑)。では、飯

    いつも心に「ぺっこり45度」、再ブレイク中のずん・飯尾和樹を構成する“謙虚な毒”
  • 「なぜ、お城型のラブホテルは消えたのか?」目からウロコの“エッチ空間”の歴史学

    幼い頃、街中にそびえ立つお城を見て、不思議に思った読者の方も多いのではないだろうか。年齢を重ねるにつれ、あのお城がラブホテルだったことを知り、その後、自らも利用するようになる。今ではすっかり、あのお城を見なくなってしまったが……。 そんな日の性愛空間について、連れ込み旅館からモーテル、そして現在のラブホテルまでを豊富な資料と共に考察したのが『性愛空間の文化史』(ミネルヴァ書房)だ。著者の金益見氏に、1970年代以降から現在までのラブホテルの流れを中心に話を聞いた。 ――ラブホテルに興味を持ったのはなぜですか? 金益見氏(以下、金) 小学生の時、テレビドラマで殺人事件の現場として描かれていたのがラブホテルで、その時、初めてラブホテルを認識しました。中高生になると、「ベッドの下に死体がある」とか「注射器が置いてある」といった、危険なイメージの噂を耳にするようになりました。ですから、ラブホテル

    「なぜ、お城型のラブホテルは消えたのか?」目からウロコの“エッチ空間”の歴史学
  • やっぱり!「コミュ力ない人間は不要」アニメ業界の求める人材はコレだ!

    アニメ業界が、業界志望者たちに求めるスキルとはなにか。そして、それは大学や専門学校などの育成機関で教えることができるものなのか? 1月13日、日動画協会が主催する「アニメ・クリエイター育成ビジョンづくり 産学共同推進プロジェクト」のキックオフ・シンポジウム「現場からの報告:教育機関のカリキュラム・産業界の人材育成」が、秋葉原の同協会会議室で開かれた。 アニメが日のコンテンツ産業の核であり、海外にも輸出できる商品力の高い物であることは、間違いない。ところが、今後のアニメ産業の核となる人材を育成する方法は、いまだ確固たる物とはなっていない。このプロジェクト教育機関とアニメ産業界の人材育成の考え方を検証し、共同で環境や方法を検討するというものだ。 この日のシンポジウムでは教育界・産業界双方からパネリストが出席し、現状と、これまでの人材育成の状況についての意見交換が行われた。 冒頭、2010

    やっぱり!「コミュ力ない人間は不要」アニメ業界の求める人材はコレだ!
  • 練り続けて25年! 家族の絆を繋ぐ遊べるお菓子「ねるねるねるね」秘話!

    アナログとデジタルの過渡期であった1980年代。WiiもPS3もなかったけれど、ジャンクでチープなおもちゃがあふれていた。足りない技術を想像力で補い、夢中になって集めた「キン消し」「ミニ四駆」「ビックリマンシール」……。なつかしいおもちゃたちの現在の姿を探る! 「ねるねるねは……ひっひっひ。練れば練る程色が変わって、こうやってつけて、……うまい!」 テーレッテレー! このフレーズを耳にした瞬間、満面の笑みを浮かべる魔女の姿が脳裏に浮かんだ人も多いのではないだろうか。そんな読者には言うまでないが、今回取り上げるのは1986年の登場以来、四半世紀にわたって、化学的な驚きとミステリアスな味を子どもたちに提供し続けているおもしろお菓子「ねるねるねるね」だ。カップ1杯の水と2種類の粉を混ぜ合わせると、クリーム状のお菓子が次々と色を変え、そして物凄い勢いで膨張していく! まるで魔法のようなお菓子に、全

    練り続けて25年! 家族の絆を繋ぐ遊べるお菓子「ねるねるねるね」秘話!
  • 午後7時台が激変! テレビ誌が書けない春のテレビ大改編裏事情(前編)

    2008年の”リーマン・ショック”以降の経済危機の中、各企業は広告出稿を大幅に減らし、テレビ局は広告収入が激減。09年度末の最終決算では、フジテレビ以外は軒並み赤字を計上すると予測されている。 テレビ朝日が深夜0時台の番組を一挙に終了させて、昨年10月から開始した『お願い!ランキング』に代表されるように、各テレビ局は今、いかに低予算で視聴率が獲れ、スポンサーが付く番組を作るかが至上命題となっている。昨年春、大幅に改編した各局のタイムテーブルが、この春、さらに大激変を遂げる。そこで、各局別に終了する番組と新番組を検証。裏話を交えつつ、前後編の2回で春改編の真相に迫る。今回の改編の”目玉”をある週刊誌記者は次のように明かした。 「大きく変わるのは、日テレビとTBSの月~金、午後7時台。それぞれ大幅に以前より視聴率を下げた日テレの『SUPER SURPRISE』枠、TBSのニュース番組『イブニ

    午後7時台が激変! テレビ誌が書けない春のテレビ大改編裏事情(前編)
  • 「激安宿に泊まりたい!」ドヤ街で一泊1,000円代の宿に泊まってみる

    珍奇なものをこよなく愛するライター・北村ヂンが、気になったことや場所にNGナシで体当たり取材していく【突撃取材野郎!】。第3回は、最近変貌を遂げている山谷の街をぶらり。 これから春休みシーズンに突入し旅行に出かける人も多いと思うが、ホテルなどに宿泊する料金は一泊どれくらいを想像するだろう。まあ一般的なホテルで一万円前後、安いビジネスホテルでもせいぜい5,000円程度といったところだろうか。ところが世の中には一泊1,000円代、ヘタしたら1,000円以下で泊まれちゃう宿があるのだ。もちろんネットカフェとかじゃないよ。 その手の激安宿が集まるのが、いわゆる”ドヤ街”と呼ばれる地域。東京の「山谷」、横浜の「寿町」、大阪の「あいりん地区」などがその代表格だろう。ま、要は日雇いのおっちゃんばっかいる街だ。 それ故にドヤ街は、宿泊費は安いもののものすごーく治安が悪いイメージがある。現に以前取材で訪れた

    「激安宿に泊まりたい!」ドヤ街で一泊1,000円代の宿に泊まってみる
    TZK
    TZK 2010/02/25
  • 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(中編)

    ■前編はこちら ──でも、総量をあらかじめ決めるってのも、ちょっと勇気がいりませんか? もしかしたらもっと上にいけるかもしれないのに、その可能性も奪ってしまうというか……。 伊 さんまさんとか見てると、まだ売れたい感じするでしょ? すげえなって。紳助さんくらいになってもまだ不安があって、「えー、なんで?」って思うじゃん、俺なんかからしたら! そんな地位にいっても不安になるんだったら、もう売れる気ないわ俺……って。俺、みのもんたさんみたいに、息するように芸能界にいるのムリだし……。絶対、みのさんにとって芸能界は銀座のお店の延長なんだろうな、きれいな人もいっぱいいるし……。 ――なるほど。それはかなり分かります。 伊 あの~、満たされるパーセンテージって以前と変わりました? かつて孤独だった時代と、こうして雑誌に連載を持ったりとか、人に会ったりしている今と。今も、瞬間瞬間は満たされたとしても、

    伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(中編)
  • 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(前編)

    モテない、金ない、華もない……負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第8回のゲストは、ラジオDJ、タレント、テレビ番組の企画演出など幅広く活躍する、あの伊集院光さんです! [今回のお悩み] 「コンプレックスが昇華しないです……」 ──ギャー! 物の痴豚さま(ファンの間での伊集院さんのあだ名)だ! デッカイ! ラジオも聴いてるしDVDも面白かったです! すみませんがよろしくお願いします! 伊集院(以下、伊) ……あ、ありがとうございます。よろしくお願いします。 ──うわ! ラ、ラジオと同じ声だ……! あの、さっそく相談なんですけれど、私、ものすごくコンプレックスにまみれた人間で、何をしても不安で、満足感を得られないんです。 伊 はい。 ――そのコンプレックスを「自虐」って形で文章にしたら、コンプレックスが昇華されて、もっとすっきり明るく暮らせ

    伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」(前編)
  • 「批評のジェノサイズ」著者が語る、サブカルチャーの悪習と御用ライターの罪と罰(中編)

    ■前編はこちらから ──それでは、今年のサブカルチャーの各ジャンルからベスト作品、気になった作品、ワースト作品などを挙げていただければと思います。 宇野常寛(以下、宇野) 映画からいきましょうか。去年の代表作が『ダークナイト』、『ノーカントリー』だとするなら、今年の映画でその2作に相当するのは『レスラー』と『グラン・トリノ』になると思うのですが、僕は圧倒的に去年の2作を推します。今年の2作はもちろん完成度は高いし、良い映画であることは間違いありません。ただ、明らかにどちらもおじさんの自己憐憫映画になっているという点で甘くなっています。国内ではイデオロギー的に共感するという理由で、すごく党派的、盲目的に褒められているように感じますね。 同じイーストウッドものだったら『チェンジリング』のほうが完成度は高いわけですし。『ダークナイト』『ノーカントリー』的行き詰まりと『グラン・トリノ』『レスラー』

    「批評のジェノサイズ」著者が語る、サブカルチャーの悪習と御用ライターの罪と罰(中編)
  • 「批評のジェノサイズ」著者が語る、サブカルチャーの悪習と御用ライターの罪と罰(前編)

    月刊サイゾー連載時より、関係各所で自爆・誤爆を引き起こした名物連載「サブカルチャー最終審判」。宇野常寛氏と更科修一郎氏が、アニメ、映画、ドラマ、マンガ、小説……の批評・評論の慣れ合いや御用ぶりをメッタ斬る”お口の悪さ”が際立った連載だったが、その内容は一読の価値アリとも言われる「ごもっとも」なもので、一部からは高い評価を受けた。 その連載が書籍化して1カ月、著者である宇野氏にインタビューを敢行し、今だから話せる連載の経緯や”自爆・誤爆ぶり”、さらにはサブカルチャー各ジャンルの話題になったコンテンツについて話を聞いた――。 ──(誌読者は説明不要ですが)まずは日刊サイゾー読者のために『批評のジェノサイズ』の概要を教えてください。 宇野 近年のサブカルチャー、それぞれのジャンルにどんな流れができていたのかということを分かりやすく解説している内容になっていると思います。それはもちろん、業界地図

    「批評のジェノサイズ」著者が語る、サブカルチャーの悪習と御用ライターの罪と罰(前編)
  • 「AKB歌劇団」演出の広井王子がマジギレ!! 浮かび上がる運営との不協和音

    日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > AKB・坂道系  > 「AKB歌劇団」演出の広井王子がマジギレ!! 浮かび上がる運営との不協和音 新曲「RIVER」がチャート1位を記録し、週刊誌「週刊朝日」(朝日新聞出版)の表紙を飾るなど、名実共に”国民的アイドル”となったAKB48。そんなメンバーたちの活躍とは裏腹に、ずさんなAKB48の運営は未だ問題視されている。このほど行われたAKB48初のミュージカル「AKB歌劇団∞Infinity」でも、演出を担当した、舞台『サクラ大戦』などで知られる広井王子との間に”確執”が浮上した。 生の舞台にこだわる広井が自身のブログで、関係者から「歌が不安定だから、(番は)録音で口パクを」といわれ、広井が断固拒否したことを明かしたものの、後日その部分をブログから削除。さらに、スタッフに対して「舞台に真摯に向き合い勉強をして頂きたい」と苦言を呈した

    「AKB歌劇団」演出の広井王子がマジギレ!! 浮かび上がる運営との不協和音
  • 『いんちきおもちゃ大図鑑』に見るアジア各国のガチすぎる「コレジャナイ」度

    『いんちきおもちゃ大図鑑―中国・ 香港・台湾韓国のアヤシイ玩具 (著:いんちき番長、加藤アングラ / 社会評論社刊) 「コレジャナイロボ」という玩具をご存じだろうか。 親が買ってきた、物とは微妙に違うロボットの玩具をイメージしたというその商品は、ノスタルジックな感情を呼び起こすアイテムとして、ちょっとしたヒット商品となった。 自分もコレジャナイロボを見て、「確かにコレジャナイよなぁ」と思ったわけだが、その意味合いとしては「『いんちきおもちゃ』としては、コレではちょっと小奇麗にまとまりすぎてるんジャナイ?」という具合だ。 僕たちが幼い頃に親から与えられた当のコレジャナイロボは、もっとフリーダムで、夢いっぱいというにはあまりにグロテスクであり、ロボットの足の裏には「MADE IN CHINA」という、まだ見ぬアジアの底知れなさを感じさせるワードが刻印されている。そんな存在だったはずだ。

    『いんちきおもちゃ大図鑑』に見るアジア各国のガチすぎる「コレジャナイ」度
  • 「どうにでもなれと思った」 “VOCALOID”の2年を人気声優とともに振り返る2時間

    学祭シーズンに突入した11月1日、明治大学ではトークショー「VOCALOIDまつり IN 明大祭」が催された(主催:アニメ・声優研究会)。初音ミクで有名なバーチャル歌手音源ソフト「ボーカロイドVOCALOID CVシリーズ」にてサンプリングキャラクターボイスを演じた声優と制作開発元のクリプトン・フューチャー・メディアを招き、ボーカロイドについて洗いざらい語ってしまおうというもの。主役は言うまでもなく、キャラクター・ボーカル・シリーズ各タイトルのボイスを吹き込んだ藤田咲さん(初音ミク)、下田麻美さん(鏡音リン・レン)、浅川悠さん(巡音ルカ)のお三方だ。 「VOCALOIDまつり」というタイトルは、去る8月31日に開催されたライブイベント「ミクFES’09」と意味するところはほぼ同じである。要するにアイドルフェスなのだが、アイドル歌手のお祭りイベントとちがうのは、当の歌手であるミク、リン、レン

    「どうにでもなれと思った」 “VOCALOID”の2年を人気声優とともに振り返る2時間
  • 「制作会社に採用されなくてよかった」原作者・竜騎士07の挫折と下克上(後編)

    ■前編はこちら ──作りたいものを作って受け入れてもらえた、数少ない成功例のうちのひとつなのではないですか。 竜騎士 たしかに、ゴハンをべていこうと思うシナリオライターの人たちに、好きなものを作れとは助言しづらい。私がいまこうして取材を受けているのも運がよかったからで、決して文才があったからではないのだと、肝に銘じています。好きなものを思い切り書いているから売れているんだと、寝ぼけたことを言うつもりはありません。しかし人に喜んでもらおうと思うと、どうしても顔色を窺った、おっかなびっくりな書き方になってしまう。書いていることそのものが楽しくないと宿らない「すごみ」を得るために、私はこれからも自分が書いていて楽しいものを書くでしょう。自分がその物語の最初の体験者である、と感じでもしなければ、何十万文字も何百万文字も書いていられません(笑)。書くことが楽しいという原点は忘れないようにしたいと思

    「制作会社に採用されなくてよかった」原作者・竜騎士07の挫折と下克上(後編)
  • 「制作会社に採用されなくてよかった」原作者・竜騎士07の挫折と下克上(前編)

    コミケでひっそりと売られていた同人PCゲームが次々に他メディアへ移植されて大ヒット──『ひぐらしのなく頃に』で竜騎士07が体験したのは紛れもなく、希有なジャパニーズドリームだ。専門学校卒業後にゲーム制作会社への就職を希望するも、あえなく撃沈。諦念を胸に公務員となった彼を、トップクリエイターへと押し上げる原動力とはなんだったのか? 実写映画が解答編にあたる2作目『誓』で完結。そのDVDが発売を迎えて『ひぐらし』にひと区切りがついたいま、7年間の足跡を訊いた。 ──『ひぐらしのなく頃に』原作ゲームの1作目『鬼隠し編』から足かけ7年。小説映画も完結して、集大成的な年になりました。 竜騎士 まさかこうして7年後にも話題にしているとは思いもよりませんでした。書いているときは無我夢中でしたから……。いま「7年経った」と言われて、驚いています。 ──ゲーム、マンガ、アニメ、映画と、メディアを替えつつ発

    「制作会社に採用されなくてよかった」原作者・竜騎士07の挫折と下克上(前編)
  • “超人”角川春樹 日本の暗部に挑む!! 「おれが『笑う警察』を撮ったワケ」

    実業家、文学者、俳人、冒険家、そして超人―― さまざまな肩書を持つ角川春樹氏が、果敢にもニッポン警察の”ウラ側”に切り込んだ超大作映画の監督・脚・製作を手がけたという。神の領域に達するべく、木剣を日に3万3100回振るう男が語る、作のウラ側、そして世界の真実とは? 気なのか、リップサービスなのか。ここ数年、「人間から脱皮し、神の領域に近づいている」「脳細胞が覚醒する」「刑務所で宇宙を見た」などのブッ飛んだ発言が注目を浴びている角川春樹氏。いよいよ神の領域に達したのか、『REX 恐竜物語』以来15年ぶりにメジャー作品でメガホンを取ることになった。佐々木譲の人気小説を原作とした『笑う警官』である。 なんと、監督に決定したのはクランクインの3週間前。急遽決まったのだという。角川氏はまず、そのウラ側を明かした。 「別の監督で撮ることになっていてね、キャスティングも撮影予定もすべて決まっていた

    “超人”角川春樹 日本の暗部に挑む!! 「おれが『笑う警察』を撮ったワケ」
  • 「お祭りが終わっただけ」 芸歴13年目のダンディ坂野が自身のブレイクを語る

    かつて「マツモトキヨシ」のCMをきっかけに一躍スター芸人に上りつめたダンディ坂野。しかしその爆発的な人気も、”一発屋”芸人の例に漏れず数年で下火に。このまま完全に鎮火してしまうのか?……と思いきや、最近、一皮剥けた彼が以前とはまた少し違う「いい味」を出していると業界内で評判だという。実は静かに進化していた芸歴13年目のダンディ坂野に、今考えていることを語ってもらった。 ――ブレイクを経験した後、仕事が減った時期は辛かったですか? ダンディ たしかに週2日しか仕事がなかった時もありましたね。しかもその仕事も「今、何されてるんですか?」っていう、「あの人は今」みたいな取材だったり(笑)。でも、ライブにも出てましたし、地方でCMも数やらせていただいて。貯金を崩すこともなくやってこれたので、正直そんなに辛いと思った事はないです。 ダンディ ないですね。よくブレイクした後に下火になると、衣装を脱い

    「お祭りが終わっただけ」 芸歴13年目のダンディ坂野が自身のブレイクを語る