「機動警察パトレイバー」実写版の記者発表を明日に控え、年内はその撮影でがっちがちのスケジュールの押井監督を、打ち合わせで新宿某所にいるという情報を聞きつけて、単行本告知企画のために収録をとお願いに参じたのですが、早々に迎撃されました。 「まあまあ、お、野田さんカップが空いてますね、もう一杯コーヒー如何ですか。監督も?」 「いや、僕はこのタバコ一本でもういかないと」 いやあ、とりつく島がありません。敵前上陸作戦はやはり無謀だったか!? 「連載でも話したけど、勝利条件をいくつも作っちゃダメなんです。僕に今必要なのは映画に賭ける時間であって、現場が厳しい戦いをしている中で、監督が他の仕事をしている余裕はないし、それを(スタッフに)見せるワケにはいかない。Yさんもそれは分かるでしょ?」 はい、百も承知です。「勝利のためには優先順位を明確にしろ」ということですよね…。捨てられた子犬の側としては、連載
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