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読書に関するTZKのブックマーク (26)

  • 【読書感想】嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する (光文社新書 1297) 作者:山 圭光文社Amazon Kindle版もあります。 嫉妬論~民主社会に渦巻く情念を解剖する~ (光文社新書) 作者:山 圭光文社Amazon 嫉妬感情にまつわる物語には事欠かない。古典から現代劇まで、あるいは子どものおとぎ話から落語まで、この感情は人間のおろかさと不合理を演出し、物語に一筋縄ではいかない深みを与えることで、登場人物にとっても思わぬ方向へと彼らを誘う。それにしても、私たちはなぜこうも嫉妬に狂うのだろう。この情念は嫉妬の相手のみならず、嫉妬者自身をも破滅させるというのに――。(「プロローグ」より)政治思想の観点から考察。 僕自身、SNSをみていて、他人の幸運に対して素直に祝福できない気持ちになったり、誰かに「結婚して子どもがいるだけでも勝ち組」とか言及されて、「そんなに簡単なものじゃないんだよ……」と

    【読書感想】嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    TZK
    TZK 2024/03/16
  • 面白かった本2022 - phaの日記

    毎年年末に書いている、今年面白かったを紹介する恒例の記事です。 去年の11月に『人生の土台となる読書』というブックガイドのを出したんですが、去年はそのを書くために大量のを読みまくってたせいで、書き終わったあと、しばらく反動で「を全然読みたくない……」という状態に陥っていました。 その時期が11月くらいまで続いていたので、ちょっと今回は少なめです。漫画はあいかわらず読んでいたので漫画を多めにしました。あと文章が読めない時期も短歌は読めたので、歌集もいくつか。そんな感じでお送りします。 漫画 縞野やえ『服を着るならこんなふうに』 カレー沢薫『ひとりでしにたい』 あちゅむち『エロティック×アナボリック』 入江喜和『ゆりあ先生の赤い糸』 安島薮太『クマ撃ちの女』 うすくらふみ『絶滅動物物語』 高橋ツトム『JUMBO MAX』 香山哲『プロジェクト発酵記』 エッセイ、ノンフィクションなど

    面白かった本2022 - phaの日記
  • 「世の中の理不尽さ」や「不都合な真実」を強調して、それでどうするの?(読書メモ:『ただしさに殺されないために』) - 道徳的動物日記

    ただしさに殺されないために~声なき者への社会論 作者:御田寺圭 大和書房 Amazon いま執筆を進めている「反ポリコレ」の参考になるかと思って『ただしさに殺されないために〜声なき者への社会論』を読んでいるけれど、案の定、まったく面白くない。 Amazonレビューにもある通り、「身もふたもない現実」や「不都合な真実」、世の中に存在する残酷さや不条理さを指摘するだけであり、その現実や不条理さについて社会はどう向き合うべきか、個人はどうやって対処するべきか、といった前向きな提言や解決策はほぼない*1。 さらに言うと、こののなかで提示されている「現実」や「真実」は実に恣意的に選択されている。たとえば、昨今では男性に比べて女性だけが解放されたり社会的に尊重されていたりすることを何度も取り上げて、そのことが(弱者である)男性に対してもたらす苦痛や苦悩や理不尽さといったものが繰り返し強調されるが、

    「世の中の理不尽さ」や「不都合な真実」を強調して、それでどうするの?(読書メモ:『ただしさに殺されないために』) - 道徳的動物日記
    TZK
    TZK 2022/06/17
  • [みんなのケータイ]「Kindle Unlimited」にひょっこり現れた“年間プラン”

    [みんなのケータイ]「Kindle Unlimited」にひょっこり現れた“年間プラン”
  • 「問題解決の場」としての図書館――スゴ本&読書猿対談 続篇 - はてなニュース

    対談者プロフィール Dain 書評ブログ「わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる」(スゴ)管理人。「そのが面白いかどうか、読んでみないと分かりません。しかし、気になるをぜんぶ読んでいる時間もありません。だから、(私は)私が惹きつけられる人がすすめるを読みます」 読書猿 「読書猿 Classic: between / beyond readers」管理人。正体不明。博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則、陽の当たらない古典から目も当てられない新刊までを紹介している。人を喰ったようなペンネームだが、「読書家、読書人を名乗る方々に遠く及ばない浅学の身」ゆえのネーミングとのこと。知性と謙虚さを兼ね備えた在野の賢人。著書に『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)。 谷古宇浩司 株式会社はてな 統括編集長/

    「問題解決の場」としての図書館――スゴ本&読書猿対談 続篇 - はてなニュース
  • うまい相談をするには?『超一流の相談力』作佐部孝哉 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ

    『超一流の相談力』作佐部孝哉 人を動かしてしまう すごい質問力 作者: 櫻井弘 出版社/メーカー: ワニブックス 発売日: 2016/08/29 メディア: 単行(ソフトカバー) Amazon Kindle の目次 第1章 超一流の「相談力」のウォーミングアップ(相談力によって、結果が大きく変わる 実は、多くの人が相談力のパワーに気づいていない ほか) 第2章 成功している人の相談力の磨き方(相談の準備不足が招いた失敗から学ぶ 最高のゴールだけでなく、最悪のゴールも決めておく ほか) 第3章 「深い相談」になる攻めの相談術(攻めの相談は気軽に頻繁にやる! 相談を断られない「オンリーワン相談法」を身につけよ ほか) 第4章 「まずい相談」を「うまい相談」に変える対処法(まずい相談をするときの「PNPサンドイッチ相談法」 相談時間を意識した「タイムプレッシャー相談法」 ほか) 第5章 あな

    うまい相談をするには?『超一流の相談力』作佐部孝哉 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
  • 読んでる本がつまらなく感じたとき、すぐ閉じる前に試すこと6つ - ダイナミック気晴らし

    「あれ、読み続けるのキツいかも」 読書をしていると、そんなに出会ったりします。 日々たくさん読んでると、10冊に1冊くらいは読み飛ばしたり流し読みしたり、中断したりしています。 そんなに遭遇した時にときに、わたしがやっている対処法を、備忘録的に書いておきます。 小説ではなくて、実用書・ビジネス書・自己啓発向きの方法だと思います。 時間が大切なのはわかるけれど、ももったいない 「」「途中」「つまらない」で検索すると、いろいろな意見がでてきますね。 その中で目立つのが、「時間が大切だからさっさとやめよう」という意見。 わたしも、時間が大切だという考えは同意できますが、 すっぱりやめるのは抵抗があって、今までかけた時間や手間、がもったいないと感じてしまいます。 そして、途中まで理解したのですし、どうせならなにか少しでも学べるところがあれば吸収したいです。 そういうわけで、早々にやめない

    読んでる本がつまらなく感じたとき、すぐ閉じる前に試すこと6つ - ダイナミック気晴らし
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    TZK 2017/01/21
  • 「恥」太宰治 - めちゃくちゃブックス

    太宰治の「恥」は、ある女の子が太宰らしき人物(戸田)の小説を読んで、 「自分がモデルにされているに違いない!」 と熱烈に思い込んでしまうという短篇である。 「戸田様。私は、おどろきました。どうして私の正体を捜し出す事が出来たのでしょう。そうです、当に、私の名前は和子です。そうして教授の娘で、二十三歳です。あざやかに素破抜(すっぱぬ)かれてしまいました。今月の『文学世界』の新作を拝見して、私は呆然としてしまいました。当に、当に、小説家というものは油断のならぬものだと思いました。どうして、お知りになったのでしょう。しかも、私の気持まで、すっかり見抜いて、『みだらな空想をするようにさえなりました。』などと辛辣(しんらつ)な一矢を放っているあたり、たしかに貴下の驚異的な進歩だと思いました。私のあの覆面の手紙が、ただちに貴下の製作慾をかき起したという事は、私にとってもよろこばしい事でした。 さ

    「恥」太宰治 - めちゃくちゃブックス
    TZK
    TZK 2016/04/30
  • 『遅読家のための読書術—情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ

    『遅読家のための読書術——情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』印南 敦史 遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣 作者: 印南敦史 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2016/02/26 メディア: 単行(ソフトカバー) Amazon Kindle 楽天 7net 読書術 遅読家のための読書術ということで、読むのが遅い人のための読書術について書かれています。 読むのが遅いという方が読まれると、「速く読む」参考になると思います。 ここに注目・言葉・名言 「を開く前には「目的」が必要です。僕たちは、調べたい言葉が決まっているから、辞書を開くし、知りたい情報があるからグーグルを開く。 これと同じように、を読むときにも、「漠然とした期待」のまま放置せず、「なにを得ようとしているのか」をはっきりさせるべきです。」(p.132)

    『遅読家のための読書術—情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』 - ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ
  • 「ニーベルングの指環」入門というか: 極東ブログ

    昨年の目標の一つは、ヴァーグナーの「ニーベルングの指環」を通して見ることだった。最終的な目標とまで行かなくても、来ならオペラハウスできちんと見ることだが、さすがにこの超大作となると事前の勉強なしで見ることは、事実上無理ではないか。作品は4作のシリーズで合計で15時間くらいになる。来ならこれを4日で上演するらしいが、現実のところかなり難しく、毎年1作で4年がかりということも多い。日でも現在4年がかりの2年目が終わったところ。私などはとりあえず、DVDで見るくらいである。 しかし、そもそも、そこまでして見るべき大作なのかというと、人にもよるだろう。好きな人は好きだろう。が、事前のお勉強を超えてまで見るほどの価値があるかというと、なんたらかんたら、ということで私などこの歳まで先送りしてきた。ヴァーグナーについては、先送りする理屈なども何かとつけやすい。しかし、とりあえず、見終えてみると、圧

  • 文芸評論家「本はリアル書店で買う」が鉄則の理由は | AERA dot. (アエラドット)

    文芸評論家 斎藤美奈子さん(59) (c)朝日新聞社 好きがハマってしまうのが、好きなジャンルのばかり読んでしまうこと。単なるルーティンではなく、いかに自分の枠の外に連れ出してくれると出会えるか。「読書のセレンディピティ」を求めて、文芸評論家の斎藤美奈子さんに話を聞いた。 * * * 書評を書いているせいか、「面白いを教えてください」と、よく聞かれるんですが、「わかりません」と答えます(笑)。誰にとっても面白い「万能の」があるわけじゃないから。自分にとって必要なを見つけられるのは、自分だけです。 選書眼を養うための鉄則は「はリアル書店で買う」こと。キーワードを入れて、ネットでを探すのは楽なようでいて、実はせっかくの学習する機会を捨てているようなもの。なぜなら自分が思いつくキーワードは、所詮、探しているを読む前の知識。自分の思考の範囲を超えません。 でもリアル書店へ行って、

    文芸評論家「本はリアル書店で買う」が鉄則の理由は | AERA dot. (アエラドット)
  • 「収入が少ないので貯金ができません」をいかにして解決するか - チェコ好きの日記

    なぞなぞです。あなたは今、経済的な悩みを抱えています。具体的にいうと、収入が少ないせいか、なかなか貯金ができません。 さて、そんなお悩みを解決したいと思ったとき、あなたが読むのは次のA~Eの5冊のうちどれですか? A 『年収200万円からの貯金生活宣言』 B 『松浦弥太郎の新しいお金術』 C 『鈴木さんにも分かるネットの未来 (岩波新書)』 D 『離散するユダヤ人―イスラエルへの旅から (岩波新書)』 E 『逃走論―スキゾ・キッズの冒険 (ちくま文庫)』 ★★★ 最初に種明かしをしてしまうと、なぞなぞといいましたが特に正解や不正解があるわけではありません。ちなみに私は上記の5冊、全部読んだことがあります。そして、A~Eは適当に並べたわけではなく、「収入が少ないので貯金ができない」という悩みに対して、Aに近いほど具体性が高い解決策を、Eに近いほど抽象性が高い解決策を提示してくれるを選んだつ

    「収入が少ないので貯金ができません」をいかにして解決するか - チェコ好きの日記
  • これまで書いた読書文具記事のまとめ。

    増えすぎて自分でもどれを書いたかわからなくなっていた読書文具系の記事を、あとがき的に補足を入れながらまとめました。こうしてみると読書文具って結構ありますね。 に目的を添える:スリップメモブロック。 【dansai works】 スリップ メモ ブロック (方眼グレー) -Slip Memo Block- 出版社/メーカー: 株式会社小林断截 メディア: この商品を含むブログを見る なぜ読み始めたのか?を考えるのって、効率的読書には欠かせないもの。目的が可視化されれば、忘れないので尚良いですよね。そんな時に「スリップメモブロック」。 読みさんの読書効果を3割増にする「スリップメモブロック」。 主に仕事関係の専門書でこの方法取ってるんですが、知りたいことをメモに書いてしおり代わりに挟んでます。問いに対する答えをから探す、みたいな。 に足跡を残す:BOOK DARTS。 人は忘れる生き物

    これまで書いた読書文具記事のまとめ。
  • 時代の証言。「80年代半ば、ファンタジーと名乗ると出版社から『売れませんよ』と言われた」(田中芳樹氏、アルスラーン戦記を振り返って) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    アルスラーン戦記が、角川のほうから(その後、版元は移籍した)出ていた2000年に出版された、解説に田中氏のインタビューがあった。 これは積ん読状態だったので、ぱらぱらとインタビューだけ読んでみて、面白かったところを抜きだす。 私が興味をひかれたのは例によって 創作やジャンルに関する歴史、系譜の話だ。 アルスラーン戦記読 (角川文庫) 作者: 田中芳樹,らいとすたっふ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2000/05メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見る(この前に「カタカナの題名では読者がついてこないと言われて『王都炎上』がメインタイトル、『アルスラーン戦記』が従になった」という話をしている) ――たった13年前のことなんですね。ついこの間のことでは…(遠い目)。現在では「カタカナのタイトルの異世界ファンタジーが、文庫書き下ろしスタイルで出る」という

    時代の証言。「80年代半ば、ファンタジーと名乗ると出版社から『売れませんよ』と言われた」(田中芳樹氏、アルスラーン戦記を振り返って) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
  • 『若者と貧困 いま、ここからの希望』を読んで - あああ読書記録

    若者と貧困(若者の希望と社会3) 湯浅 誠,冨樫 匡孝,上間 陽子,仁平 典宏 明石書店 2009-07-28 売り上げランキング : 290834 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net by ヨメレバ このでは、まずミクロの視点、貧困の当事者の若者の事例を紹介している。子供時代から現在までの事例を追っていくことで、貧困に陥る背景、要因は人生の様々なステージに存在し、様々な要素が絡み合い、負のスパイラルを形成し、貧困に陥る様子が報告されている。 貧困に陥る要因はとても身近で、自分にも当てはまっていたケースが多く存在していたことに気付かされる。なんとか不自由なく生活できていることは細かな”幸運”が重なっているからにすぎない。残念ながら貧困とは隣り合わせの社会で自分は生きている現実を思い知らされる。 細かな”幸運”とは、様々な資産(主に家族がもたらしてくれる生活する力)を身に付

    『若者と貧困 いま、ここからの希望』を読んで - あああ読書記録
  • 『本を読んだら、自分を読め』:紙魚:So-netブログ

    ・星新一はあえて古くならないように執筆当時の現代風俗に関する描写を避けたのだと、ご人から聞いたことがあります。 ・現実逃避というと、ネガティブなように聞えてしまうかもしれませんが、現実逃避をしようにも、想像力のない人はうまくいきません。その逃避先の現実を妄想できる能力が必要になります。 ・を開いて、何をいっているのかわからないというとき、自分はどういう状態なのかというと、「自分が何をわかっていないかということすら、わかっていない」ということ。 ・人として、最低限文化的な教養があるかどうかの目安は、自国語で書かれたを読むことが苦痛でないかどうかというところにあります。 ・は勝手に人を救います。とは、海で溺れたとき、波間に浮いている丸太のようなものです。丸太に「人を助けよう」という意志があるわけではありません。 ・現代におけるベストセラーとは、を普段買わない人がたまたま購入に至った

    TZK
    TZK 2014/01/20
  • 出版不況の解法として読む『本の声を聴け』

    棚を編集する」という仕事を見ていると、いま出版業界が直面している問題を解くヒントが見える。それは次の二点に集約できる。 年百冊読む一人よりも、年一冊読む百人の“パイを増やす” そのために、最大公約数の書棚に人を集めるよりも、人が集まる場に応じた棚をあつらえる 自転車操業な台所事情と、どの書店でも似たような書棚になっていることは、同じ根っこにある。年々膨れ上がる出版点数の実体は、前のの赤字を後ので埋める「自転車操業」が作り出した現象だ。結果、売場に並んでいる時間は相対的に短くなり、少しでも「動きが悪い」=「売れない」と判断されたは、取って代わられる。 この返のサイクルが早すぎるため、棚づくりまで手が回らず、取次からパターン配されたものを「並べるだけ」の場所になっているのが、今の書店だ。出版点数が多い割に、似たようなばかり並び、棚の魅力が失せている原因は、ここにある。屋の棚か

    出版不況の解法として読む『本の声を聴け』
  • ぼくは読むことも学ぶことも苦手だった/弱点は継続するための資源となるということ

    努力は嫌いだった。 〈努力してもこの程度〉と思い知るのが怖かった。 だから「努力で得られるものなんて高が知れてる」とうそぶいていた。 勉強は苦手だった。 やり方が分からなかった。 それ以上に、勉強したらどうなるのかが想像できなかった。 を読んでも、集中が切れるまで20分かからなかった。 だから一冊読み終えるのにほんとに5年くらいかかった。 大抵のは読み終わらないままだった。 を読むのが苦手だったから読書猿ははじまった。 何故そうなのか、今でもうまく言葉にできないけれど、いくらかでも人に手渡すように言うことができるとすれば、次のようになる。 弱点というのは多分、能力や才能、その他機会や資源の不足だけから、できているのではない。 それだけのことなら、人は忘却の淵に沈め、沈めたことすら忘れて、生きることができる。 イソップ寓話の狐のように、〈あのブドウは酸っぱい〉というレッテルを貼ることだ

    ぼくは読むことも学ぶことも苦手だった/弱点は継続するための資源となるということ
  • 言われなくても読んでおくべき岩波新書青版をオススメ順に力の限り紹介する

    今回は、すべて直球でいく。 新書は薄くて、安くて、易しい。 あとは内容が伴えば、読書ビギナーに第一推薦できる条件が揃う。 日の書籍のシリーズものの中で、名著が集中する度合いについて最強なのは、岩波新書の青版である。 これは周知の事実だから、個人運営のマイナー・ブログがわざわざ言わなくてもよさそうなものである。 しかし、言わずもがなのことを言わずに済ますなら、このブログはもう書くことがないのである。 加えて言えば、言われなくても分かっているべきと前提扱いされるものの多くは/少なくない人にとっては、言われないと分からないのである。 だから言わずもがなのことをあえていう。 何を読めばよいかと探しているのなら、岩波新書の青版を読むと良い。 岩波新書の青版のうち、どれを読めばよいか迷っているのなら、以下のものを読むと良い。 なんとなく、繰り返し勧めている気がしていたが、探してみるとかなり昔にメルマ

    言われなくても読んでおくべき岩波新書青版をオススメ順に力の限り紹介する
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