『トゥモロー・ワールド』を観てきました。 昨日、12月1日は映画の日だから、ということで、現在上映中の作品のなかでは一番SF・ファンタシィ寄りで派手な話っぽい、という理由で選んだのですが、これが予想外の名作でした。より派手そうな『エラゴン』が演ってればそっちを観るつもりだったので、ああ、向こうが封切り前で良かったな、と。 「トゥモロー」つながりの悲観的な未来を描いたSFということで、『デイ・アフター・トゥモロー』みたいな「B級感動大作」かと思いきや*1、「実録未来ドキュメンタリー」という感じで、何というか…非モテロリストの俺としても、二つの意味で感じ入るところがありました。 ひとつは、ヒロイックな「活動」について、もうひとつは、非モテにとっての「理想社会」についてです。 『トゥモロー・ワールド』は、人類から生殖機能が失われてしまった未来社会*2、そしてそのことが原因なのかどうかは明らかには