実は、このエントリを書く前に「自分の主張を自分で実践できないことが意味するもの」という内容を書こうと思っていました。「著作権過保護」のような主張をする人というのは、たいてい(メリットを享受するだけの)利用者なのですが、中には著作者側にもそのように主張する人がいます。ところが、こういう著作者の方に、ご自身の主張を、自身の著作物に当てはめて実践してみてはどうかと提案してみても、なかなか受け入れられません。結局、自分で実践できない主張というのは、その主張を他人が実践することがいかに難しいかを表してしまっているのです。 そんな中、ときどき読んでいた「音楽配信メモ」という津田大介氏のブログで、非常に興味深いニュースがありました。翔泳社から出版される『CONTENT'S FUTURE』に CC(Creative Commons)のライセンスが与えられているのだそうです。「著作者表示」「非営利」「改変禁