歌ものからノイズまで縦横無尽に行き来する奇才音楽家、山本精一。初のアコースティック・ギター・アルバムとして注目を集めた『LIGHTS』から2年半。アコースティック・シリーズ第2弾となる新作『palm』が完成した。今回も前作同様アコギによるインストゥルメンタル・アルバムで、即興演奏をベースにした多重録音。アコースティックの対極ともいえるテクノをテーマにして新境地を切り拓いた。ミニマル、アンビエントなどテクノではお馴染みのアプローチを、アコースティック・ギターでやるとどうなるのか――そうしたユニークな発想だけに留まらない、音響に対する細やかなこだわりも聴きどころ。アコースティック・ギターの新たな可能性を探求し、前人未到の領域に突入する『palm』について山本に話を訊いた。 ※試聴はこちら 完全にアコギでやると、 エフェクティヴな効果が一切禁止される ――『palm』は『LIGHTS』に続いて2
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