東京五輪・パラリンピック組織委員会は先週、発言問題で辞任表明した森喜朗会長(83)の後任に、五輪相だった橋本聖子氏(56)を選出した。これを受けて、菅義偉首相は、橋本氏の後任に丸川珠代元五輪相(50)を再登板させた。 橋本氏は、夏季、冬季合わせて五輪に7度出場したオリンピアンだ。1992年アルベールビル大会のスピードスケート1500メートルで3位となり、日本女子では冬季五輪初のメダルを獲得している。参院議員当選5回のベテランであり、会長としての資質は申し分ない。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長も「最適な人選」という声明を発表した。 過去のセクハラ騒動を取り上げる報道もあるようだが、橋本氏は真摯(しんし)に反省している。ネガティブシンキングなのか、誰がなっても、何をしても、いつも批判ばかりしている一部メディアも存在する。五輪開催まで5カ月余り。新型コロナウイルス対策に万