まず、国内のVPS事情についてだ。国内には、様々な事業者がVPSを提供している。中には、月々わずか500円足らずで借りることのできるVPSすら存在する。また、VPSでは足らずに、クラウドサービスを利用しているユーザもいる。これらのVPSでは、ディスク容量やCPUの数、スレッド数、メモリサイズなどで、事細かにサービス品目が異なる。 では、実際にいくつかのサービスについてみてみよう。 まずは、先ほど示したワンコインVPSだ。中で稼働しているOSは、Centos 5.5 だ。このサービスでは、同一サーバ上に、数多くのユーザを利用していると推測され、非常に動作が重いのが特徴だ。そこで、処理能力を計測すべく、下記のようなコマンドを実行してみた。 何はともかく、ディスクへの書き込みが異様に重いと感じる。 time sudo yum update real 6m15.104s user 0m5.041s