長野県南佐久郡南牧村にある国立天文台野辺山は6月5日、同天文台の45m電波望遠鏡を使った愛媛大学の小山舜平氏らによる研究チームの観測によって、「銀河が星を生み出す活発さには銀河の形が影響を与えている」とする定説をくつがえす結果が得られたと発表しました。 銀河にはさまざまな形をしたものがありますが、大きく分けると「円盤銀河」と「楕円銀河」の2つに分類することができます。 円盤銀河には、天の川銀河やアンドロメダ銀河をはじめとする渦巻銀河や、レンズ状銀河と呼ばれるものが含まれます。もう1つの楕円銀河は、先日ブラックホールの直接撮像に成功したM87のように、目立った構造がなく楕円型をしている銀河です。 円盤銀河に分類される「アンドロメダ銀河」(Astronomy Picture of the Dayより。Credit: Lorenzo Comolli)楕円銀河に分類される「M87」(Astrono