千代田区立図書館が運営する、オンライン上で書籍を予約し、自身が持つデバイス上で閲覧できる「千代田Web図書館」=東京都千代田区で2020年11月30日、吉田航太撮影 新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛が続く中、電子図書館(電子書籍貸し出しサービス)を始める自治体やその利用者が急増している。インターネット上で電子書籍を貸し出し、自分のスマートフォンやタブレットで好みの本が読めるサービスだ。米国などに比べ遅れていた電子書籍を巡る議論が進み、コロナを契機に国民の認知度が高まることが予想される。【尾崎修二/東京地方部】