動物と医療に関するagrisearchのブックマーク (443)

  • ヒトの胚の成長に必要な遺伝子、ゲノム編集で特定

    マウスの胚幹細胞を使った研究に臨む仏研究者(2012年2月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANNE-CHRISTINE POUJOULAT 【9月21日 AFP】英国の研究チームはこのほど、ゲノム編集技術を使った実験で、初期ヒト胚における「OCT4」遺伝子の役割を特定することに成功した。今回の成果は、不妊治療の増加につながる可能性もある。 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文によると、研究チームは、「CRISPR-Cas9」と呼ばれる遺伝子改変技術を使用して、受精卵からOCT4遺伝子を切り取った。同遺伝子をめぐっては胚形成時に重要な役割を持つと考えられていた。 論文の執筆者らは20日に発表したプレスリリースで、「受精した卵子は細胞分裂を繰り返し、約7日後におよそ200個の細胞でできた球状の『胚盤胞』を形成する」と説明。「今回の研究では、ヒトの胚が胚盤胞を正しく形成するため

    ヒトの胚の成長に必要な遺伝子、ゲノム編集で特定
  • 豪で皮膚の欠損招く感染症広がる、有袋類の急増に関係との見方も

    コートジボワールのコングアヌ村で治療を待つブルーリ潰瘍の患者(2009年9月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/ISSOUF SANOGO 【9月21日 AFP】オーストラリアで、皮膚の欠損を引き起こす感染症「ブルーリ潰瘍」が広がっており、政府出資によるさらなる研究を求める声が高まっている。 ブルーリ潰瘍は、ハンセン病に似た皮膚病変を招く病気で、患者の多くはアフリカの一部など開発途上国で確認されている。病名は、ウガンダのブルーリ(Buruli)村で見つかったことに由来している。 オーストラリアでは1930年代にビクトリア(Victoria)州で初の罹患(りかん)者が見つかった。以来同州の州都メルボルン(Melbourne)の南方に位置するベラリン半島(Bellarine Peninsula)を中心に患者数が増えている。 同市オースティン病院(Austin Hospital)のポール・ジョ

    豪で皮膚の欠損招く感染症広がる、有袋類の急増に関係との見方も
  • 脂肪を溶かす貼り薬、米研究者らがマウス実験で開発 人に応用可の期待

    浜辺に座る女性。仏海外地域ニューカレドニアのヌメアにて(2014年12月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/THEO ROUBY 【9月18日 AFP】米国の研究者らがマウスを使った実験で、脂肪を溶かすスキンパッチ(貼り薬)の開発に成功したと発表した。人の肥満や糖尿病治療にも応用可能かどうか、今後の研究で探っていく。 米国化学会(American Chemical Society)発行の学術誌「ACS Nano」に15日発表された論文によると、このスキンパッチはナノテクノロジーを利用して体内の代謝を上げ、エネルギーを蓄積する白色脂肪を、エネルギーを燃焼する褐色脂肪へと変化させることができる。マウスを使った4週間の実験では、スキンパッチが貼られた部分の脂肪が20%減少した。 論文の共同執筆者で、米コロンビア大学メディカルセンター(Columbia University Medical Cen

    脂肪を溶かす貼り薬、米研究者らがマウス実験で開発 人に応用可の期待
  • 産総研:脳卒中後に生じる痛みを解明し治療するためのモデル動物を確立

    治療が困難な脳卒中後疼痛の症状を忠実に再現するモデル動物を開発 脳卒中後疼痛を引き起こすメカニズムの解明に貢献 脳卒中患者の大きな苦しみとなっている病的な痛みを根治する治療法の開発と評価に貢献 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)人間情報研究部門【研究部門長 持丸 正明】システム脳科学研究グループ 長坂 和明 技術研修員(日学術振興会 特別研究員・筑波大学大学院人間総合科学研究科 博士後期課程学生)、高島 一郎 研究グループ長、松田 圭司 主任研究員、肥後 範行 主任研究員は、脳卒中後に生じる痛みである脳卒中後疼痛のメカニズムの解明や、脳卒中後疼痛のために開発した治療法を評価するためのモデル動物を開発した。 今回、モデル動物であるサルの脳で、皮膚に触れたときの感覚の情報(体性感覚情報)を中継する視床の後外側腹側核に局所的な脳出血を作成し、感覚

  • ダウン症のマウス、生まれる前に症状改善する化合物発見:朝日新聞デジタル

    妊娠中のマウスに与えることで、生まれてきたダウン症の子どもマウスの症状を改善する化合物を、京都大の萩原正敏教授(化学生物学)らのグループが見つけた。5日、米科学アカデミー紀要に発表する。 ダウン症は人間だと23対ある染色体のうち21番目が1多くあるために起こる。遺伝子が過剰に働く影響で知的障害や先天性の心臓病などを引き起こす。妊娠中、胎児がダウン症かどうかは調べられるが、根的な治療法はない。 研究グループは、ダウン症の人では神経細胞の増加を抑える遺伝子が過剰に働いていることに着目。この遺伝子の働きを妨げ、神経細胞の増殖を促す化合物を探し出した。 妊娠中のマウスにこの化合物を口から与えると、生まれたダウン症のマウスで脳がきちんと成長したのを確認。ダウン症の子どもマウス12匹の学習能力を迷路を使ったテストで調べると、通常のマウスと同水準だった。別のマウスに与えると神経細胞が増えていた。 ダ

    ダウン症のマウス、生まれる前に症状改善する化合物発見:朝日新聞デジタル
  • マダニ感染症の謎を追う|NHK NEWS WEB

    森林や草地などにいるマダニが媒介する感染症、SFTS=重症熱性血小板減少症候群。国内での死亡率は20%にのぼりますが、有効な治療法はありません。ことしは発症者の数が8月6日までに64人と、統計があるここ5年間で最も多くなるなど猛威をふるっています。さらに、ペットの犬や、動物園のチーターでも感染が確認されるなど、その影響は私たちの生活圏にまで広がりつつあるようです。SFTSウイルスを持ったマダニは、どこまでどのように広がっているのか、そして対策は。謎の多いSFTSウイルスとマダニの分布について最新の研究成果から迫ります。 「体がしんどい。普通とは違う。ふわふわする感じ」 SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」に感染した男性の声です。 すぐに入院しましたが38度の高熱が下がらず、事も取れない衰弱した状態が続きました。緊急手術で一命は取りとめましたが、5週間で体重が10キロ落ちたと言います。

    マダニ感染症の謎を追う|NHK NEWS WEB
    agrisearch
    agrisearch 2017/08/31
    愛媛県「地域と一体となった対策…感染リスクの高い農家向けにはJAが啓発活動を行いました」
  • iPS細胞を応用 パーキンソン病改善をサルで確認 | NHKニュース

    ヒトのiPS細胞を応用して、神経の難病とされるパーキンソン病のモデルとなるサルの症状を、大きく改善させることに京都大学などの研究グループが成功し、来年度、治療法として国の承認を得るための臨床試験を実施したいとしています。 その結果、表情の変化や体の震えなどを点数化してパーキンソン病の症状の強さを表す指標は、当初のおよそ10ポイントが1年後に5ポイント程度になり、症状が大幅に改善したということです。 また、行動の様子を撮影して分析すると、移植したサルでは歩く時間がおよそ3倍に増えるなど運動能力も改善し、脳を調べると、移植した細胞のうちおよそ13万個が神経細胞になって働いていることがわかったということです。 iPS細胞を応用したパーキンソン病の治療をサルで行ったケースは、欧米で複数ありますがいずれも小規模な実験で、11頭のサルを使うことで有効性を科学的に示したものは初めてだとしています。 高橋

    iPS細胞を応用 パーキンソン病改善をサルで確認 | NHKニュース
  • 「病は気から」の仕組み、マウスで解明 北海道大:朝日新聞デジタル

    ストレスで胃腸の病気や突然死を招くメカニズムを、北海道大の村上正晃教授(免疫学)のチームが解明し、15日付のオンライン科学誌イーライフで発表した。ストレスで起こる脳内の炎症が関わっていた。「病は気から」の仕組みが裏づけられたといい、ストレス性の病気の予防や診断への応用が期待される。 チームは、睡眠不足など慢性的なストレスをマウスに与えた。そのマウスのうち、自分の神経細胞を攻撃してしまう免疫細胞を血管に入れたマウスの約7割が、1週間ほどで突然死した。一方、ストレスを与えただけのマウスや、免疫細胞を入れただけのマウスは死ななかった。 突然死したマウスを調べたところ、脳にある特定の血管部分にわずかな炎症があることを発見。炎症はこの免疫細胞によって引き起こされ、通常はない神経回路ができて胃腸や心臓に不調をもたらしていたことがわかった。 村上教授は「同じストレスを受けても、この免疫細胞の量や脳内の炎

    「病は気から」の仕組み、マウスで解明 北海道大:朝日新聞デジタル
    agrisearch
    agrisearch 2017/08/17
    「ストレスで胃腸の病気や突然死を招くメカニズム」
  • 狂犬病ワクチン、「格安」広がる 獣医師会は反発、なぜ:朝日新聞デジタル

    飼い犬への年1回の接種が義務づけられている狂犬病ワクチンをめぐって、獣医師がもめている。自治体からの委託で集団接種をしている獣医師会の設定料金に対して、獣医師会に所属しない獣医師が格安で実施。愛犬家にはうれしいことだが、獣医師会は「国民の健康を守るワクチンなのに、このままでは接種率が下がってしまう」と反発する。いったい何が起きているのか。 間獣医科医院(院・静岡県磐田市)は今年、ホームセンターなど21都府県の305カ所で狂犬病のワクチン接種を行った。料金は1回2千円(税抜き)。獣医師会の設定料金より3割ほど安い。「消費者サイドに立って、安全なワクチン接種を適正な値段でやっている」 こうした動きの広がりに対して、獣医師会からは「国民の健康のための事業で、ビジネス感覚でディスカウント(値下げ)が広く行われている」といった批判が出ている。 狂犬病のワクチン接種は、狂犬病予防法で義務づけられて

    狂犬病ワクチン、「格安」広がる 獣医師会は反発、なぜ:朝日新聞デジタル
    agrisearch
    agrisearch 2017/08/17
    「獣医師会にとっては重要な収入源で、その一部は獣医師向けの狂犬病の講習会など公益事業にも使われる。収入が減ると獣医師会が弱体化し、自治体による集団接種の実施に悪影響が出る、というのが獣医師会側の主張」
  • ゲノム編集、ブタ内在性ウイルスのリスク除去 ヒト臓器移植に光

    中国・北京の養豚場の子豚(2017年6月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/NICOLAS ASFOURI 【8月11日 AFP】子ブタのゲノムを編集し、内在するウイルスによる感染の危険を取り除くことに成功したとの論文が10日、米科学誌サイエンス(Science)のウェブサイトに公開された。ブタから人への臓器移植の実現に道を開く画期的な研究成果だ。 臓器移植の待機患者数は、米国だけでも約11万7000人に上り、毎日22人が移植日を待ち望みながら死亡しているという公式統計がある。今回の研究は、年々増え続ける待機者を大幅に減らし、多くの命を救うことにつながる可能性がある。 ハーバード大学(Harvard University)の遺伝学者、ジョージ・チャーチ(George Church)氏とルーハン・ヤン(Luhan Yang)氏は、デンマークや中国の研究者の協力を得て、今回の研究を行った。 研

    ゲノム編集、ブタ内在性ウイルスのリスク除去 ヒト臓器移植に光
  • News Up あなたのペット大丈夫?マダニ感染症 | NHKニュース

    森林や草地などにいるマダニが媒介する感染症SFTS=重症熱性血小板減少症候群。先月下旬までに国内で58人の死亡が確認されています。危険なSFTSのウイルスを運ぶマダニが、犬やなどのペットにもつくことがあることがわかってきました。ペットがSFTSに感染することはあるのか、人への感染、対策は。マダニ感染症の最新報告です。(ネットワーク報道部 高橋大地) ことし4月、山口大学共同獣医学部の前田健教授のもとに、西日の動物病院から連絡が入りました。前田教授は、5年前、日で初めてSFTSウイルスを分離することに成功した専門家です。

    News Up あなたのペット大丈夫?マダニ感染症 | NHKニュース
  • みんなで作る危険生物マップ(マダニ編)|NHK NEWS WEB

    マダニが媒介する感染症の特集ページ。犬やなどのペットも感染のおそれがあります。クローズアップ現代+との連動企画です。

    みんなで作る危険生物マップ(マダニ編)|NHK NEWS WEB
    agrisearch
    agrisearch 2017/08/09
    「SFTS推定感染地域と症例数」など
  • マイナー毒蛇から小5救う 血清開発したヘビ園に聞く対策の闇

    マイナー毒蛇から小5救う 血清開発したヘビ園に聞く対策の闇 7月末、ヤマカガシとみられる毒蛇にかまれた小5を救った血清は30年ほど前、群馬の観光ヘビ園によって開発されたものでした。研究者の自発的な研究があったおかげの救命、だったのかもしれません。実は、国内の毒蛇対策って、全体的にも危ういようで...

    マイナー毒蛇から小5救う 血清開発したヘビ園に聞く対策の闇
    agrisearch
    agrisearch 2017/08/05
    「科研費データベースにあるヤマカガシ血清研究の記録」
  • 3,328遺伝子ノックアウトマウスから疾患モデル発見 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)バイオリソースセンターの小幡裕一センター長、実験動物開発室の吉木淳室長、マウス表現型知識化研究開発ユニットの桝屋啓志ユニットリーダーらの共同研究グループ※が参加する国際マウス表現型解析コンソーシアム(IMPC)[1]は、3,328遺伝子のノックアウトマウス系統の表現型とヒト疾患の臨床的特徴との間の類似性を分析し、①360遺伝子のノックアウトマウス系統が既知の遺伝性希少疾患のモデルマウスとなること、②135系統が新たなメンデル遺伝病[2]モデル候補となること、さらに③これまで不明であった1,092の遺伝子の機能を解明しました。 ヒトの遺伝子の機能や疾患における役割は、未解明な部分が多いのが現状です。この21世紀の生命医科学の最大とも言える課題に取り組むため、IMPCでは疾患モデル動物であるマウスを用いて、それぞれノックアウトマウス[3]を作製し、その生物学的特徴(表

  • がん細胞:「透明マウス」で観察 東大と理研チーム | 毎日新聞

    マウスの体内を特殊な溶液で透明にして、がんが転移する様子を細胞レベルで観察することに成功したと、東京大と理化学研究所の研究チームが5日付の米科学誌電子版に発表した。がん細胞の観察には臓器を切り出して分析する必要があったが、解剖しなくても転移の様子を細胞ごとに観察できるため、見落とすリスクが減り、転移の推移も詳細に分かるという。 チームはこれまで、マウスの血液中の赤い色素や脂質を除去し、全身を透明なゼリーのようにする方法を確立していたが、今回はがん細胞を光らせる蛍光たんぱく質を併用した結果、尾の静脈から注射された肺がん細胞が、2週間かけて臓器へ転移する経過を細胞レベルで観察した。

    がん細胞:「透明マウス」で観察 東大と理研チーム | 毎日新聞
  • マレーシア、狂犬病で子ども2人死亡 約20年ぶり

    マレーシア西部ヌグリスンビラン州で、道路脇に捨てられた料をべる野良犬(1999年4月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/JIMIN LAI 【7月5日 AFP】マレーシア当局は5日、狂犬病にかかった子ども2人が死亡したと発表した。同国で狂犬病による死者が出たのはおよそ20年ぶりだという。 狂犬病に感染したのはボルネオ島(Borneo Island)の農村地域に住む6歳の女の子と4歳の男の子のきょうだいで、4日に死亡が確認された。 サラワク(Sarawak)州の地方自治体やシム・クイ・ヒャン(Sim Kui Hian)州住宅相によると、死亡したきょうだいを含め3人が狂犬病に感染していた。狂犬病への感染のほとんどは犬にかまれることが原因だという。 シム州住宅相は、死亡したきょうだい2人が「脳死と診断され、2人の両親が生命維持治療をやめることに同意した」と明らかにした。またもう1人の患者も

    マレーシア、狂犬病で子ども2人死亡 約20年ぶり
  • やけど治療に「魚の皮」が効果的、ブラジルで新たな試み

    [26日 ロイター] - ブラジルで、やけどの新たな治療方法として、ティラピアという魚の皮を使った臨床実験が行われている。痛みを和らげるなどの効果があるという。 セアラ連邦大学の研究者らは、ティラピアの皮には人間と同じ程度の水分、コラーゲン、病気に対する抵抗力があることが分かったと指摘。治癒につながるとし、定期的な取り換えが必要なガーゼを使用するよりも傷みが少なく、かつ費用が抑えられると述べた。 アイテム 1 の 9  5月26日、ブラジルで、やけどの新たな治療方法として、ティラピアという魚の皮を使った臨床実験が行われている。痛みを和らげるなどの効果があるという(2017年 ロイター/Paulo Whitaker)

    やけど治療に「魚の皮」が効果的、ブラジルで新たな試み
    agrisearch
    agrisearch 2017/05/30
    「セアラ連邦大学の研究者らは、ティラピアの皮には人間と同じ程度の水分、コラーゲン、病気に対する抵抗力があることが分かったと指摘」
  • 「宇宙精子」使い健康な「宇宙マウス」が誕生

    国際宇宙ステーションに約9カ月間保管されていた精子から誕生した「宇宙マウス」。(PHOTOGRAPH BY TERUHIKO WAKAYAMA) フリーズドライ(凍結乾燥)されて地球の周囲を9カ月間周回し、強い放射線をはじめ、厳しい宇宙環境にさらされた「宇宙精子」から、健康なマウスの子が誕生したことが明らかとなった。 医療の専門家にとってはさほど驚くことではないが、いつか人類の地球外での生殖が可能になったときに、未来のスペースベイビーの誕生を助ける技術につながる結果かもしれない。この結果は、5月22日付けの「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」オンライン版に発表された。(参考記事:「火星移住―赤い惑星に人類が降り立つ日」) 宇宙で実際にセックスができるかどうかは、単純にニュートン物理学的な問題だ。その答えはまだ明らかになってはいないが(実際に試した人がいたとしても、まだ名乗り出てはいない)

    「宇宙精子」使い健康な「宇宙マウス」が誕生
  • オートファジーはマウスの聴覚に重要である | 東京大学医学部附属病院

    聴覚系の感覚細胞である、蝸牛有毛細胞は一度障害されると機能的回復は困難であり、その生存・恒常性維持は聴覚機能に非常に重要です。東京大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の藤千里助教、山岨達也教授らは、細胞の恒常性維持に重要であるオートファジーが、マウスの聴覚機能に重要な役割を果たすことを明らかにしました。 藤助教らは、オートファジーに必須の分子であるautophagy-related 5(Atg5)を有毛細胞にて欠損させた遺伝子改変マウスを作製し、有毛細胞におけるオートファジー活性が聴覚機能および細胞形態に及ぼす影響を検討しました。有毛細胞におけるAtg5の欠損により、マウスは先天性の高度難聴を呈しました。また、Atg5欠損マウス有毛細胞の組織学的検討では、14日齢において聴毛の変性、および一部の細胞の脱落を認めました。8週齢においては、有毛細胞の変性がさらに進行していました。

  • アナフィラキシーを抑える分子の発見

    発表者 中村 達朗(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 特任助教) 藤原 祐樹(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 修士課程2年) 山田 涼太(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 当時 学部6年) 藤井 渉  (東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 助教) 濱端 大貴(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 修士課程2年) 前田 真吾(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 当時 特任助教) 村田 幸久(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用動物科学専攻 准教授) 発表のポイント ◆マスト細胞にはプロスタグランジンD2(PGD2)合成酵素が多く発現していた。全身や肥満細胞特異的にPGD2合成酵素を欠損させたマウスや、PGD2受容体であるDPを欠損させたマウスでは、血管透過性の急激な上昇を伴う血圧や体温の低

    agrisearch
    agrisearch 2017/05/16
    「マスト細胞はヒスタミンを放出することでアナフィラキシー反応を引き起こすとともに、その反応の行き過ぎを抑えるために、PGD2を同時に産生していることが証明された」