【読売新聞】 秋田県の佐竹知事は21日の県議会一般質問で、脅迫的な発言や長時間にわたって要求を繰り返す「カスタマーハラスメント」(カスハラ)にあたる行為に対し、顧問弁護士への相談や警察への通報を 躊躇 ( ちゅうちょ ) なく行って
【読売新聞】 秋田県の佐竹知事は21日の県議会一般質問で、脅迫的な発言や長時間にわたって要求を繰り返す「カスタマーハラスメント」(カスハラ)にあたる行為に対し、顧問弁護士への相談や警察への通報を 躊躇 ( ちゅうちょ ) なく行って
奈良のシカ「虐待」疑いで波紋 獣医師通報、保護団体は否定―県と市が実態調査 2023年10月16日07時04分配信 「鹿苑」の特別柵内で飼育されているシカ=2日、奈良市 国の天然記念物「奈良のシカ」を巡り、保護活動に取り組む団体に所属する獣医師が「内部で虐待が疑われる」と県と奈良市に通報したことが波紋を呼んでいる。団体は「虐待は一切ない」と強く否定。県と同市は実態調査を進めており、月内にも結果が公表される見通しだ。 上げ馬神事主催者を告発 動物愛護法違反容疑で―市民団体 通報したのは、2018年から「奈良の鹿愛護会」でけがなどをしたシカを診察してきた丸子理恵獣医師。同獣医師によると、愛護会が運営する保護施設「鹿苑」のうち、農作物などに被害を与えたシカを収容する「特別柵」と呼ばれるエリアで虐待があったという。同獣医師は「栄養価が低い餌を与えたり、死亡した雄シカが通常の平均体重を大きく下回った
奈良公園内の施設でシカに十分な餌が与えられず、衰弱しているという通報が獣医師から奈良市に寄せられました。施設の運営団体は「しっかり餌を与えている」と反論していて、市は3日調査を行います。 奈良県から委託を受けて、奈良公園などに生息するシカの保護活動に取り組む「奈良の鹿愛護会」は、公園内で運営する保護施設「鹿苑」で、人に危害を加えたり、近隣の農作物を荒らしたりするなどしたシカを「特別柵」というフェンスに囲まれた場所で収容しています。 奈良市によりますと、先月19日、愛護会専属の獣医師から「『特別柵』では十分な餌が与えられずシカが衰弱していて動物虐待だ」などという内容の通報が寄せられたということです。 通報では、『特別柵』では通常より安い餌が与えられ、量も十分ではないために毎年、オスとメス合わせて70頭以上が死んでいるとしています。 これに対して、愛護会側は「収容されたシカ、特にオスのシカはふ
はじめに 2020年6月17日に「新潟県南魚沼市の山中にクマの親子3頭が放たれていた」というニュース動画が配信されました。このクマの親子は、2019年12月に同市市街地の診療所内で冬眠に入ろうとしていたところを麻酔銃で捕獲されたもので、かけつけた日本熊森協会が市に放獣を提案、協会が預かり三条市で一時的に飼育していました。この3頭が、5月上旬に南魚沼市の山中に放たれていたという内容です。この配信記事は投稿の翌日に削除されました。 7月現在、本件については熊森協会の公式HPやブログ、会員向け会報等で確認することができるのみで、同協会の努力により新潟県で唯一放獣が成功した事例として、チャリティサイトなどでも自らの成果として紹介されています。 しかし削除された配信記事中では、南魚沼市役所が「住民の合意を得たうえで放すことを考えていた」「放獣は協会の独断で行われ、遺憾」とコメントしており、協会が喧伝
全国海づくり大会の式典で、ブルーギルの異常繁殖に「心を痛めています」と述べた天皇陛下(2007年11月11日、大津市・びわ湖ホール) 「ブルーギルは50年近く前、私が米国より持ち帰りました」。2007年、天皇陛下は大津市で開かれた「全国豊かな海づくり大会」の式典で驚きの発言をされた。琵琶湖の在来魚を減らすほどブルーギルが異常繁殖した事態に「心を痛めています」と後悔の思いを明かした。発言の舞台裏には何があったのか。関係者の証言から振り返る。 陛下は皇太子時代の1960年、訪米先のシカゴ市長から贈られたブルーギルを日本に持ち帰り、水産庁の研究所に寄贈された。魚類学者らには知られた話だったが、陛下自身が公の場で語るのは海づくり大会が初めてだった。 「実は、大会の告知ポスターからブルーギルを外したんです」。滋賀県の海づくり大会準備室長だった東清信さん(64)=現びわ湖放送社長=は語る。琵琶湖を泳ぐ
鹿児島県の奄美大島で、環境省が国の特別天然記念物のアマミノクロウサギなどを襲うノネコ(野生化した猫)の捕獲に乗り出したことに、動物愛護団体が異を唱えている。捕獲したノネコは飼い主が見つからなければ殺処分される。「生態系を守るための苦渋の決断」とする環境省と「猫を悪者にしないで」と訴える愛護団体。どちらも動物の命を守るという立場は同じだけに、正解を導くのは容易ではない。【末永麻裕】 捨てられた飼い猫や野良猫が山中で野生化したのがノネコだ。奄美大島では以前から、絶滅危惧種のアマミノクロウサギやケナガネズミなどを捕食するノネコ対策が課題だった。そこで環境省は「将来にわたって生態系を守るため」として島内に100基のワナを仕掛け、7月からノネコの捕獲を始めた。
東京・築地市場(中央区)の解体工事が10月から始まるのを前に、東京都は市場をすみかにするネズミの駆除作戦を本格化する。敷地周囲をトタン板で囲うなどして、近隣の銀座や2020年東京五輪・パラリンピックの選手村ができる晴海地区などへの拡散を阻止する計画だ。ただ繁殖力の強いネズミ相手だけに、地元では「本当に封じ込められるのか」と懸念する声も上がっている。 「解体前にネズミを根絶しないと、周りに広がって大変なことになる」。築地市場が10月11日開場の豊洲市場(江東区)に移転することを受け、都が7月に開いた築地市場解体に関する説明会。地元住民や周辺の事業者からは切実な声が相次いだ。ネズミは感染症を媒介し、電線などをかじって停電や火事を引き起こすこともあるためだ。 都によると、築地市場の水産卸・仲卸売場では水を好むドブネズミ、青果卸・仲卸売場では果物や穀物が好物のクマネズミが多く生息。昨年度は約120
国営諫早湾干拓事業(長崎県、諫干)の干拓農地が野鳥による食害を受けたとして、国などに計200万円の損害賠償を求めている農業生産法人2社が、訴訟で諫干の潮受け堤防の開門も求めることを決めた。「堤防閉め切りで内部の調整池が淡水になり、淡水を好むカモなどが飛来するようになった」と主張する予定で、近く長崎地裁に追加請求する。営農者が訴訟で開門を求めるのは初めて。 原告の2社は、長崎県内のマツオファーム(松尾公春(きみはる)社長)とグリーンファーム(勝田考政(たかまさ)社長)。追加請求では「農地の造成は湾内の護岸工事だけで十分だった。潮受け堤防と調整池を設置したため、淡水を好むカモなどが調整池に飛来するようになり農業環境が悪化した」として、開門して調整池に海水を入れるよう求める。
自然豊かな赤城山麓では、捨てられた犬が野生化し、繁殖している。狩猟が盛んな県西部の山間部では、放置された猟犬が相次いで発見されている。飼い主のマナーの悪さが問題の根源にある。 ■「犬街道」 1月中旬、赤城山南麓にある前橋市北部の宮城地区。収穫を終えた畑で、4匹の犬が走り回ったり、日だまりでじゃれ合ったりしていた。 首輪はなく、毛はボサボサだ。近づこうとすると、サッと距離を置いた。人への警戒心が強そうだ。 「あれは野犬の群れ。いつもの光景だよ」 近くで農作業をしていた男性は淡々と話した。かつて捨てられた犬が何代にもわたって繁殖を繰り返したとみられ、どれも同じような鼻筋をしている。 宮城地区では、野犬が畑や道路、民家の周りで目撃されている。野犬が多く出没する国道353号を「犬街道」と呼ぶ人もいる。 前橋市には2012年度、宮城地区のほか、粕川、大胡、富士見の計4地区の住民から「畑が荒らされた」
沖縄在来のメダカと本州のメダカの交雑が進んでいることが、琉球大の今井秀行准教授らの遺伝子解析でわかった。沖縄で本州産のメダカが放流されたのが原因とみられ、沖縄在来のメダカの絶滅につながる恐れがある。 日本のメダカは遺伝子解析により、東北から北陸を中心に生息するキタノメダカと、主に関東以西に生息するミナミメダカに大別される。ミナミメダカも遺伝子型によって複数の集団に細分され、沖縄・奄美地方のものは「琉球型」として区別できる。 今井さんらは2003~10年に日本各地でミナミメダカを採集し、ミトコンドリアDNAを比較した。沖縄県内でも8カ所で採集。知念村(現南城市)の水田跡のメダカ52匹のうち51匹が本州や九州で見られる遺伝子型を持っていた。 メダカは国内各地で数が減っており、「絶滅の危険が増大している種」として環境省のレッドリストに記載されている。各地で保護活動として放流が行われているが、他地
番組での井ノ原さんの発言は「毒殺という方法を短絡的に取るのは考え直してほしい。地域猫アプリは解決方法を模索しようと努力している人たちが手初めに行っていることのひとつ」という趣旨のものでした。
古都・奈良も、近年は外国人客が急増している。 彼らに人気なのは、東大寺の大仏のほかは、圧倒的に「奈良のシカ」だ。(「奈良のシカ」と書いた場合、奈良県のシカではなく奈良公園周辺に生息するシカのことである。)私の見たところ、外国人観光客は社寺の仏像よりもシカの方を喜んでいる。 今や地方の農山村地域で「シカ」と聞くと、もはや獣害対象でしかない。被害額は獣害全体で1000億円を超える(農水省統計では200億円以上としているが、届け出されない分を含めると5倍以上と言われる)が、その過半がシカではないかと想像できる。なにしろ推定生息数は全国で325万頭である。イノシシの4倍近いのだ。 だから駆除対象になり、ハンター養成が課題とされ、狩り女子に注目が集まったり、その肉をジビエとして売れないか模索したり……と騒がれるのだ。 しかし、「奈良のシカ」の悩みは、ちょっと違う。 ちょうど奈良県が「奈良のシカ」に関
イベントタイトルの「これが自由だ」は、岸さんは『メメモジャ』の連載第1回を読まれてTwitterに書かれていたひとこと。岸さんとメレ山さんにとっての「自由」とは――この春から新たな生活をスタートさせた方もいらっしゃると思います。そんな方の背中をそっと押してくれるような、人生における自由についてのお二人のお話です。 【ゲスト・岸政彦さんプロフィール】 岸政彦(きし・まさひこ) 社会学者。1967年生まれ、大阪在住。沖縄社会論、生活史方法論などを研究。主な書著に『同化と他者化──戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版)、『街の人生』(勁草書房)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社・紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、『質的社会調査の方法──他者の合理性の理解社会学』(有斐閣・共著)、『ビニール傘』(新潮社・第156回芥川賞候補)など。 岸政彦(以下、岸) いきなり本題に入りますが、ぼくは
日本動物園水族館協会が加盟する施設に対し、和歌山県太地町で行われている追い込み漁で捕獲されたイルカの入手を禁止したことを受けて、地元の太地町立くじらの博物館が協会を退会したことが分かりました。禁止の決定以降、協会からの退会は初めてです。 この決定を受けてイルカや小型のクジラ、およそ50頭を飼育し、ことしも追い込み漁で捕獲されたイルカの購入を計画している太地町立くじらの博物館は協会に退会を申し入れ、このほど受理されたということです。 日本動物園水族館協会によりますと、追い込み漁によるイルカの入手を禁止して以降、加盟する施設が退会したのは今回が初めてです。 くじらの博物館の桐畑哲雄副館長は、「検討を重ねて退会を決めた。追い込み漁は県知事の許可を得て正当に行われているもので、この漁によるイルカの入手は続けたい」と話しています。
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