エビを巡る虚偽表示の余波が正月のおせち料理に使う伊勢エビにも及んできた。これまでロブスターを「伊勢エビ」と称して使っていた業者が、あわてて本物の調達に動いているようだ。卸売市場での取引価格は、騒動が起きる前に比べて2割程度上昇している。東京・築地市場の卸会社の担当者は「ここ1週間ほど伊勢エビが欲しいとの声が爆発的に増えた。例年11月は静かだったのに……」と困惑気味だ。伊勢エビの卸値は現在1キロ
先日、ネットにて情報収集をしていたところ、グルテンフリーダイエットという単語を目にしました。なにやらどらねこが認識していたグルテン除去食とはずいぶん違ったものでしたので、なんだこれはと思って読み進めたところ、どうやらグルテンを含まない食事を食べて健康に痩せるという話のようでした。 どらねこが知っているグルテンフリーダイエット(食事療法)は、セリアック病という免疫の関係する疾患を持っている人が必要とするものです。 ■セリアック病 主に小麦やライ麦、大麦に含まれるたんぱく質であるグルテン(グリアジン)を原因とする、小腸の炎症性疾患です。それらに含まれるたんぱく質のグリアジンが小腸で十分に分解されず、ペプチド(アミノ酸が複数個繋がった状態のまま)のまま小腸粘膜に吸収され、それを異物と認識する免疫反応が起こり炎症を引き起こし、粘膜を損傷してしまうものです。これにより、消化吸収不全がおこり、体重減少
衆議院の特別委員会で論戦が続く「特定秘密保護法案」を巡って、国の秘密と知る権利の両立を図るためにまとめられた「ツワネ原則」と呼ばれる国際的なガイドラインに関係者の注目が集まっています。 13日、衆議院の特別委員会で行われた参考人質疑では、「ツワネ原則」と呼ばれる国際的なガイドラインと、特定秘密保護法案を比較して、たびたび質疑が交わされました。 この「ツワネ原則」は、秘密保護法制の作成の際にどの国でも問題となる「安全保障のための秘密保護」と「知る権利の確保」という対立する2つの課題の両立を図るため、国連の担当者など500人以上の専門家が協議して、ことし6月に南アフリカの都市・ツワネで採択されたことからその名が付きました。 ツワネ原則では国は、「防衛計画」や「兵器開発」など安全保障に関する情報を非公開に出来るとしていますが、一方で「拷問や、人道に対する罪など、人権侵害に関する情報は決して隠して
公共下水道の配管から熱エネルギーを取り出して給湯器に利用する実証研究が仙台市で始まり、14日、現場が公開されました。 都市に張り巡らされた下水道からエネルギーを取り出す試みは全国で初めてです。 公共下水道からエネルギーを取り出す試みは、仙台市と大手化学メーカーが共同で始めました。 下水道の配管の内側に直径1センチほどの専用の管をらせん状に巻きつけ、その管を循環する液体が、下水道を流れる水に温められる仕組みです。 専用の管を循環する液体は、下水に触れることがないので、衛生面の問題はないということです。 14日は、仙台市若林区のスーパーマーケットの敷地にある実証研究の現場が報道陣に公開されました。 外気に比べ、年間を通して温度の変化が少ない下水道は、夏は冷たく、冬は温かいことから効率的にエネルギーを取り出せるということです。 都市に張り巡らされた下水管からエネルギーを取り出す取り組みは全国で初
茨城県古河市で「水道水からかびのような臭いがする」という苦情が相次ぎ、古河市は給水車を出して対応しています。 上流でため池の農業用水が排水されたことが原因とみられ、古河市は水道水は水質基準を満たしていて健康への問題はないとしています。 古河市によりますと、12日の夕方から「水道水からかびのような臭いがする」という苦情が市に1000件以上寄せられました。 水道水は、栃木県野木町にある取水場で、思川の水をくみ上げて古河市の古河地区と総和地区のおよそ4万世帯に供給していますが、今月11日に上流の小山市にあるため池から農業用水が川に排水されたことが臭いの原因とみられています。 このため池では、毎年この時期に清掃などのため排水していますが、ことしは夏の猛暑で大量の藻が発生したことが異臭につながったとみられるということです。 古河市では、14日午後8時まで市内にある古河保健所と中田公民館、それに中央公
ポイント 植物では細胞質が運動する原形質流動という輸送現象があるがその役割は謎であった。 原形質流動を人工的に高速化・低速化すると、植物が大型化・小型化することを発見。 有用植物の増産や成長制御、さらにはバイオエネルギー生産などへの貢献に期待。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、理化学研究所 光量子工学研究領域の富永 基樹 専任研究員らは、原形質流動の発生を司るモーターたんぱく質注1)を人工的に高速化・低速化することで、植物を大型化・小型化させることに成功しました。 藻類から高等植物までのあらゆる植物の細胞では、小胞体やミトコンドリアなどの細胞小器官とともに細胞質が活発に動く原形質流動という現象が見られます。これまでの研究で、原形質流動は細胞小器官に結合したモーターたんぱく質のミオシンXIが、細胞骨格を構成するアクチン繊維の上を運動することによって発生することが知られています。これは
人類は、古の昔から宇宙に行くことを夢見てきた。第二次世界大戦が終わり、1950年代に入ると世界は冷戦時代に突入。米ソの両大国は人工衛星や有人宇宙開発に躍起となった。 これまで経験したことのない宇宙環境で生存し、安全に帰還させる技術を獲得する必要が人類にはあった。ロシア(ソ連)は、ライカ犬を人工衛星スプートニク2号に乗せてバイコヌール宇宙基地から打ち上げる。地球軌道に到達したスプートニク2号から生命維持装置や生体モニター装置の稼働を確認。その後、軍のテストパイロットから厳重な医学検査と負荷試験により飛行士を選抜し、人間もまた宇宙へと飛び立つようになる。 1961年には、ガガーリン(ロシア)は人類初の宇宙飛行に成功。1969年には、とうとうアームストロング(アメリカ)が月面踏破に成功する。そして現在にいたる50年あまりの間に500人以上が宇宙飛行を経験し、それにつれて宇宙飛行士の健康管理技術は
こんにちは! 今日は猫を使って、ABテストと多変量テストの違いをご説明できればと思います。 まずはA/Bテストです。二匹の猫がいて(猫Aと猫B)、どちらの猫が可愛いのか知りたいです。WEBを通じて1万人に一人ずつ一匹だけ猫を見せます。猫のパターンは二匹ですので、猫Aを見ている人は5,000人。猫Bを見ている人も5,000人。 今回の例で猫Aを見た人は66%が可愛いと答えています。猫Bは34%と人気度が少し低めでした。 猫Aの大きな勝利です! ただし、このA/Bテストには二つの課題があります。 猫は二匹しか存在しないので 1) そもそもこの二匹以外に可愛い猫が存在するのでは?という疑問があります。 2) 上記の猫Aはどういった理由で勝っているか不明です。勝ったのは耳が水色だから?ベロが出ているから?目が黒いから?その猫が勝っている要因は闇の中です。 そこで「多変量テスト」の登場です。方法はほ
先日のエントリー「COP19 台風30号直撃のフィリピン代表が涙の断食宣言」で「温暖化懐疑派の政治家や科学者はサニョ代表の問いかけにどう反論するのだろうか」と呼びかけたところ、中部大学の武田邦彦教授所から早速、反応があった。 武田教授のブログに「御用・国際ジャーナリスト・・・これでも仕事になる?? これだから??」と書かれている。これはおそらく筆者のことを指しているのだろう。 武田教授には個人的な思い出がある。産経新聞ロンドン支局長時代、武田教授が2010年2月に産経出版社から「『CO2・25%削減』で日本人の年収は半減する」を出版された際、当時の上司からこの本の内容に沿った取材をして、記事にできないかと連絡があった。 一体、誰がどんな趣旨で記事を書けと言っているのか要領を得なかったが、とりあえず武田教授の本を読んでみた。典型的な地球温暖化懐疑派の主張が書き連ねられていた。いくつかの論点は
携帯電話用の農業サポートアプリケーションで 工程管理業務の効率化を支援 2009年9月18日 ソフトバンクテレコム株式会社 株式会社ツールズ ソフトバンクテレコム株式会社と、営業支援、物販、土木・建築などの工程管理用システム開発で多くの実績を持つ株式会社ツールズ(以下、ツールズ)は、このたびパートナー契約を締結し、携帯電話を使って農作業に必要なすべての工程管理ができる農業向けの専用ツール「TOOLS AGRI(ツールズ アグリ)」を、農業法人や、食品加工会社向けに販売開始いたしました。本サービスは、農家ごとに作物栽培の全工程の進捗管理を携帯電話で行う、ソフトバンク携帯電話専用のASP型サービスです。 農林水産省や民間団体などは、近年、食品の安全性が重要視され、消費者はより安全な食品を求める傾向が顕著である中、消費者から信頼性を確保するための取り組みとして、農家への農作物の生産工程管理「GA
2013年11月14日 02:16 カテゴリ四方山話 なぜ頭の毛だけ薄くなるの? Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 多くの男性にとって避けることのできない宿命に「ハゲ」があります。ハゲ始める年齢が人によって異なるため、そう思う時期はまちまちですが、この世にハゲ なんてなければどれほど嬉しいかと男性なら誰しも実感するときがあるものです。でも不思議に思ったことはありませんか?頭の毛はどんどん薄くなるのに、ど うして体毛の方は薄くならないのだろうかと。ハゲの原因は男性ホルモンというけれど、男性ホルモンが多いと逆に毛深くなるんじゃないかって。 最新の研究(購読無料)によると、それには立派な理由があるようです。男性ホルモンは、一般的に毛包(毛穴より下にある髪の毛を取り囲む組織で、髪の毛がつくり育てられていく過程で非常に大切な部分)
きゅうり農家の決断。これでダメなら日本からきゅうり農家は消える。反収40tへの戦略。農業の時代が来ると考えUターンで群馬に就農。だがそこには思わぬ現実が…。これはイカンと思い一念発起。その後仲間と非常識な技術を駆使し大幅増収に成功。 「農業って、アカデミックでクリエイティブな仕事なんです。」ある時そんな記事を目にし、4回も5回もそこを読み返した。外資の会社から農業に転職した人の言葉だった。 ガーーーン・・・。農業ってかっこいいのかも。よしこの商売で突き進もう、かっこ良く。初めてそう思った瞬間です。 そう、かっこ良く生きたい。これって人間誰もが持っている感情ですよね。でも農業業界のヤングエイジ達はそれを諦めている。そう思えてならないのです。 僕は実の子供でなくてもよいから次世代が憧れる様な格好いいスタイルを演じたい。そんな農家のスタイル、ファーマーズスタイルの一つの提案と実践。
2013年09月10日 07:48 カテゴリサイエンス最前線 昨日の自分と今日の自分が同じ自分でいられる不思議とは Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 人間の身体を構成する細胞は、200種類以上あると言われています。多くの細胞は、分裂して新しい細胞を生み出す一方で、古い細胞は死んで新しい細胞と入れ替わるという新陳代謝を繰り返します。細胞の種類によって、この新陳代謝の速度も異なるのですが、分裂の早い腸の細胞だとおよそ5日で、分裂が比較的遅い肝臓でも60日程度で古い細胞と新しい細胞が入れ替わるそうです。1ヶ月前の自分も今の自分も全く同じ自分だと思っていても、細胞レベルで見た場合、全く違う自分になっているというわけです。 では、このように身体を構成する細胞が日々新陳代謝を繰り返していても、見た目は昨日の自分と同じ自分でいられるの
2013年11月06日 05:29 カテゴリ科学と暮らし 個人情報は収集される時代から推定される時代へ Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 元々ソーシャルデビューが遅かった私は、今でもソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)なるものに恐怖を感じ、たとえ全世界の人々に明らかになったとしても困らない情報しか公開していませんでした。つまり、SNSに収集、利用されても困らない情報しか与えていないから、安心と思っていたわけです。しかし、先々週の日曜日(10月27日)にArXiv(査読前論文書庫)にて公開された、Facebook社の上級研究員・Lars Backstrom氏と米コーネル大学のコンピュータ科学者Jon Kleinberg氏による論文(PDF)には驚きました。SNS会員が公開している情報を元に、公開していない情報まで推
2009年10月30日 08:11 カテゴリ科学と暮らし 赤ワインに魚が合わない理由とは Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 私のような味覚音痴にはよくわからないのですが、赤ワインとシーフードって相性が悪いんですか?まあ、確かに刺身と赤ワインという組み合わせで食べる機会は、あまりないような気がしますね。一般的には、魚臭い後味が、赤ワインによって強調されるのだそうです。今回、日本のワインメーカーであるメルシャン株式会社が、この相性の悪さの原因を突き止めたようです。 メルシャンの研究者たちは、7人の熟練したワインテースターに、赤ワイン38種と白ワイン26種を、(恐らく生の?)帆立貝とともに試飲してもらい、後味の悪さを評価しました。帆立貝を選んだ理由は、シーフードの中でも最もワインとの相性が悪いからだそうです。同時に、各ワインに
2020年8月31日(月)をもちまして、nanapiに関わるすべてのサービスは終了いたしました。 nanapiは、2009年のサービス開始より「みんなで作る暮らしのレシピ」という考えのもと、ユーザーの皆さまに生活に関する様々な「ハウツー」を投稿していただく投稿型ハウツーサービスとして運営してまいりました。 約11年間にわたって皆さまからご支援をいただきサービスを継続できたこと、nanapi編集部一同、心より御礼申し上げます。 掲載されていたコンテンツなどのnanapiについてのお問い合わせは、nanapi@supership.jp までお願いいたします。 長きに渡りnanapiを応援してくださり、本当にありがとうございました。
40年前から最近にかけての「暮しの手帖」を大量にもらった。 1948年創刊、自社以外の広告を入れず主張のあるスタイルで有名なあの家庭雑誌だ。 創刊から近年まで愛読していた祖母の家が建て替えられることになり、大幅なモノの処分に迫られた祖母が所有の「暮らしの手帖」の全てを私に託してくれたのだ。 68年の号を最古に約150冊。このタイミングで、改めてこの雑誌のとんでもなさに迫りたい。
トップ > 愛知 > 11月13日の記事一覧 > 記事 【愛知】 残留農薬を1時間で計測 県と島津製作所、システム開発 Tweet mixiチェック 2013年11月13日 残留農薬を調べる新システムについて説明する島津製作所の北野理基さん(右)=県庁で 県衛生研究所(名古屋市北区)と島津製作所(京都市)の共同研究グループは十二日、残留農薬の検査にかかる時間を従来の一~三日から一時間以内に短縮する新たなシステムを開発したと発表した。県によると、四百を超える種類の農薬の濃度を一度に検査できるシステムは世界初。 島津製作所の北野理基さんらによると、新システムでは世界で使用中の農薬約四百種類の性質をデータベース化。食品から抽出した試料液を「ガスクロマトグラフ質量分析計」と呼ばれる装置にかけデータベースと照合することで農薬を特定し、濃度を計測する。 四百種類の農薬それぞれに性質が似た十九の「指標
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