ミツバチがこの世からいなくなるなんて、想像つかない。 昨年設立された米連邦特別対策本部は、減少傾向にあるミツバチをなんとか救い出す作戦を発表しました。昆虫やコウモリ、鳥と同様に、ミツバチも花粉を運ぶことで、農業において重要な役割を果たしているんです。このミツバチの減少は、経済的に打撃を受けるまでに進んでいて、養蜂家も心配しているそう。 特別対策本部が練っている作戦はというと、ひとつは米内務省と農務省からのガイドラインに、国立公園から政府オフィス敷地内の造園に至るまで、連邦機関の敷地内であればミツバチに無害な植物を植えることを必須としよう、というもの。また、連邦局、州、地方の機関と民間企業とが協力して花粉を運ぶ動物の生息環境を広げ、また彼らの食料環境を整えようとも考えているようです。ミツバチの減少の原因を突き止めるための研究に3400万ドル(約41億円)の予算を追加し、米環境保護庁(EPA)