GPSを使用した自動操舵トラクターの試験運転を見守る農業者ら(11日、大田原市で) 大田原市荒井町島地区の水田で今月11日、先進技術を駆使した「スマート農業」の推進に向けた研修会が行われた。県は現在、スマート農業の普及を図るが、背景にあるのは農業者の高齢化。コスト面など課題は多いが、県は将来の担い手の減少を見据え、作業の効率化などが図れるスマート農業の普及に力を入れていく方針だ。 県那須農業振興事務所の主催で、同事務所がこうした研修会を開いたのは初めて。全地球測位システム(GPS)を搭載したトラクターの自動操舵(そうだ)の実演や、「農道ターン」と呼ばれる、どこからでも水田に出入りできる工法の紹介などが行われ、大田原市や那須塩原市、那須町の農業者ら約120人が見守った。 同農業振興事務所の担当者は「農道ターンができる耕地は効率よく移動ができるため、作業の効率化が図れる。機器の自動化が進めば、
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