流産の確率は15%程度と言われ、100人の妊婦さんがいたら12~20人くらいの人が流産してしまいます。原因のほとんどは染色体異常などの避けられないものであり、決して「あの時無理をしたから」ではありません。 流産の種類と症状 切迫流産 おなかの張りや腹痛、出血といった症状がを合併した状態を切迫流産と言います。何よりの治療は安静です。 進行流産 今まさに流産が進行している状態をいいます。激しい腹痛と出血をともないます。残念ながら妊娠継続は不可能となります。 稽留流産 赤ちゃんが死んでしまっているのに、子宮の中にとどまっている状態をいいます。それなのに痛みや出血がないことがほとんどです。 完全、不全流産 赤ちゃんの組織が全て流れてしまうことを完全流産といい、一部が残ることを不全流産と言います。 習慣流産 連続で2回繰り返す事を反復流産といい、3回以上繰り返す事を習慣流産と言います。 後期流産 妊