Amazonは、AR技術を用いてスマートフォン画面に商品を映し出す新機能「ARビュー」の提供を開始した。 ARビューは、スマートフォン対応のAmazonショッピングアプリで利用でき、同アプリの商品詳細ページにある「部屋に表示(ARビュー)」をタップし、スマートフォンのカメラを通して配置したい場所を選択すると、商品の3D画像が原寸大で表示される。これにより、顧客は様々な角度から商品を見ることができ、商品を配置した部屋のイメージを購入前に確認することができる。 この機能は2017年にアメリカ、2018年にイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインで導入されており、日本が7か国目の導入国となる。対応商品数は家具を中心に1000アイテム以上あり、順次拡大していくという。 IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDE
txt:清水幹太 構成:編集部 VR/ARへの半信半疑な思いが解消されてきた VR/ARという言葉が市民権を得て久しい。しかし、筆者はここまで常に、狭い意味でのVR/ARという領域について半信半疑な思いで捉えてきた。 VRというのは、Oculus以来のものすごく狭義のイメージだと、正距円筒図法で投射した画像・映像を加速度センサーと連動させて動かす、というものになる。その体験が楽しいのはわかるのだが、既存技術の組み合わせでつくられた子供だましの体験のような気がしてしまって、それが未来のエンターテインメントの本丸になっていくものとはどうしても思えなかったのだ。 ARも然りだ。仮にARがマーカーにスマホをかざすと現実空間に何かが出てくる、というだけならば、早晩みんな飽きるのではないか、と考えていた。飽きるというのは、この要素技術が洗練されて未来に残っていくレベルのものになる前に、市場が成長を止
ARKit・ARCoreという簡単にスマホでAR体験を作ることができるSDKが2017年にリリース、2018年には、Magicleap One・Oculus QuestとヘッドマウントARデバイスがリリースされ、AR(拡張現実)がより注目されるようになってきております。 Graffityは、2017年10月に創業し、いち早くARイノベーションに取り組んできました。AR体験を仮説検証していく中で、多くのことがわかってきました。日本から世界へARベンチャーが活躍できるよう微力ではありますが、AR(拡張現実)に関することをまとめて行きたいと思います。 目次 ARの体験とは? AR体験はコンテキストを理解すること AIとARの関係 ARデバイスとAR体験 3つのARデバイス それぞれのARの体験 3つのスマホARイノベーション インカメラARイノベーションとAR体験 インカメラARテクノロジー イ
Tech ポケモンGOで洗練のARプラットフォーム「Real World Platform」をNianticが公開へ! ポケモンGOの開発経験を通してAR技術を洗練してきたNianticが、機械学習とコンピュータビジョンに注力し、ARプラットフォーム開発を加速する姿勢を見せている。 今年2月には、マルチOSのARプラットフォームを開発するEscher Realityの買収を発表。そして最近、コンピュータビジョンと機械学習を提供するMatrix Millの買収を発表した。 Nianticが「デジタルと物理世界の橋渡しするオペレーティングシステム」としているNiantic Real World Platformについて見ていこう。 ・機械学習とコンピュータビジョンで現実世界をモデル化 Real World Platformでは、歩道や公園といった現実世界をデジタル化し、ARゲームで機能するイン
もう現実の動きじゃんこれ。Leap Motionの「AR卓球デモ」が卓球すぎる2018.06.23 22:0043,059 ヤマダユウス型 拡張現実という言葉が、いよいよ実感を伴って参りました。 アメリカのLeap Motion社は、マーカーなしで手をトラッキングする技術をはじめとして、VR空間で手を認識するためのエンジン「LeapMotion Orion」などを手がけてきました。ネコの体内を透視するVRコンテンツも、Leap Motionの優秀なハンドトラッキングがなせる御技なのですにゃ。 そんなLeap Motionは、初の試みとして今年4月にARヘッドセット「North Star」を発表。そして先日、North Starを使ったデモ映像が公開されたのですが、ですが。そこには未来が、映ってました。 Image: Road to VR/YouTube現実みたいだろ、これARなんだぜ。ゴー
Googleは「Google I/O 2018」にて、「Google Lens」の技術を活用し、「Googleマップ」にARナビゲーション機能を提供することを発表した。 スマートフォンのカメラをかざすと従来のマップだけではなく周りの景色もカメラ越しに表示され、行くべき方向を示す矢印が大々的に表示される。デモ動画を見る限りでは非常に見やすい! 案内してくれるのは道だけではなく、店舗情報なども画面上に表示され、その店舗の詳細なども確認できる。まさにオンラインとオフラインの融合! また、Googleらしい遊び機能としてキツネによる案内役をテストしていることも紹介された。キツネというチョイスが気になるが、可愛いので結果OK! 発表では「Google Lens」の機能は今夏から提供開始すると明言されていたが、「Googleマップ」のARナビ機能の具体的な提供時期は明言されていない。
Eコマースとモバイル技術はここ数年で、ショッピングや決済をこれまでになく簡単にしてきた。消費者はどこにいても、スマートフォンをタップするだけでほしいものを何でも買えるようになっている。 だが、頷いたり目をぱちりとさせたりするだけで、服の代金を支払える世界を想像してみてほしい。あるいは、特定の家具を自宅のリビングルームに置いたらどう見えるかを3Dで視覚化し、その将来のリビングルームが良い感じならすぐにその家具を購入できる世界を──。 拡張現実(AR)は、そうした世界に足を踏み入れ始めている。モバイルAR技術、AR眼鏡、ARヘッドセットが決済と融合し、売る側にも買う側にもさまざまな革命をもたらしている。ARとモバイル決済はいろいろな意味で、理想的な組み合わせなのだ。
最近、不動産テックという言葉を耳にするようになったが、不動産業界では、先進術の採用が急速に進んでいる。そこで、昨年にiOSアプリ「LIFULL HOME’S」にAR機能を追加したLIFULLに、VRおよびARの導入について話を聞いた。 住まいを体験してもらうためにVRを活用 LIFULLは以前から、モデルルームを3Dで体験できる「VRゴーグル」、バーチャル内覧アプリケーション「Room VR」を提供してきた。昨年、実店舗である「LIFULL HOME'S住まいの窓口」でIoT/AR/VRを活用した顧客体験など、Web上での新しい顧客体験の創出を推進するため、「 IoT/VRグループ」という新たなグループを設けた。同グループに所属しているのが寒川明好氏だ。 LIFULL LIFULL HOME'S事業本部 新UX開発部 オムニチャネルマーケティングユニット IoT/VRグループ 寒川明好氏
奇妙な体験をした。 白日夢と現実の境目を、行ったり来たりするかのような。 その体験には演出者がいて、工学という魔法の杖で、ぼくに術をかけた。 演出者である魔術師は、埼玉県和光市にある理化学研究所脳科学総合研究センターの適応知性研究チーム・藤井直敬チームリーダー。 先端の脳科学研究室が並ぶ建物の中で、撮影スタジオ風の小部屋にぼくを導き、いわゆるHMD(ヘッドマウントディプレイ)とヘッドフォンからなる装置を差し出した。それを装着した後、ぼくの目に見えるものはディスプレイから、耳に聞こえてくるものはヘッドフォンから、それぞれ与えられることとなった。
最近よく耳にする、 ・VR(仮想現実) ・AR(拡張現実) ・MR(複合現実) の違いを紹介するのはもちろん、あまり聞き慣れない SR(代替現実) XR(X Reality) についての解説も紹介します。 VRとは? 〜仮想現実〜 VRとは「Virtual Reality」の略称で、コンピュータで現実に似せた仮想世界を作り出し、あたかも現実世界にいるような感覚を体験できる技術です。 日本語では「仮想現実」あるいは「人工現実感」と言われています。 2016年よりVRの普及が加速 2016年に OculusRift HTC Vive PSVR スマホ用VR といった家庭用VR対応デバイスが多数登場したことをきっかけに、だれでも気軽にVRを楽しめるようになりました。 これによりVRに多くの注目が集まり、VR業界へ参入する企業も増加。 VRの普及は一気に加速しました。 そのため、2016年は 「V
ポイント 記録・編集済みの過去を目の前で実際に起きている現実として体験させるシステム 従来の実験法ではできなかったさまざまな認知心理実験が可能に VRや拡張現実とは異なる、新しいヒューマンインターフェースの展開に期待 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)は、バーチャルリアリティー(VR)※1に用いられてきた技術を応用し、予め用意された「過去」の世界を「現実」と差し替え、被験者に過去を現実と区別無く体験させる実験装置「代替現実システム(Substitutional Reality System=SRシステム)」を開発しました。これは理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)適応知性研究チームの藤井直敬チームリーダーと、脇坂崇平研究員、鈴木啓介研究員(現イギリス サセックス大学研究員)の研究成果です。 私たちの脳は、目の前に広がる“現実”は確かなものであると強く信じています。つじつまの合
SR(Substitutional Reality)ー 代替現実 [AR 拡張現実 < SR 代替現実 > VR 仮想現実]という概念 ちょうど、ARとVRの狭間にあるトリッキーな空間を過去映像をシンクロさせることによって脳が誤解する。 これはもしかすると、過去の自分が現在形で登場することにより、幽体離脱感を感じることができそうだ。 https://www.youtube.com/watch?v=wGE-Y7ROduk これも広義のARに、時間軸のずれたVR的要素を挿入することによって、得られる拡張現実の中の仮想現実。 映画「猿の惑星」や「ターミネイター」のような、時空を超えたパラドックスにも似ている気がする。過去へ戻り、歴史の中の変化をずらすことによって、新たなるパラレル化する世界を創りだすことができる。しかし、その先の自分は別の自分ということになる。 むしろ、どんなに過去にさかのぼって
【体験レポ】『オバケハンター』は家族で楽しめる良質なVR/ARアトラクションだった 東京や大阪などの都市圏を中心にロケーションベースのVR施設が活況を見せています。VR施設では、カップルや友人同士、訪日外国人など、これまでのVRヘッドマウントディスプレイを購入してきた層とは、また違ったVRユーザーが形成されている様子が見られます。 そんな活況を見せるロケーションVRですが、家族や子供連れでVR施設を楽しみたいという声も聞かれます。サイドバイサイド方式のヘッドセットを使用する場合、年齢制限が設けられている場合が多く、小学生以下のVR体験を制限していることがほとんどです。 1→10drive(ワン・トゥー・テン・ドライブ)が制作し、9月23日と9月24日にイオンモール京都五条で期間限定オープンした「拡張現実アトラクション!!『オバケハンター』 ~見えないものが、みえてくる。イマドキ百鬼夜行~」
米Googleが「Google Translate (Google翻訳)」アプリのインスタントビジュアル翻訳機能の対応言語を27言語に拡大し、また音声会話モードの音声翻訳の性能を向上させる。 インスタントビジュアル翻訳は昨年5月にGoogleが買収したビジュアル翻訳アプリ「Word Lens」を用いた機能で、モバイル端末のカメラを使って標識や看板などをキャプチャすると、書かれているテキストが画面上でリアルタイムで翻訳される。オフラインでも利用可能。これまで対応言語が英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語の7カ国語だったが、ブルガリア語、オランダ語、スウェーデン語、ウクライナ語など20言語が追加された。残念ながら日本語は含まれない。 音声会話モードでは設定した2つの言語で話し言葉がリアルタイムで翻訳され、異なる言葉を話す人がモバイル端末を介して会話できる。
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