2006年12月26日、スモッグに覆われるアルプス、シオン(Sion)を見下ろすバレール城(Valere)とトゥールビヨン城(Tourbillon)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【7月7日 AFP】世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)は6日、地球温暖化に関しての報告書を発表し、アルプスにおける動植物数種類の絶滅危機について言及した。 WWFのStegan Ziegler氏によると、アルプスでは、地球温暖化の影響が他の場所よりも3倍も強く現れているとし、結果としてアルプスの高地では、サケ類やフエダイ類などの魚類やユキウサギやクロライチョウ、さらに数種類の植物が絶滅する可能性があるとの見解を示した。 Ziegler氏は、動植物の中には、生き残るためにより冷涼な環境を求めて高地に移動するものもあり、アルプスの低地でも動植物が見ること
2007年6月15日、北京中心地に掲示された米国の環境保護団体「ワイルドエイド(%%Wild Aid%%)」の野生生物の保護を訴える広告。(c)AFP/TEH ENG KOON 【6月16日 AFP】オランダのハーグ(Hague)で開催されていたワシントン条約(「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora、CITES)の締約国会議は15日、数十種の動植物の取引制限を見直し、2週間の日程をすべて終えた。主要な決定項目は以下の通り。 アフリカゾウ:象牙の国際取引について9年間の取引禁止で合意。この取引禁止措置は年間2万頭に上るゾウの密猟を抑制するためで、ボツワナ、ナミビア、ジンバブエ、南アフリカの南部アフリカ4か国は当初これ
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