オーストラリア タスマニアの「悪魔」が絶滅危機 珍獣タスマニアデビル受難の奇病、一部原因解明される 小川 寿林(2007-10-12 18:30) タスマニアデビル(Sarcophilus harrisii)は、オーストラリア南東部・タスマニア島だけに生息する肉食の有袋類。体長50~60センチメートルほどの大きさで、夜間に徘徊して死肉などを食べる。気性が荒く、また不気味な鳴き声から、デビル(悪魔)と名づけられた。 現在、このタスマニアデビルの間で猛威を振っている原因不明の奇病が、タスマニアデビルの低い免疫能力と凶暴な性質によって拡大している。その奇病は、伝染性の癌であるとシドニー大学のシドル・ハンナー氏らが明らかにし, 「米国科学アカデミー紀要(PNAS Online版)」で発表した。 この病気はDFTD(Devil Facial Tumour Disease:デビル顔面腫瘍性疾患)また
ギリシアで多く見られる希少種のタカ(2004年5月27日撮影)。(c)AFP/EMMANOUIL MAVROPETRITIS 【10月10日 AFP】キプロスの鳥類保護団体が9日明らかにしたところによると、絶滅が危ぶまれているアカアシチョウゲンボウ46羽が同国で射撃練習の標的として撃ち殺された。 鳥類保護団体Birdlife Cyprus代表のMartin Hellicar氏によると、海岸リゾートのリマソール(Limassol)西側の柑橘類果樹園で5日、銃弾を多数受けて死んでいるアカアシチョウゲンボウの群れを地元農家の人が発見した。ほか銃で撃たれた6羽も発見されたが、命を取り留めた。 Hellicar氏によると、こうした殺戮が行われていることが最近アカアシチョウゲンボウが「絶滅危ぐII類」から「世界的純絶滅危惧種」に引き上げられた理由であるという。 アカアシチョウゲンボウを撃ち殺した人物は
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