動物園や水族館の動物に、おいくら万円の値段がついているのか、想像してみたことがあるだろうか? ライオンの赤ちゃん45万円、シャチ1億円、シーラカンス3億円……といった具合に、知られざる輸入野生動物の値段から、「プレーリードッグは大型バキュームで捕獲」「キリンは首を折り曲げた状態で、輸送艦に入れる」といった入手・飼育法までを愛情たっぷりに明かした『動物の値段』が、10月1日に発売された。同書によれば、「動物の希少性が価格に跳ね返り、違法取引が横行する原因になる」などの理由から、これまで動物に値段をつけることはタブー視されてきたという。トカゲ好きが高じて動物商(動物園やペットショップなどに動物を卸す輸入卸業者)となり、爬虫類の輸入会社レップジャパンを経営する著者の白輪剛史氏に、発売前、出版の経緯を聞くことができた。 「動物売買というとイメージが悪いため、環境保護団体などからクレームが来ることは
2008年3月10日、インドのトリバンドラム(Thiruvananthapuram)にある動物園で、プールの中を泳ぐベンガルトラの一種、Royal Bengal Tiger。(c)AFP/RAVEENDRAN 【3月12日 AFP】インドでトラの数が激減している。最新の調査によると、当初は3700頭いると思われていたベンガルトラの一種、Royal Bengal Tigerは5年間で1411頭まで減少している。密猟者による捕獲が原因とされている。 現在、東南アジアでは漢方薬への利用目的で、トラの毛皮、牙、つめ、骨などの需要が高まっている。これを受けて密猟者、密輸者の数も急増しているが、ほとんど取り締まりが行われていないため、スマトラトラ(Sumatran tiger)を中心に多種のトラが絶滅の危機にひんしている。(c)AFP
【ワシントン=USA TODAY(オレン・ドレル)】アラスカとカナダの先住民イヌイットがこのほど、米国政府に対しホッキョクグマを絶滅危惧(きぐ)種に指定しないように要望する嘆願書を提出した。 米地質学調査局が昨年、「浅い海氷域が減少することにより、2050年までにホッキョクグマが3分の2減少する」との報告をまとめた。これで、イヌイットたちが捕獲を禁止されると生活に支障を来すと危機感を強めたようだ。 しかし、この報告書に対しては専門家からも「温暖化で氷が溶けても、ホッキョクグマにどれくらい影響があるかは定かでない」との批判がある。 カナダ・ハドソン湾で米人ハンターのガイドをしているジェイミー・カブルツィアクさんは「ホッキョクグマが減っているとは思わない。夏でも結構たくさんいる。狩猟が禁止になればイヌイットの生活に大きな打撃になる」と心配する。 ホッキョクグマは1972年の5000頭から増え、
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