マレーシア・クアラルンプール(Kuala Lumpur)の動物園で飼育されているスマトラトラ(2002年11月10日撮影。資料写真)。(c)AFP/Ahmad YUSNI 【2月28日 AFP】違法伐採による生息地の減少などが原因でトラによる襲撃が相次いでいるインドネシア・スマトラ(Sumatra)島で、絶滅の危機にあるスマトラトラが、地元住民らが仕掛けたわなにかかり殺された。同島では今月に入り、今回を含めトラ4頭と住民6人が殺されているという。自然保護団体の世界自然保護基金(World Wildlife Fund、WWF)が27日、明らかにした。 WWFの広報担当者は、「われわれは24日、スマトラトラ1頭が地元住民のわなにかかり、殺されたことを確認した。このトラは22日に住民2人を襲撃したトラだ」と語った。 ニュースサイトDetikcomによると、インドネシアのM・S・カバン(Malam