米ミネソタ州ミネアポリスで、警察による暴力と人種差別に抗議するデモ参加者(2020年6月13日撮影)。(c)Kerem Yucel / AFP 【6月15日 AFP】米ミネソタ州ダルース(Duluth)で1920年6月15日、黒人男性3人が、白人女性をレイプしたとして証拠もなくリンチ(私刑)を受けた。 それから100年を経た今月12日、ミネソタ州当局は、繰り返し犯行を否定しながらも有罪判決を受けたもう一人の黒人男性に対し、有罪を取り消す決定を下した。 1942年に亡くなったマックス・メイソン(Max Mason)さんがミネソタ州では初めて、死後に有罪を取り消されたことは、米国人が今も社会の各所に根付く人種差別と対峙(たいじ)する現在において、非常に象徴的な出来事と言える。 有罪取り消しの要求は、同州ミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが手錠をはめられ、
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