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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (179)

  • 「なにか騙されるんじゃないか感」ばかりが積もる時代を生きている - いつか電池がきれるまで

    news.cardmics.com 僕は最近、電子マネーを使うことが多いです。 nanacoとか、一度つくってしまえば便利ですよね。小銭のやりとりはしなくて済むし、ポイントもつくし。 まあ、突き詰めて考えれば、そんなポイント云々を気にするくらいなら、ちょっと足を延ばして近くのドラッグストアとかディスカウントストアでまとめ買いしろよ、って話ではあるのですけど。 最近カード会社から、「お客様のカードの不正使用の疑いがある。ネットでディズニーランドのチケットが購入されているのだが、同様のケースが多数報告されているため、カードをつくりなおしたい」という電話があったんですよね。 そんなに怪しいところでカードを使って買い物をした覚えはないし、amazonのマーケットプレイスとかでもいまは暗号化されたやりとりをしているはずなので、なんでそんなことになったのだろう、とは思うのだけれど、そうなったら、もう一

    「なにか騙されるんじゃないか感」ばかりが積もる時代を生きている - いつか電池がきれるまで
  • 何者かに憑依して、「お前は想像力がない」と誰かを責めるのは、ネットで他者を知る可能性を狭めるだけだと思う。 - いつか電池がきれるまで

    aniram-czech.hatenablog.com このエントリを読んで、良い記事だな、と思った。 僕は20年くらいインターネットに接してきて、いろんな人がいなくなっていくのをみてきた。 そして、いつかは自分もその「去る側」になるんじゃないか、と思っている。 いかんともしようのないことではあるが、怖くないといえば噓になる。 その「いつか」が、なるべく先であることを願っている。 不思議なものだ、若くて、健康だったときには、死ぬことをよく考えていたのだけれど、こうして中年オヤジになってみると、あんまり死のうとは思わなくなった。 幸せだから、というよりは、子どもへの責任とか、どうせそんなに生きられないのだから、とか、凱旋門賞でのサトノダイヤモンドやカープの連覇くらいは見届けたい、とか、そういう目先の目標みたいなものの積み重ねだ。 冒頭のエントリに寄せられたブックマークコメントをみて、僕はなん

    何者かに憑依して、「お前は想像力がない」と誰かを責めるのは、ネットで他者を知る可能性を狭めるだけだと思う。 - いつか電池がきれるまで
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    and_hyphen 2017/08/14
    元記事を読んだとき、すごく辛かったんですよ。「なんでこうしないの?」って無邪気に問われてるような気がして。だから「絶望した」とコメントしました。
  • 池澤春菜さんの「書痴」としての生きざまと、「読書量マウンティング」したがる人々の虚しさ - いつか電池がきれるまで

    togetter.com 池澤春菜さんにとっては「もらい事故」みたいなもので、そこまで律儀に対応しなくても良いのに、というのと、池澤さんにとって「のこと」というのはとても大切なので、ちゃんと言及せずにはいられなかったのだろうな、というのと。 池澤さんは、『の雑誌』で長年「乙女の読書道」という書評を連載されており、『SFマガジン』でもSF作品の書評をされているそうです。二大高峰登頂!みたいな感じですね。 (『SFマガジン』の連載、僕はフォローできていないのですが、『の雑誌』と『SFマガジン』っていう、うるさい「好き」が読む雑誌をふたつも、というだけで、もうすでに参りました、と) ちなみに、『乙女の読書道』は、単行になっていて、僕も読みました。 fujipon.hatenadiary.com こののなかで、池澤さんは、無類の好き(「書痴」とまで人は仰っています)としての生き様を

    池澤春菜さんの「書痴」としての生きざまと、「読書量マウンティング」したがる人々の虚しさ - いつか電池がきれるまで
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    and_hyphen 2017/08/09
    “「本は人生を豊かにはしてくれるが、その人間を(社会的な)成功に導く可能性はあまり高くない」”うむ
  • その「認知の違い」は、埋められない。 - いつか電池がきれるまで

    僕はけっこういろんなブログを読んでいるのですが、映画の感想を書いている人が、「自分の記事にアクセスが集まるのもわかる。よく書けているもの」というようなことをつぶやいておられて、驚きました。 その記事かどうかはわからないけれど、僕はその人の映画の感想を読んで、「これって、WikipediaYahoo映画の内容を切り貼りし、あらすじのネタバレで文字数を稼ぎ、『おすすめです。好きな人が見たら面白いと思いますよ!』って書いてあるだけじゃないか」と思ったのです。 「こんなの誰が読むんだよ、自分の言葉での感想らしきものがほとんどなくて、ただただ冗長で、有名サイトの内容をコピペし、ネタバレしているだけの『感想』なんて、その映画を観にはいかないけれど、観たふりをしたい人にしか役立たない、検索されやすさしか考えていないクソ記事じゃないか」というのが、僕の認識なんですよ。 僕だってあらすじとかも書きます

    その「認知の違い」は、埋められない。 - いつか電池がきれるまで
  • 不倫騒動と「マウンティング輪廻」について - いつか電池がきれるまで

    dot.asahi.com カンニング竹山さんが仰っていることは至極もっともで、最近のネットをみていると、既存のマスメディアも「誰それがブログでこんなことを書いていた」とか「Twitterでこんな発言をした」とか、テレビのバラエティ番組でこんな話があった、とかをかなり大きく採りあげている。 そして、そういう記事(ネットメディア的には「コタツ記事」と言うそうです。取材しなくても、テレビやパソコンがあれば、コタツに入ったままで書けるような記事ってことですね)が、人気になって、記者がちゃんと取材した記事よりも多く読まれている。 写真週刊誌の取材方法についてはけっして真っ白とはいえないけれど、彼らは自分の足でネタを取ってきているんですよね。 ブログの内容とかテレビ番組での発言が「ニュース」として流れるなんて、みんなが大嫌いな「広告」と同じようなものではないか、と思うのだけれど、それを問題視する人は

    不倫騒動と「マウンティング輪廻」について - いつか電池がきれるまで
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    and_hyphen 2017/07/27
    自分がしないとも限らない、未来は予測不可能だとしても、やってはいけないと信じることは許されるんじゃないでしょうか。そういうのないと絶望でやっていけないと思う。
  • 「正しさのブラックホール」に侵食されていく人々 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕もけっこう「要らないものを断り切れずにもらってしまって困る」タイプなので、このビールを給湯室で捨てていた後輩の気持ちは想像できるような気がするのです。 自家用車通勤ならともかく、電車などの公共交通機関を使うのであれば、ビールはけっこう重いですし、「ひとりで家では飲まない」という人は、けっこう多いんですよね。 そもそも、ビールを置いていく側は「後輩にプレゼントしてあげた」つもりになっているのかもしれないけれど、当に欲しいものだったら、自分で持って帰りますからね。 もし現金だったら、「お前、お金欲しいって言ってたよな」って、後輩にあげる先輩がいるとは思えない。 そういう「不要なもの」を押し付けられて不快な気分になって(そもそも、お酒をけっこう飲む人」というパブリックイメージを歓迎する人ばかりじゃないし)、これみよがしに会社の流しにビールを捨てている光景と

    「正しさのブラックホール」に侵食されていく人々 - いつか電池がきれるまで
  • これからのインターネットでは「反応しない練習」が大事なのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com 僕はこの「安倍晋三首相の街頭演説で『辞めろ』とコールした聴衆を、『共謀罪』の疑いで『逮捕すべし!』と求めるフェイスブック(FB)の投稿」には全く賛同できませんし、この衆院議員は「脇が甘い」とは思うんですよ。 でも、議員人がフェイスブックにこの内容を投稿したわけではなく、この内容の投稿に「いいね!」したという理由で、『朝日新聞デジタル』で「トップニュース」になってしまうのか、と驚きました。 何年か前に、ネットの揉め事で、「自分の悪口を言ったエントリをブックマークした!」「自分に批判的なブックマークコメントにスターをつけた!」という理由でかなりしつこく絡まれたのを僕は思い出したのです。 ちなみに、ブックマークは「コメントなし」で、スターについては、正直、ちょっとすっきりした、という気持ちでつけたものです。 まあ、スターのほうは、ほめられた行為じゃないですよね。でも

    これからのインターネットでは「反応しない練習」が大事なのだと思う。 - いつか電池がきれるまで
  • 僕が20歳のときに知っておきたかった、「おまかせでお願いする」ための技術 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 上記エントリを読んで。 僕は、どうせ自分に似合う髪型なんてないし、床屋での会話も苦手なので、1000円短時間カットに行って、「このまま半分くらい切ってください」って言って済ませてしまうことが多いのです。 昔、そういう速い安い、でも上手くはない、という床屋が普及する前は、髪を切りに行くのも敷居が高かったなあ。 でも、この増田さん(『はてな匿名ダイアリー』を書いた人)に対する美容師の対応は、さすがにちょっとあんまりですよね。 「おまかせします」って言うようなタイプの人は、そんなに奇抜なものを望んでいないだろうというのは、想像できそうなものだし、「どんな感じがいいですか?テレビに出ている人で言うと?」と尋ねたり、カタログを見せる、とかいうアプローチもあるわけだし。 オーダーした側とすれば「おまかせします」と言ったからには、犯罪的な行為でもないかぎり、「これじゃ

    僕が20歳のときに知っておきたかった、「おまかせでお願いする」ための技術 - いつか電池がきれるまで
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    and_hyphen 2017/07/07
    多分私が美容院で頼む時と同じだと思う。あとはコミュニケーションかなあ。私はコミュニケーションがあまり得意でないので美容師さんはこの人と決めたら変えないです
  • phaさんの「ひきこもらない」と、僕の「ひきこもれない」 - いつか電池がきれるまで

    keizokuramoto.blogspot.jp これを読んで考えたこと。 僕は最近、phaさんの『ひきこもらない』というを読みました。 fujipon.hatenadiary.com そのなかで、ものすごく印象に残ったのが、この文章だったのです。 結局、自分が欲しいものは最初からすべて狭い部屋の中にあった。外に何かを求める必要はない。 ただ、同じ空間にずっといると飽きてしまったりするから、ビジネスホテルに泊まるみたいにときどきちょっとだけ環境を変えてやって、何か少し世界に新鮮味があるような錯覚を自分に与えてやればいいんだろう。大体世界に画期的な変化なんてほとんど起こらなくて、ほとんどは自分が少し世界の見方を変えることで何かが変わったような気がするだけだ。 人生なんていろいろあるようで結局そんなもので、狭い範囲を行ったり来たりしながら同じことを繰り返して、体力が余ったら適当に消耗させて

    phaさんの「ひきこもらない」と、僕の「ひきこもれない」 - いつか電池がきれるまで
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    and_hyphen 2017/06/28
    “「みんなに合わせてはたらくのは苦痛」なのだけれど、「そういう輪から外れてしまうと壮絶な無力感にとりつかれてしまう」”納得しかない。強烈に置いてけぼりを食らっている感じする
  • 地味にすごい! 中公新書でオススメしたい10冊 - いつか電池がきれるまで

    www.buzzfeed.com 先週末、この記事を見つけました。 『応仁の乱』がベストセラーとなっている中公新書なのですが、正直、なぜ『応仁の乱』がこんなに売れているのだろう?と疑問に感じてはいたのです。 内容がたいしたことない、というわけではなくて、日歴史のなかで、応仁の乱そのものはかなり知られていて、日史で、「人の世虚し(ひとのよむなし:1467)応仁の乱」という語呂合わせを覚えた人は多いはずだし、「京都では『このあいだの戦争』、といえば、太平洋戦争じゃなくて、応仁の乱のことだ」なんていう嘘か当かわからないような話を聞いたことがある人も少なくないでしょう。 とはいえ、なぜ、その『応仁の乱』を題材にした新書がこんなに売れているのか? みんなそんなに『応仁の乱』に興味があったの? この『応仁の乱』という新書には、「中公新書」らしさが詰まっているのです。 fujipon.haten

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  • 「露出狂」か「いっちょ噛みしたい人」でないと、ネットで生き続けるのは難しい - いつか電池がきれるまで

    nogreenplace.hateblo.jp 自己というのもリソースで、無限に湧いてくるリソースなんていうものはどこにもないと思う。自分を切り売りして何かを発信している人は、いつかネタが枯渇する。その時に余所にリソースを求めるのか、自己をもう一度育て直すのかはその人次第であるけれど、大体は枯渇したものは元に戻らない。そして枯渇したことに気が付かない人は結構多い。そもそも自己を切り売りしていた自覚すらないのかもしれない。そういう発信が増えることは恐ろしい。要は「どんなことを言っているのかわからないけれど発信している」状態の人が増えるということは情報の相対的な無価値化が進むことに他ならない。 SNSや個人ブログのコンテンツって、ある程度コンスタントに更新し続けようとするのならば、結果的には「自分」しかないのだと思う。 調べたことや研究結果などを書くことは不可能ではないけれど、日記は毎日綴るこ

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  • 『ヒカキン密着24時』を観て、「セルフブラック労働」について考えた。 - いつか電池がきれるまで

    kabumatome.doorblog.jp (たぶん)日でいちばん有名なYouTuberのHIKAKINさん。 そのHIKAKINさんの24時間に密着(と言っても、撮影・編集も人)した動画が公開されていました。 ヒカキン密着24時 〜YouTuberの裏側〜 僕自身はHIKAKINさんの動画は全部観る、というほどのマニアではないのですが、あれだけたくさんの動画を撮影し、編集して公開すると、こういう生活になるのか……とあらためて思い知らされます。 普段はここまでハードじゃないと思いたいけれど、部屋の様子や動画の撮影・編集に必要な時間などを考えると、「通常営業」もそんなに変わらないような気がします。 ひとりだけの部屋で顔芸やって、自分でそれを編集しているシーン、なんだか鬼気迫るものがあるな。 「ちょっと仮眠して……」っていうシーンが何度か出てきますが、この動画を観たかぎりでは、HIKAK

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  • Webの世界での「先行者利益」について - いつか電池がきれるまで

    hatebu.me 『マストドン』かなり話題になっていますね。 最初に名前を聞いたときには「恐竜?」とか思ったのですが、正直、もう新しいWEBサービスを使いこなす時間もなく、これ以上いろんなところに書いても、ただでさえ薄い内容がさらに薄っぺらくなっていくだけなので、とりあえず様子見、という感じです。 『マストドン』について、ざっと知りたい方は、とりあえずこのリンク先を読んでみてください。 というか、僕も未だによくわかっていないんですが、とりあえず少しわかったような気分にはなります。 news.yahoo.co.jp ツイッターの亜種みたいなものなのか、というのと、『マストドン』というのは、ツイッターであまりにもたくさんの人、多くの事物をフォローしすぎて(さりとて、人間関係もあってそう簡単にはフォロー外しもできなくて)、タイムラインが追えなくなったり、あまりにも内容があちらこちらに飛んでしま

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  • 「『本屋大賞』を獲れなかった」本当に面白い歴代候補作10冊を選んでみました。 - いつか電池がきれるまで

    先日、2017年の『屋大賞』が発表され、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』が、直木賞との史上初の「二冠」に輝きました。 屋大賞も2017年で14回目となり、僕は第4回から、全部の候補作を読んでいるのですが(第3回は町田康さんの『告白』のみ未読)、大賞受賞作は大きな話題になるものの、それ以外の作品は、けっこう忘れられがちなんですよね。 そんな「『屋大賞』を獲れなかった作品たち(って言っても、これだけたくさんが出ているなか、候補になるだけでもすごいことなんですが)」のなかで、好きな作品を10作、ピックアップしてみました。中には、映画やドラマ化されていて、けっこう有名なものもあるのですが、個人的には、大賞受賞作に引けをとらないというか、こっちのほうが面白かった!というものもあります。 基的なルールとして、2017年4月に読んでも楽しめるもの、そして、ひとりの作家につき、ひとつの作品、ということ

    「『本屋大賞』を獲れなかった」本当に面白い歴代候補作10冊を選んでみました。 - いつか電池がきれるまで
  • 他人には伝わりづらい「コミュニケーション恐怖症」について - いつか電池がきれるまで

    hagex.hatenadiary.jp この話を読んで、僕はこの「自称コミュ障」という女性って、僕と似たところがあるなあ、と思ったんですよ。 世の中には「人間大好き」「コミュニケーションこそ人生の喜び!」っていう人がいる一方で、「他人と一緒にいること、日常会話をすることが苦痛でたまらない」という人もいます。 ただ、傍からみると「天性のコミュニケーション強者」みたいにみえる人でも、人はけっこう努力していたり、営業スマイルだったりすることは少なくないんですよね。 それでも、「コミュ障」よりは、よっぽど人生ラクじゃないか、と思われるかもしれませんが、「普通にコミュニケーションができるようにみえる人」あるいは「他人に愛想良く接することができて、どんな人ともそれなりにうまくやれている、人付き合いが上手そうな人」がみんな「コミュニケーションが得意」なわけではありません。 「人とうまくやらなければな

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    and_hyphen 2017/04/14
    これめちゃくちゃわかる
  • 『2017年本屋大賞』は、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』が史上初の直木賞との二冠達成! - いつか電池がきれるまで

    www.oricon.co.jp www.oricon.co.jp 僕としては、事前の予想がけっこういい線いっていたということもあり、納得の結果ではありました。 fujipon.hatenablog.com 恩田さんは、第2回の『夜のピクニック』以来、12年ぶりの『屋大賞』受賞(そして、直木賞との史上初の同作受賞)について、こう仰っています。 大賞発表を受けて発売された『の雑誌増刊 屋大賞2017』(の雑誌社)の中で、恩田氏は次のようにつづっている。 「直木賞を受賞してしまったので、ああ、これで屋大賞はないなと、と思った。そもそも、屋大賞そのものが既成の権威である文学賞へのアンチテーゼとして始まった賞だということを知っていたからである。(中略)そして、ふと気がついた。そうか、屋大賞が目指すところと、既成の文学賞が目指すところの、ふたつの目的が交わるところに来られるまで、私も小

    『2017年本屋大賞』は、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』が史上初の直木賞との二冠達成! - いつか電池がきれるまで
  • 2017年「ひとり本屋大賞」発表 - いつか電池がきれるまで

    ※これは僕が個人的に行っている企画で、「屋大賞」を運営されている方々とは、何の関係もありません。 屋大賞 「2017年屋大賞」は、明日、4月11日の夜に発表されます。 というわけで、今年も人の迷惑かえりみず、やってきました電線軍団! もとい、「ひとり屋大賞」!(恒例のオヤジ前フリ) 僕が候補作全10作を読んで、「自分基準」でランキングするという企画です。 あくまでも「それぞれの作品に対する、僕の評価順」であって、「屋大賞」での予想順位ではありません。 (「屋大賞」の授賞予想は、このエントリの最後に書きました) では、まず10位から4位までを。 第10位 コーヒーが冷めないうちに fujipon.hatenadiary.com 毎年恒例の、これがなぜノミネートされたのかよくわからない「謎ノミネート作品」。 いや、歴代謎ノミネートのなかでも、頭ふたつくらい抜けて酷い。 なぜ、これが

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  • 「慰安婦像ツイート炎上事件」について、筒井康隆ファンのひとりとして思うこと - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com news.yahoo.co.jp 僕は高校生のときに『48億の妄想』を偶然手に取って以来、筒井康隆さんの大ファンであり続けています。 そもそも『48億の妄想』は、1965年に書かれたものであり、30年前の時点で、すでに20年くらい前の作品だったんですよね。 にもかかわらず、筒井作品には「いま、ここにある現在」が描かれていました。 差別とかエログロをあえて描く、という筒井作品は「潔癖な男子」だったはずの僕にはすごくインパクトがあったのです。 筒井さんが描く『悪』は「露悪的」であり、そこには「綺麗事で覆い隠されているもの」を面白おかしく引きずり出してやろう、という意思を感じていました。 ……というのは僕の「読者的きれいごと」であり、一種の「こわいものみたさ」とか「見世物小屋的な興味」のほうが大きかったのかもしれませんが。 ただ、筒井さんは、ずっと「露悪的エログロ作家

    「慰安婦像ツイート炎上事件」について、筒井康隆ファンのひとりとして思うこと - いつか電池がきれるまで
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    and_hyphen 2017/04/09
    それでも私はあれは「誰が言ったか」より「何を言ったか」だとしか思えないなあ。お前筒井読者じゃないだろって言われたらそうなんだけど...
  • AKB48の「負け組」たちのセカンドキャリア〜『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』 - いつか電池がきれるまで

    存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48 Blu-rayスペシャル・エディション 出版社/メーカー: 東宝発売日: 2016/12/14メディア: Blu-rayこの商品を含むブログを見る 内容(「キネマ旬報社」データベースより) 国民的アイドルグループ・AKB48に密着したドキュメンタリー映画第5弾。初代総監督・高橋みなみの卒業と横山由依新体制への移行の裏で起きたドラマなど、11年目を迎えたモンスターグループ・AKB48の裏側を映し出す。 この「AKB48の舞台裏を描いたドキュメンタリー」これで5作目になるそうです。 「総監督」高橋みなみさんの卒業から、2016年の総選挙で指原莉乃さんが初の連覇を達成するまでの時期がメインなのですが、あんまりメンバー、とくに主力メンバーが出てこず、とくに後半、監督がつんくさんに「アイドル」についてインタビューしたり、『週刊文春』に突撃したり

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  • 「侍ジャパン」が苦手だ。 - いつか電池がきれるまで

    www.japan-baseball.jp ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が盛り上がってきていて、僕も「身近な人がどこのチームのファンだか確認せずに応援できる日本代表」って、応援しやすくてラクだよなあ、なんて思いながら観戦しております。 でも、こういう大会のたびに、僕はちょっと引っかかってしまうところがあるんですよ。 それは、チームの「愛称」のこと。 今回は、野球の男子日本代表チームは「侍ジャパン」という愛称で呼ばれているわけですが、まあ、なんというか、「今の日に侍なんていないだろ、外国人に『日といえばフジヤマ、ゲイシャ』って言われたらムカつくのに、なんで『サムライ』はOKなんだ?」とか思ってしまうのです。 そもそも、大部分の日人(そして、代表チームの選手たち)の祖先は「侍」じゃなかったはずだし、侍がえらい、すごいというのは身分制度を肯定していることになるのでは。 多く

    「侍ジャパン」が苦手だ。 - いつか電池がきれるまで
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    and_hyphen 2017/03/17
    野球に限らず何とかジャパンて多いよね。何なんだろうね。