2012年10月前半。日本はもちろん、世界の通信業界を揺るがす2週間だった。いずれも主役は孫正義社長率いるソフトバンクだ。 10月1日、独立系の新規参入事業者で、モバイルブロードバンドのマーケットをけん引する存在でもあったイー・アクセスを買収することを電撃発表した(写真1)。国内携帯電話事業者4社が大手3社に収れんするというビッグニュースである。買収が完了すると、ソフトバンクグループは国内第2位の契約数となり、さらに保有帯域幅ではNTTドコモを超えて国内トップに躍り出る(図1)。
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イー・アクセスは2012年1月27日、総務省に900MHz帯割り当ての申請を行ったと発表した。申請の締め切りは2012年1月27日であり、2012年2月下旬にも割り当てられる事業者が決定する。 周波数の割り当て申請書に当たる「3.9世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画」の内容もイー・アクセスは公開している。例えば採用技術はHSPA+とLTEで、2013年3月から945M-950MHzでHSPA+サービスを開始、2015年12月からは950M-960MHzでLTEサービスを開始するとした。 審査基準の一つである人口カバー率は2018年度で99.4%とした。95%を上回り100%以下の値は同じと見なすため、最も高い値になる。移行費用の負担額も上限の2100億円に設定し、既存事業者の別周波数への移行は2016年度の完了を予定している。 このほか、周波数移行の窓口として「終了促進
NTTドコモの回線が悲鳴をあげている。平成23年6月から立て続けに発生した、ドコモのトラブルに対して遂に総務省が行政指導を行った。対象となった事故は下記の五件。 1 平成23年6月6日に発生した事故(携帯電話の音声通話、パケット通信が利用しづらい状況となった事案) (1)影響時間:13時間9分 (2)影響サービス:音声通話、パケット通信(電子メール、インターネット接続等) (3)影響利用者数:約150万 2 平成23年8月16日に発生した事故(SPモードのパケット通信が利用しづらい状況となった事案) (1)影響時間:7時間 (2)影響サービス:SPモードに係るパケット通信(電子メール、インターネット接続等) (3)影響利用者数:約110万 3 平成23年12月20日に発生した事故(SPモードメールにおいて、一部利用者のメールアドレスが別の利用者のメールアドレスに置き換わる状況等が発生した事
2011年12月30日11:45 カテゴリNewsiTech SPモードがiモードを置き換えられない根源的な理由 なんという毒茸。 高木浩光@自宅の日記 - spモードはなぜIPアドレスに頼らざるを得なかったか NTT docomoのスマホ向け独自サービス「spモード」が、今月20日に大規模な事故を起こして、重大事態となっている。 スマホ向けネット接続が不具合 ドコモ 別人のアドレス表示, MSN産経ニュース, 2011年12月20日 ドコモのspモードで不具合、他人のメールアドレスが設定される恐れ, 日経IT Pro, 2011年12月21日 ドコモの「spモード」でトラブル、関連サービスが一時停止, ケータイ Watch, 2011年12月21日 ドコモ、spモード障害で「ネットワーク基盤高度化対策本部」設置, ケータイ Watch, 2011年12月26日 ドコモ 約1万9000人に
総務省は2011年12月16日、2011年度第2四半期(2011年7月~9月)における電気通信サービスの契約数やシェアに関するデータを公表した。携帯電話はNTTドコモが前期比0.3ポイント減の46.3%、KDDIは同0.2ポイント減の26.4%とシェアを減らし、ソフトバンクモバイルは同0.2ポイント増の21.1%とシェアを伸ばしている。携帯電話全体の契約数は前期比1.6%増の1億2313万と増加が続いている。 携帯電話以外にも、固定通信やインターネット接続におけるシェアも公表している。目立ったのはインターネット接続におけるブロードバンド接続の大幅な増加である。例えばUQコミュニケーションズのUQ WiMAXなどのサービスである「BWAアクセスサービス」の契約数は前期比20.1%増の124.4万と増加した。 また、NTTドコモがXi(クロッシィ)として提供しているLTEサービスの契約数は、前
第1回 対応機種は? 実効速度はドコモSIMと同じ?――「So-net モバイル 3G」:So-net モバイル 3Gの“ここ”が知りたい(1/2 ページ) スマートフォンのデータ通信は、携帯キャリアと契約した上で端末を購入して利用するのが最もメジャーな方法だが、最近はキャリアのネットワークを借りたMVNOによる安価なデータ通信サービスも登場している。キャリア以外と契約したSIMカードを手持ちのスマートフォンやモバイルWi-Fiルーターに入れて使うという、モバイルデータ通信の新しいスタイルが生まれている。特に有名なサービスが、日本通信が提供している「b-mobile」だろう。さらに、NTTぷららの「ぷららモバイル」や、So-netの「So-net モバイル 3G」なども提供されている。いずれもNTTドコモのネットワークを利用している。価格は月額2000~3000円台で、ドコモと直接契約する
東京都交通局(都営地下鉄)と東京メトロは、来年3月から順次、地下鉄のトンネル内でも携帯電話が利用できるようにする。来年中には全線で対応する計画で、走行中でも携帯からネットの利用が可能になる。 来年3月、東京メトロは南北線(本駒込~赤羽岩淵)、都営地下鉄は新宿線(新宿~九段下)で通信が可能になる。その後、同年内にそれぞれ全線で対応する方針だ。ただ、都交通局は車内での通話は控えるよう呼びかけている。 通信環境の整備は携帯電話事業者らで構成する移動通信基盤整備協会が行う。 都の猪瀬直樹副知事はTwitterで「今年の1月15日のツイッターがきっかけ。あらためてツイッターの威力に感謝。」とツイート。ソフトバンクモバイルの孫正義社長とのTwitterでのやり取りがきっかけだったことを明かし、孫社長は「感謝です」と応じている。
印刷 関連トピックスNTTドコモKDDIソフトバンク国内のスマートフォンの契約数予測 スマートフォン(多機能携帯電話)による動画取り込みなどのデータ通信が急増し、携帯電話の回線がパンクしかねない――。こんな危機感から、携帯電話大手が、公衆無線LANの活用や、大量利用者の通信速度を遅くするなどの対策を本格化させている。 パソコン並みの機能をもつスマートフォンのデータ通信量は、従来の携帯電話の10倍程度とされる。KDDIの田中孝司社長は「2013年後半にもデータ通信量が携帯電話の回線の容量を超えてしまうのではないか」と心配する。すでに都市部の人ごみでは、データ通信速度が低下する状態も生じている。 このため、各社は携帯電話回線を使わない公衆無線LANの活用を強化。鉄道の駅や空港、カフェなどで利用できる無線による高速インターネット接続の仕組みで、各社ともこうした接続地点を全国10万カ所規模で
NTTコミュニケーションズが提供するアプリケーション「050plus(ゼロ・ゴー・ゼロ プラス)」が人気だ。このアプリはソフトバンクモバイルが国内で独占販売する米アップルの「iPhone」利用者向けのもの。ダウンロード数こそ明かさないが、7月1日に公開されてからアップルのアプリサイトで上位をキープしている。 インターネット回線を利用する050plusの売りは通話料の安さ。利用料として月額315円かかるものの、050plus同士であれば通話料が無料で、固定電話への通話料金は3分で8.4円と割安だ。iPhoneの場合は、「ホワイトプラン」に加入すればソフトバンク同士の国内通話が午前1時~午後 9時までは無料となるが、他社携帯や固定電話に電話した場合は30秒で21円(3分で126円)かかる。つまり、他社携帯や固定電話への通話機会が多い iPhoneユーザーなら、3分間通話の料金を15分の1に抑え
ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3G回線の通信速度を比べると、首都圏でも地方都市でもKDDIが速い――MMD研究所が9月5日に発表した「スマートフォン3G回線に関する地域別実測比較調査」で、そんな結果が出た。 調査は全国主要都市18カ所で8月22日~29日に実施。下りの通信速度の比較では、16カ所でKDDIが最速となり、ほとんどのスポットで3Mbpsを超える通信速度を記録した。また、上りの通信速度でも13カ所でKDDIが最速となった。 このほか、MMD研究所では参考としてWiMAXに接続できるKDDIのスマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」による計測も行った。同モデルでは平均して下り5~6Mbps/上り1.5~2Mbpsの通信ができたとしている。 端末は「GALAXY S II SC-02C」(NTTドコモ)、「AQUOS PHONE IS11SH」(KDDI)、「i
スマートフォンの普及やPC向けデータ通信ユーザーの拡大に伴い、モバイルネットワークの混雑が避けられない状態となっていますが、携帯電話各社が対策の一環として実施しているのがヘビーユーザーへの帯域制限。 これは一定量以上の通信を行っているユーザーを対象に通信速度を制限することで、多くのユーザーが快適に通信できるようにするための措置ですが、実施条件や実施期間などを携帯電話各社に問い合わせ、まとめてみました。 各社ごとの内容は以下。あくまでネットワークの混雑状況などに左右されるため、仮に帯域制限の条件に該当した場合でも、必ずしも全時間にわたって速度制限が実施されるわけではないという点に注意が必要。また、公衆無線LANサービスを利用した通信などは基本的に帯域制限の対象となる通信としてカウントされません。 ■NTTドコモ <フィーチャーフォン、スマートフォン、パソコン向けデータ通信プラン> 実施条件:
スマートフォンの普及に伴い、もはや無くてはならない存在になった感のあるパケット定額プランですが、アメリカ最大手の携帯電話会社でも従量課金に移行したことが明らかになりました。 Verizon to eliminate unlimited data plans | Reuters ロイター通信社の報道によると、今年2月にCDMA2000版iPhone 4の発売に踏み切ったアメリカ最大手の携帯電話会社「Verizon Wireless」が7月7日からパケット定額プランを廃止し、従量課金へと移行したそうです。新たな料金プランは月額30ドル(約2400円)で2GBの通信が可能になるというもの。 2GB以上を通信した場合、1GBあたり10ドル(約800円)が追加で課金。また、ヘビーユーザー向けに月額50ドル(約4000円)で5GB通信できるプランや、月額80ドル(約6400円)で10GB通信できるプラ
比較のためWi-Fi(回線はフレッツ光)も付記している。 まず第一に流れている話通り、PM9時台では確かにロス率は70%から最大90%にも達している。まさしく通常はあり得ないレベルだと言ってもいいだろう。 しかしもう一点注目すべきなのは、ラウンドトリップに関しては、実はドコモのそれと遜色ない、若しくは場合により上回っている場合もあるということだ。 次にAM2時台となるとロス率は格段に改善されている。ほぼ問題無いレベルと言ってもいいだろう。しかしその反面ラウンドトリップは極端に落ち込み、特にmax値は10倍以上遅延しているケースもあった。また平均偏差も非常に大きくなっている点にも注目したい。これはネットワーク状態が安定していないことを示している。 果たしてこれらは何を意味しているのか。 ここから憶測にすぎないが、テストケース1において、恐らくソフトバンクのバックボーンネットワークの性能自体は
世界のLTE市場は期待通りには普及せず、無線LANが携帯電話ブロードバンドを補完する──Deloitte Touche Tohmatsuの2011年トレンド予測より。 世界のLTE(Long Term Evolutiion)市場は期待通りには普及せず、無線LANが携帯電話ブロードバンドを補完する──Deloitte Touche TohmatsuのTMT(Technology, Media and Telecommunications)グループがこのほど、2011年の通信業界の展望をまとめた。 分析によると、LTEは業界の期待通りには普及が進まないという。3G技術の寿命が延びている上、一部の事業者が現行3Gの帯域を十分に活用しておらず、LTEの採用は予想より遅れる見通し。今年末までに商業サービスを開始するのは6カ国、30社未満にとどまりそうだとしている。 日本では「国際標準である3Gを世界
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