日本維新の会の松井一郎幹事長(大阪府知事)は7日、夏の参院選選挙区への候補者擁立について「原則として1人区はすべて立てる。複数区には2人立てたいところもある」と述べた。 松井氏は「データでみんなの党が有利な選挙区は(擁立に)こだわらず、バックアップに回ってもいい」と述べ、31ある1人区でみんなの党とすみ分けを図る可能性も示した。維新は月内にもみんなの党と参院選での選挙協力に向けた協議に入る。 複数区での2人擁立については、地盤のある大阪選挙区などを想定しているという。 松井氏は民主党との選挙協力については「官公労が支配するような政治ではぬるい自治体運営になる。政策が一致しやすいのはみんなの党ぐらい」と否定的な見方を示した。
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