5G(第5世代移動通信システム)と6G(第6世代移動通信システム)をつなぐ「5G-Advanced」の標準仕様化がまもなく2024年6月に完了する予定である。主要なプレーヤーの1社である米Qualcomm(クアルコム)は5Gから6Gへの移行にはさまざまな用途への対応や収益性に向けた長期戦略を練るべきだと提言する。最速な移行が最も賢明な選択ではない可能性があるからだ。以下は同社が2024年5月15日(現地時間)に、同社Webサイトに掲載した提言の概要となる。なお、同社による提言は今回が第2弾である。 関連ブログ: 6G foundry: Make the migration from 5G to 6G a rewarding experience 4Gから5Gへの移行とその後の5G展開から学ぶこと 5Gから6Gへの円滑な移行を実現するに当たって、4G(第4世代移動通信システム)から5G移行時