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ブックマーク / yskszk.hatenadiary.org (98)

  • 河原温ごっこ - ple-mle

    数日間ほど更新しないでいると、「死んだのではないか」と思われがちなので、無意味に更新する.T

    河原温ごっこ - ple-mle
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    another 2008/05/26
    これが絶筆になってしまった。
  • 2008-05-09

    昨日は友人ふたりとともに地元のタイ料理店で夕。美味し。しかしプミポン国王の肖像画が飾られていないのを、奇異に思う。生粋のタイ人が営業している店なら、かならず飾られているのに。はたまたオレが見落としていただけか。 中島敦 父から子への南洋だより 作者: 川村湊出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/11/05メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る初版を手にしたのはだいぶ前だか、実際にきちんと通読したのはこれが初めて。長男から送られてきた手紙の文字遣いの誤りを厳しく叱責しているのが目に付く。 大岡昇平は1909年五月生まれ、中島敦は同年5月生まれ、太宰治はこれまは同年6月生まれ。戦時中に落命した中島、敗戦の後に自死したあとのふたりがもっと長生きしていたら、歴史的仮名遣いと正字を放棄して、ある時期からの大岡のように「間違っているが、敗戦国であるからには間違った書法を採

    2008-05-09
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    another 2008/05/10
    そういえば、未だに実印というものを持ったことがない。
  • 2008-05-04

    “文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫) 作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/04/28メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 271回この商品を含むブログ (222件) を見る読了。“文学少女”シリーズは倫理的な理由から小説を「書かない」ことをみずからに課した少年が主人公なのだが、ここにきて何かを書かざるを得ない状況に追い込まれてきた。すなわち実質的な最終巻になる次巻で、語り手にはプルースト的な判断が要求される(と、冒頭の一行しか原文で読んだことがなく、井上究一郎訳を全巻所有しているがなかなか読む機会のない小説に唐突に言及する)。書いても書かなくても、すべてのファンを納得させるのは難しい気がするが、作者には何らかの目算はあるのだろうか。 この作者や友人知人も含めて、オレよりも3歳以上年下の作家や読書家は、大学院まで進んで文学研究をし

    2008-05-04
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    another 2008/05/05
  • 2008-04-20

    ヘタリア Axis Powers 作者: 日丸屋秀和出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス発売日: 2008/03/28メディア: コミック購入: 19人 クリック: 439回この商品を含むブログ (287件) を見るイタリアを「ヘタレ国家」と見做しながら、ヨーロッパの近現代史を語るという一席。「国を勝手に擬人化してギャグ漫画にするな」と一部で顰蹙を買っているようだが、けっこう面白い。3月末に発売されたばかりなのに、もう4刷。必修だったはずの世界史を教えずにドジっ子アピールに余念がなかった高校(オレの母校もリストに入っていたが、オレはちゃんと世界史を勉強したし、大学の受験科目も世界史だったぞ。高校で学んでいまでも役に立っているのは世界史だけ、はっきり言って)に通っていたせいで、大人になっても「神聖ローマ帝国ってなんでドイツにあったんだ?」と疑問に思ったりするひとは読むとよい。 あと国を擬人化

    2008-04-20
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    another 2008/04/20
  • セーノミ - pêle-mêle

    友人から電話で興味深い話を聞いたので書く。 最近の大学生(おもに女性)では「セーノミ」というイベントがあるそうだ。「セー」は「制服」、「ノミ」は「呑み」の意。要するに高校時代の制服を着て呑み会を開くことを指す。これは特定の大学だけではなく、けっこう一般的な現象らしい。何だ、これは。オレが大学生や大学院生だったころはこんな風習はどんな大学にもなかったのだが。だいたいなぜ高校の制服を着るのだ。未成年飲酒だと勘違いされて通報される可能性は考えないのか。それに地方出身の学生だったら高校の制服など、実家に置いていくのが普通だろう。「最近の若者の風俗」には理解があるつもりのオレだが、これだけはさっぱり判らない。誰か詳しいことを知らないだろうか。 Twitter棚の話題で盛り上がったので、自分の机上の蔵書を撮影した。平積みになっているのは読みかけの文庫や単行。あとはフランス語学習者や出版関係者な

    セーノミ - pêle-mêle
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    another 2008/04/16
    「制服飲み」という女子学生の新しい風習について。
  • Tibetan Dance - pêle-mêle

    今日(正確には21日の12:00から17:00まで)はいろいろあったのだが、守秘義務があるのでここでは公開できない。そこで半年ばかり前に似たことをやったが、もともと日語で書かれており、すでに内容を知っている文章のフランス語訳を、原文を参照せずに日語に移し変えて遊んだ。ただの暇潰しなので、細かな誤りには寛容でいてほしい。 オタクたちの擬似-日(大見出し) オタク文化とは何か?(中見出し) オタク文化のポストモダン的な側面(小見出し) 「オタク」という用語はときおり使われている。これは漫画、アニメ、ビデオゲーム、パソコン、SF、特撮ドラマ、フィギュアなどが集まって形作られているサブカルチャーに情熱を注いでいるひとびとを指し示す。書ではサブカルチャーのこの特殊なタイプは、「オタク文化」と形容されるだろう。漫画やアニメによっておもに説明されるこの文化は、若者文化として考察されている。しかし

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  • 2008-03-12

    約2年ぶりに練馬駅周辺に越して驚いたのは、商店街に有名なアニメや漫画の旗が飾られていること。どうやら区政60周年を記念して、「アニメと漫画の街」として町興しを図っているらしい。元の大泉学園駅(東映アニメーションの社がある)近辺は、どうなっているのだろう。 昨日の夕方にいくつかの旗を撮影したので、mixiにアップロードした。これは「全員に公開」に設定しているので、mixiの会員であれば誰でも閲覧できる。 http://mixi.jp/view_album.pl?id=12298229 ちなみこの日記に載せているのは、練馬と桜台の中間くらいにある坂道。審美的な価値には乏しいが、妙に味わい深かったので載せておく。 山下洋輔が炎上するピアノを演奏したというニュースは、はてなブックマークでも賛否両論を喚起している。山下洋輔が何者であるかさえ知らないひとの感情的な反撥は論外として、彼の今回の行

    2008-03-12
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    another 2008/03/13
  • 2008-01-26

    「言ってしまえば世の中全ての物事は、理系・文系・体育会系の3つに分類されるのです!」と主張する絶望先生のひそみに倣って(単行第七集より)、いろいろなものを分けてみる。文句を言われても無視する。 ジャンル 文系 理系 体育会系 ビール キリン サッポロ アサヒ OS Macintosh Linux Windows 人文系出版社 みすず書房 青土社 勁草書房 モダンジャズ ジョン・コルトレーン マイルス・デイヴィス ソニー・ロリンズ 新宗教 大 幸福の科学 創価学会 「パソコンのOSはそもそもみんな理系じゃないか」とか、「人文系出版社はどう考えても文系だろ」と言われても困る。何となくこんな感じがするのである。なおビールにおけるサントリーの位置付けは文系でも理系でも体育会系でもない、単なる金満家に属する。これもイメージにすぎないので、抗議のたぐいには気付かないふりをつづける。 何か思い付いた

    2008-01-26
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    another 2008/01/26
    世の中のいろんなものを、文系・理系・体育会系に分類する遊び。/ 拙稿(d:id:another:20060422:1145698381)に照らせば、ここでいう文系は、文化系ではなく文科系であろう。
  • pêle-mêle - 「かわいい」とフェミニズム

    昨日の日記のコメント欄で、オタク向けの文化商品には「天然ボケ的な女の子を、優等生的な男の子がフォローする」話型が多いと書いた。この時点で念頭に置いていたのは『涼宮ハルヒの憂』と『撲殺天使ドクロちゃん』(いずれも原作となったライトノベルの第1巻を読んだだけで、その後のメディアミックス的な展開はまったくフォローしていない)で、コメントを書いている途中で『ハヤテのごとく!』を思い出したのだが、今日になってから何もそこまで「濃い」例を出すまでもないのに気付いた。『のだめカンタービレ』や細田版『時をかける少女』のように非オタク層からも支持を集めた漫画やアニメも、やはり上の話型に分類できる。「女の子はちょっと間抜けで欠点があるほうがかわいい」という美学は、日では一定の支持を集めるようだ。 ここでまたもや四方田犬彦の『「かわいい」論』に言及する。このは脆くて小さくて未成熟なもの(「天然ボケ」「間抜

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    another 2008/01/22
  • 写経の功徳 - pêle-mêle

    大岡昇平の『ザルツブルクの小枝』の「ギリシア幻想」を読み返していたら、こんな一節があった。 アテネに着いて、最初に気がつくのは、ヨーロッパの都市の広場に、あれほど醜悪な感じを与えるバロックがないことだ。 (中略) ギリシャにあるビザンチンの会堂はみんな可愛らしい。かつてエーゲ海を乗り廻していた海賊は、国亡びて後、つつましい片隅の幸福に満足したのである。 おっと、日的な「かわいい」美学とは無縁の文学者のように思える彼でさえ、こうした文章を書いていたとは。 しかしこのように他人の文章をきちんと「写経」するのは、ネット上に公開されている文章を安易にコピー・アンド・ペーストするのとは違った効用がある。自分が知らず知らずのうちに身に付けている文体を客観視する契機になるからだ。正確に引用しているつもりでも、知らず知らずのうちに自分の好みの言いまわしに無意識的に変えていることがあり、そのたびに思考パタ

    写経の功徳 - pêle-mêle
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    another 2008/01/16
  • 2008-01-02

    Zoffとユニクロで眼鏡とセーターとパンツを新調。この2店のセレクトにオレの経済状況が反映されているが、まあ、どうでもよろしい。これまでフォーマルな場ではメタルフレームの銀縁の眼鏡(糸色望先生がかけているようなデザインのやつ)、日常的な場ではセルフレームの黒縁の眼鏡をかけていたのだが、後者のフレームがぽきりと折れて使い物にならなくなったので買い直したのだ。 ところでいまでは銀縁はオタクっぽくて恰好悪く、黒縁はサブカルっぽくて恰好いいというイメージが定着しているが、これはいつごろからなのだろうか。池田勇人は首相になったとき、インテリ臭い雰囲気で庶民に反感を持たれるのを避けるため、眼鏡を黒縁から銀縁に変えるように助言されたそうだ(沢木耕太郎の『危機の宰相』に該当箇所があるはずだが、見付からない。に付箋を貼る習慣がないと、こういうときに困る)。そのつもりでむかしの文学者の写真を確認すると、たし

    2008-01-02
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    another 2008/01/03
  • ソフトクリーム状のアレ - pêle-mêle

    あからさまに描くことが法的に禁じられてきたものを戦後日漫画家がいかに表象してきたかについては、竹熊健太郎による先駆的な研究「マンガは『性器』をどう表現してきたか?」がある(夏目房之介・他『マンガの読み方』所載)。しかしながら法的に禁じられているわけではないが、社会通念上、あからさまに描かないほうがいいことになっているもの、たとえば排泄物の表象の研究はいちぢるしく立ち遅れていると言わざるをえない。たとえばオレは大便をソフトクリーム状に描く表現、あれはてっきり少年漫画誌で活躍していたギャグ漫画家が1970年前後に生み出した、日独自の表現だと思っていた。 ところがじつはそうではなかった。手元に該当書籍がないので正確な紹介はできないが、多木浩二『絵で見るフランス革命』(ISBN:4004300746)には大便をソフトクリーム状に描いている、革命当時のカリカチュアが掲載されている(一般庶民が路

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    another 2007/12/12
  • 2007-10-27

    こどもの体温 (ウィングス・コミックス) 作者: よしながふみ出版社/メーカー: 新書館発売日: 1998/07/21メディア: コミック クリック: 17回この商品を含むブログ (88件) を見るそれぞれのエピソードが緩やかな関連を持つ短篇連作集。うまいなあ。ボーイズラブ色は皆無(1ページだけそれらしいシーンがあるが)。あとは第1話と最終話に出てくる「森さん」がけっこう好み(笑)。 ところでよしながふみの単行には、「あとがき」がほとんど付いていない。漫画やエンターテインメント小説、とりわけボーイズラブのように作者と読者のあいだに何らかの「共犯関係」が求められるジャンルでは、読者への目配せとして「あとがき」が多用される。数日前にTwitter経由で2ちゃんねるのアンチよしながスレッドを読んだのだが、学歴自慢が多い、「生まれ付いての天才」が多い(この作品なら第4話に登場する西園寺がそうだな

    2007-10-27
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    another 2007/10/28
  • 二重のマジオタ - pêle-mêle

    封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫) 作者: 安藤健二出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2007/05メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 109回この商品を含むブログ (74件) を見るほかの章もぱらぱらと拾い読みしつつ、第二章まで読了。第五章「萌える行政」で、三鷹市水道部の一件に触れられていたのが、思わぬ収穫。と書いても何のことなのか判らないひとが多いだろうから、詳しく説明する。 三鷹市水道部は毎年6月の水道週間に、節水啓発ポスターを作成、配布していた。これだけならよくある「お役所仕事」だが、1991年からOさんという職員が独断専行するかたちで、人気アニメのキャラクターをポスターに起用(と書くと、まるで実在の人物のようだ)するようになった。これはけっこう三鷹市民の話題になったようで、当時三鷹に住んでいたオタク文化に興味のない友人も、「水道週間

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    another 2007/10/16
  • 「この血筋は最終的に、何の役にもたたぬ者をひとり産出した」- pêle-mêle

    では祖国は敗けてしまったのだ。偉大であった明治の先人達の仕事を三代目が台無しにしてしまったのである。歴史に暗い私は文化の繁栄は国家のそれに追随すると思っている。あの狂人共がもういない日ではすべてが合理的に、望めば民主的に行われるだろうが、我々は何事につけ、小さく小さくなるであろう。偉大、豪壮、崇高等の形容詞は我々とは縁がなくなるであろう。 大岡昇平「八月十日」 それから私は仕事を口実に彼を帰した。そうしながら私は了解した。終わったのだ、ということを、そしてこの青年を超えて――つまり特定の一人の青年だけを愛する恋が――終わってしまったということを。 ロラン・バルト「パリの夜」(沢崎浩平、萩原芳子訳) Puis je l'ai renvoyé, disant que j'avais à travailler, sachat que c'était fini, et qu'au-dulà de

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    another 2007/10/14
  • お前はお前の音楽を弾け! - pêle-mêle

    20年に1回くらいの周期で再評価の機運が高まるが、いまひとつ盛り上がらないままに終わってしまう兼常清佐という人物がいる。彼は1930年代に「名人が弾いても、私が万年筆で叩いても、が上を歩いても、同じピアノからは同じ音しか出ない」「名人の恣意的な解釈によってもとの楽曲の良さが損なわれるくらいなら、自動ピアノの技術が進歩して名人が滅亡したほうがいい」と発言して、物議を醸した。彼の問題提起は「お前はお前の音楽を弾け!」(過去の名曲を再現するのに一生を捧げるくらいなら、みずから新しい音楽を創造したほうがいい)という一点に尽きるのだが、レトリックが奇矯すぎたためか、「ピアニスト無用論」として矮小化された。誤解されることが多いが「ピアニスト無用論」は兼常自身ではなく、当時のジャーナリズムの造語である。 しかしいまはどうだろう。デジタル機器やアプリケーションにデータを打ち込んで楽曲を作るのは、ポピュラ

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    another 2007/10/06
    「20年に1回くらいの周期で再評価の機運が高まるが、いまひとつ盛り上がらないままに終わってしまう兼常清佐という人物がいる。」
  • 「本業」くらいは知っておこう - pêle-mêle

    米長邦雄が2004年の園遊会で、「日中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事」と発言し、明仁天皇がそれを軽くいなしたとき、オレは米長を「何と愚かな男だろう」と思い、明仁の言動に痛快なものを覚えた。しかし一部の「良識的」なひとびとのように、米長邦雄を徹底的に糾弾する気にはなれなかった。「下手の横好き」のぶざまな典型ではあるが、それでも一応は将棋ファンではあるオレは、彼には一定の敬意を払っているからだ。将棋のことをあまり知らないひとが、あの発言だけを取り上げて問題視して、奇妙な人物として揶揄するのは、いささか礼を失した行為のように感じられた。 ここで昨日亡くなった若桑みどりに話は移る。恥ずかしながらオレは若桑みどりの文章は雑誌に発表された短いものしか読んでおらず、まとまった著作に眼を通したことはない。せめて『薔薇のイコノロジー』(ISBN:4791752538)くらいは読んでおか

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  • pêle-mêle - 音大に進むならチェロ!

    講談社のメールマガジン「現代新書カフェ」の連載記事「Dr.平岩の東大受験必勝法」に、わが意を得たりという文章があった。ここでは現代国語の成績が悪かった著者が、それを克服する過程が描かれている。 その「ひらめき」とは、自分の頭を使わないことである。自分の頭を使いすぎていたために、私は現代国語ができなかった。 ひたすら「この文を読むマジョリティー(多数派)は、どのように感じるのか」と推理する。自分の中に、二人目の自分が誕生した瞬間だ。他人の脳の働きを非常に気にする自分が、もう一人の自分として加わったのだ。 オレは小学校から高校まで一貫して現代国語が得意科目だったが、ほとんど頭を使わずにお筆先に憑かれたかのように解答欄を埋めていた。極端に言えば「現代のまともな知識人(すなわちマジョリティー)が間違っても言いそうにないこと」を消去法で消していけば、三択や四択の問題であれば文を読まなくても正解にた

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    another 2007/09/20
    vm知識人を作る。
  • 2007-09-11

    ホーチミンの通販 - TIRAKITA.COM< 「共産主義者の英雄」にはどうしても憧れてしまい、とりわけホー・チミンを尊敬するオレは、もう初秋だというのにこんなTシャツを買うのであった。マオ先生のTシャツはさすがに買う気になれないが。 関西人が編集しているブログや雑誌を読むと、「中島らもは東京では過小評価されている」という発言にたまにお目にかかる。「いや、東京でも充分にリスペクトされているではないか」とそのたびに思うのだが、彼は関西人にとってもっと存在感のある人物だったのかもしれない。 10年以上前になるが、オレは新潟県の青海(青海駅はむかしから「海から最も近い駅」としてマニアのあいだで有名だったが、中越沖地震で一般にも知られるようになった)に行ったことがある。同じ新潟といってもフォッサ・マグナの西と東ではこんなに雰囲気が違うのかと、そのときはかなり驚いた。何しろ新潟市や東京ではお目にか

    2007-09-11
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    another 2007/09/12
    関西人にとって、関東人はあれでも中島らもへのリスペクトが足りない?
  • 2007-09-05

    以前、なぜ小田実が「へんな右翼」呼ばわりされたのかよく判らないと書いたが、『何でも見てやろう』を読み進めているうち何となく理由がつかめてきた。どうやらアメリカ政府のフルブライト留学制度をちゃっかり利用して世界一周の旅に出たのが、生真面目な反米左翼の反感を買ったようだ。ロックフェラー財団の奨学金で旅に出た大岡昇平にも、同じ非難の声があったはずである(いずれも正確な該当箇所が見当たらないのがもどかしいが)。こういう教条主義的な反応に対しては、「安くて便利な制度だったら、どこの国のものを利用したっていいじゃないか」と思ってしまうオレは、真性の左翼ではないのだろうか。 アマゾンにもbk1にも在庫がないがほしくなり、久しぶりに楽天ブックスでを買う。楽天はショッピングはおろか、閲覧すらほとんどしないのだが、えらくたくさんポイントがたまっていた。おかげで「内容はよさそうだけどちょっと高いかな」と思っ

    2007-09-05
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    another 2007/09/06