世界文化遺産登録を目指している 百舌鳥 ( もず ) 古墳群(堺市)の一つで日本最大の大きさを誇る仁徳天皇陵( 大山 ( だいせん ) 古墳)の最も内側の 周濠 ( しゅうごう ) の水量が推定で約34万1000立方メートルになることが宮内庁の調査で分かった。 標準的な25メートルプールで約700杯分に相当する。宮内庁は今後、古墳本体の護岸工事を検討しており、「工事に入る前の水抜き作業を円滑に進めるための必要なデータが得られた」としている。 仁徳天皇陵は3重の 濠 ( ほり ) が巡らされ、一番内側の濠が最も水量が多い。ただ、これまで古墳本体(墳丘)の側面を守るための近代的な護岸工事は行われたことがなく、長年の浸食による損傷が懸念される事態になっているという。 同庁は、昨年12月から今年3月にかけ、測量業者に委託して、音波探査機を載せたボートで一番内側の周濠をくまなく巡り、水深などを精密に
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