今年で6回目を迎える「ゼラチンシルバーセッション」が、10月1日からアクシスギャラリーで開催される。 カメラのデジタル化に伴い、近年フィルムを使用する「銀塩写真」は市場規模が縮小しつつある。しかし、銀塩写真でしか表現できない写真の楽しさ、面白さを広く知ってもらいたい、銀塩写真技術や機材、フィルム、印画紙などを守りたい――。その思いを次世代につなげるべく立ち上がったのが「ゼラチンシルバーセッション」プロジェクトだ。2006年に写真家 広川泰士、藤井保、平間至、瀧本幹也が立ち上げ、以降、このプロジェクトに賛同する写真家達と共に、毎年展覧会やワークショップなどを開催してきた。 今回の展覧会のテーマは「ベストプリント」。参加51人の写真家がそれぞれ考える“最高なプリント”が展示される。会期中には参加作家のトークショーも予定されている。また、展示作品とは別に写真のサイレントオークションも同時開催。収