InDesignには「行送りの基準位置」「文字揃え」「グリッド揃え」という設定項目があるが、その各項目の意味するモノ及びその関連について知らずして思い通りの組版は望めない。 当ブログでは、以前にも何回か取り上げたことだが、重要なことなのでアプローチを変えて再び記しておく。 まず、「行送りの基準位置」を判りやすく説明するために、「文字サイズ=20Q/行送り=20H(ベタ)」で下のようなテキストフレーム内の文字組み用意した。 この2行目を15Q、3行目を10Qに変更してみると…… ご覧のように「行送りの基準位置」の設定によって、文字の位置は大きく違いが出来る。 しかし、一見すれば判るように何も難しく考える必要はなく、「行送りの基準位置」の設定を 「仮想ボディの上(右)」とした場合は、当該行の下(左)に「文字サイズと行送りとの差」がアキとして発生し、 「仮想ボディの下(左)」とした場合は、当該行
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