押井守監督による実写映画『東京無国籍少女』が、7月25日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。 『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『機動警察パトレイバー the Movie』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』といったアニメ作品のほか、『アヴァロン』『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』などの実写作品も手掛けている押井監督。『東京無国籍少女』は、女子生徒だけの美術高等専門学校を舞台にした作品で、かつて天才と呼ばれたが、心に傷を抱えて不眠に陥った藍の憂鬱な日常生活が、彼女の中で「何か」が目覚めたことによって崩れていく様子が描かれる。 授業をドロップアウトし、謎のオブジェを作り続けるが、やがて群発地震や大量の鳥の羽音、繰り返される謎の声を聴くなどの現象を体験するようになる藍役を演じるのは、園子温監督『TOKYO TRIBE』でヒロイン役を