防災情報を発信しているTwitterアカウント「特務機関NERV」(@UN_NERV)が6月18日夜、一時的にアカウントロックされた。理由は不明だが、新潟県で最大震度6強の地震が発生し、津波注意報などの情報発信が求められるタイミングだったこともあり、ネット上ではTwitter社の対応を疑問視する声が相次いでいる。 特務機関NERVは、@isidaiこと石森大貴さん(セキュリティ企業・ゲヒルンの代表)が運営しているTwitterアカウント。災害情報や気象情報をいち早く伝えるアカウントとして、ネットユーザーの支持を集め、70万人以上のフォロワーを獲得している(19日現在)。 19日現在、ロックは解除されたが、Twitter上で「特務機関NERV」と検索しても、同アカウントが検索結果に表示されにくい状態(シャドーBAN)になっている。 石森さんは、Facebook上で「一番あってはならないタイミ
原美術館、2020年に閉館へ。40年の歴史に幕日本を代表する私設美術館である東京・品川の原美術館が2020年12月をもって閉館することがわかった。 原美術館の外観 出典=ウィキメディア・コモンズ 1938年に東京・品川に建てられた実業家・原邦造の邸宅。ここをもとに、79年に開館した原美術館が2020年12月、約40年の歴史に幕を降ろす。 原美術館は現代美術の専門美術館として開館して以降、国内外の多数のアーティストたちを紹介し、日本のアートシーンに絶大な影響を与えてきた。 今年に入ってからは、同館がコレクションしてきた50年代以降の作品約1000点のなかから、原俊夫(元同館館長、現アルカンシェール美術財団理事長)自身が選びキュレーションするという初の展覧会を開催。美術館自体の回顧展ともとれるものだった。 人事で大きな動きがあったのも今年のことだ。原美術館とハラ ミュージアム アークの館長を兼
塩田千春が癌との闘いを経て見せるもの。森美術館「塩田千春展:魂がふるえる」のここに注目ベルリンを拠点に、世界各地の美術館、国際展、ギャラリーなどでこれまでに300本以上の展覧会に参加し、高く評価されてきた塩田千春。その25年間の活動を振り返る大規模個展「塩田千春展:魂がふるえる」が、森美術館で開幕した。闘病を乗り越えた塩田が本展で見せるものとは何か? レポートでお届けする。 展示風景より、《不確かな旅》(2016 / 2019) 待望の展覧会が、ついに開幕した。森美術館の「塩田千春展:魂がふるえる」は、間違いなく今年もっとも重要な展覧会のひとつとなるだろう。 本展は、ベルリンを拠点に世界地で活動を続けるアーティスト・塩田千春にとって、過去最大規模の個展。1972年生まれの塩田は93年より国外を拠点にしており、マリーナ・アブラモヴィッチやレベッカ・ホルンに師事してきた。これまで日本では高知県
ボルタンスキー過去最大規模の回顧展、国立新美術館で開幕。「Lifetime」に見るボルタンスキーの集大成フランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー。その過去最大規模となる回顧展「Lifetime」が、大阪の国立国際美術館から東京・六本木の国立新美術館へと巡回し、その扉が開いた。大阪会場から構成を変えた本展の見どころを、ボルタンスキーの言葉とともにお届けする。 展示風景より、《モニュメント》(1986)と《皺くちゃのモニュメント》(1985) 歴史や記憶、人間の存在の痕跡をテーマに作品を生み出し続けるクリスチャン・ボルタンスキーは、間違いなく現在においてもっとも重要な作家のひとりだろう。その芸術家としての人生を振り返るのが、国立新美術館で開幕した「Lifetime」だ。 クリスチャン・ボルタンスキー 本展は、大阪の国立国際美術館を皮切りに、国立新美術館、そして長崎県美術館へ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』新映像追加版、米国で公開決定 ─ 新たなポストクレジットシーンに「サプライズ」 ⒸMarvel Studios 2019 映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の、新たな映像を追加した別バージョンが米国にて公開されることがわかった。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かした。 2019年6月19日現在、ケヴィン社長は次回作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のプロモーションにてロンドンを訪問中。米Comicbook.comのインタビューにて、現在公開されているバージョンには含まれない映像を追加した、新たなバージョンの製作に取り組んでいることを認めた。このバージョンが米国の映画館で上映されるのは「来週末(next weekend)」とのこと。ちょうど日本では『ファー・フロム・ホーム』が公開される6月28日(金)ごろから、本国では新バージョンが上映
自動運転車のレーザー、デジカメのセンサーを破壊。23万のα7R IIが台無しに2019.01.17 12:00121,071 塚本直樹 思わぬリスク。 自動運転技術を支える、車両装備から発せられるレーザー(Lidar)。このLidarが、なんとデジカメのセンサーを破壊したという意外な報告が、海外から登場しています。 自動運転技術を開発しているJit Ray Chowdhury氏は、AEye社が開発したLidarシステムをソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7R II」で撮影していました。そして撮影した画像を見返すと、なんとどの撮影画像にも謎の光るスポットとラインが記録されていたのです。Lidarシステムはレーザーを照射して自動運転車に周囲を認識させるためのものですが、そのレーザーがα7R IIのセンサーに当たってしまったようなのです。 Image: Peta Pixelこちらは、壊れたカ
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備をめぐり、岩屋防衛大臣は、レーダーに近接した場所では、電波によって体温が上がる症状が出る可能性があるものの、住民が立ち入れないよう安全対策を取る考えを示しました。 これについて、参議院外交防衛委員会で、岩屋防衛大臣は、出力を最大にしたレーダーの周囲50メートルに10分間、妊婦や子どもがいた場合の影響を問われたのに対し、「体温が上がる症状が出る可能性があり、身体に異変を生じるおそれがある」と述べました。 そのうえで「レーダー周囲の防護壁に電波の吸収体を設置し、妊婦や子どもが立ち入ることができないよう、警備体制や施設をしっかり整えていかなければならない」と述べ、住民がレーダーの周囲に立ち入れないよう、安全対策を取る考えを示しました。 一方、秋田市の配備候補地での津波の影響を資料に記載しなかったことについて、「敷地造成を行って平たんな土地にする
クリスチャン・ボルタンスキーの個展「アニミタスⅡ」がエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催。2つの映像インスタレーションを展示現在日本で過去最大規模の個展「Lifetime」を開催中のクリスチャン・ボルタンスキー。その新たな個展となる「アニミタスⅡ」が、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催することが明らかにされた。会期は2019年6月13日〜11月17日。 クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス(死せる母たち) 2017 フルヴィデオ、カラー、音声 10時間33分 Courtesy of the Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2019 フランスを代表するアーティストとして知られるクリスチャン・ボルタンスキー。その新たな個展「アニミタスⅡ」が、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催される。 ボルタンスキーは1944年パリ生ま
「30年間で3000万円必要」――。新たに判明した金融庁の独自試算も「誤解、不安を招くならば不適切」で頬かむりだ。金融庁の市場ワーキンググループ(WG)が報告書にまとめた「老後2000万円貯蓄」問題で、麻生太郎金融相は火消しに躍起だが、本人の言葉とは裏腹に年金不足が「政府の政策ス…
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