先週末に丁度11年前、前世紀末にデビューした古いニコンのレンズを中古で買ったと書いたが、この週末、ぶらぶら歩くのに、昨年出たばっかりの最新式のデジタル一眼レフD90に、このAiAF Nikkor 28-105mm/F3.5-4.5Dという長い名前のレンズを付けて持ち歩いてみた。古いと言っても、ニコンは1959年から同じ形式、ニッコールという同じブランドを墨守してきたので、オールドニッコールと称するには、最低限70年代の"NEW"とかAiとか呼ばれる時代以前じゃないとまずい感じだから、歴史の長いニコンにおいては、比較的新参者のレンズなのかもしれない。今回その古いような新しいような11年前のレンズに、1年以内に発売された、これは間違いなく新しいカメラを組み合わせたのだが、その結果は大変良く、満足のいく写りだった。 僕が気に入った一つの理由は、その焦点距離である。この古いレンズは、28-105m