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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (9)

  • CIAが歴史的な「機密地図」の数々を公開

    1961年、CIAが製作した東南アジアの地図の横に立つケネディ米大統領。(PHOTOGRAPH BY CENTRAL INTELLIGENCE AGENCY) 2001年9月11日の米同時多発テロの直後、ジョージ・W・ブッシュ大統領と数名の閣僚はキャンプ・デービッドに集合し、米国が採るべき選択肢の検討を行った。彼らの目の前のテーブルには、下の写真にもある通り、米中央情報局(CIA)が製作したアフガニスタンの地図が広げられていた。9.11以降、テロリストのネットワークを追跡し、また2011年のウサマ・ビンラディン捕獲作戦をはじめとする米軍の作戦をサポートするために、CIAは数千枚にも及ぶ地図を製作することになるが、これはその最初期の1枚だ。(参考記事:「米国で見つかった日の軍事機密「地図」14点」) CIAの地図製作部による仕事の大半がそうであるように、こうした地図は機密とされ、目にするこ

    CIAが歴史的な「機密地図」の数々を公開
  • 90億人の食 捨てないで食べちゃおう

    地球上で生産される品の約3分の1が、べられることなく廃棄されている。捨てられるべ物をなくそうと奮闘する英国人活動家に密着した。 文=エリザベス・ロイト/写真=ブライアン・フィンク べ物を捨てることは、世界のあらゆる文化圏で道理に反すると考えられている。地球上には飢えに苦しむ人が8億人近くもいる一方で、国連糧農業機関(FAO)によれば、世界では年間13億トンもの品がべられることなく捨てられているという。これは全世界で生産されている品の約3分の1に当たり、飢えた人の倍以上の人々に事を提供できるほどの量だ。 「品ロス」はどの段階で起きるのか? これだけの品が、一体どこへ消えてしまうのだろう? 途上国では、適切な貯蔵施設や十分な道路網、冷蔵設備の不足が原因で収穫後に多くが失われる。一方、先進国では、生産から消費に至るまでの供給プロセス「フードチェーン」の後半段階で、より多くの

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    asamon
    asamon 2016/02/26
    もう、何が何だかですよ。୧(`0´)୨
  • 最古の真獣類化石、1億6千万年前

    枝を伝って歩く最古の真獣類ジュラマイア・シネンシス(想像図)。 Illustration courtesy Mark A. Klinger, Carnegie Museum of Natural History 恐竜の時代に暮らしていたトガリネズミに似た小さな生き物が、ある意味で私たちすべての母なのかもしれない。 中国遼寧省で発見された化石の動物は、「中国のジュラ紀の母」という意味で、ジュラマイア・シネンシス(Juramaia sinensis)と名付けられた。有胎盤哺乳類、つまり人類のように比較的成熟した赤ん坊を産む動物の、知られている限りで最も古い祖先になるという。 1億6000万年前のこの化石標により、有胎盤類と有袋類の系統が進化上枝分かれした時期が、従来考えられていたよりも3500万年早まることになる。この動物が現代の有胎盤類の直接の祖先かどうかは不明だが、「大伯母にあたるか、あ

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    asamon
    asamon 2015/06/07
  • 【連載】今日も牧場にすったもんだの風が吹く

    『ウーマンアローン』で開高健ノンフィクション賞を受賞した女性ライター廣川まさきが、ニュージーランドの牧場で突撃“農”ライフに挑戦! 個性豊かな動(人)物が繰り広げる、抱腹絶倒七転八倒の細腕奮闘記。電子書籍化に合わせて再連載!

    【連載】今日も牧場にすったもんだの風が吹く
  • その3  震源の海底で、地震に遭う

    前回まで:2011年8月5日。「しんかい6500」はいよいよ東日大震災の震源域の海底に潜航しようとしていた。映画「日沈没」のラストシーン(=地震の乱泥流に巻き込まれ海の藻屑に・・・)を思い描き、少しビビリつつも、高井研は「しんかい6500」の耐圧殻に乗り込んだ。 「しんかい6500」のコックピットでは、連載第1話で詳述したような潜航準備作業が進んでいく。今回の研究調査に際して、ボクがちょっとビビッていたように、「しんかい6500」の運航チームの中でも、映画「日沈没」のラストシーンのような状況を想定してかなり真剣に議論していたらしい。そしてやや「昭和風味人情・仁義志向の強い」陸上勤務のJAMSTECの男衆たちは、「悲壮な決意の技術者達」ムードを盛り上げつつあった。 しかし、「しんかい6500」に乗り込んだパイロット達とボクには、そんな地震後の海底に挑む「気負い」や「悲壮感」は全くなかっ

  • その2  端的に言うと「ちょっとビビッていた」

    時は2011年8月5日。 未だ余震の続く東北地方太平洋沖地震の最大海底変動域である日海溝水深3600mの海底へ、「しんかい6500」がおもむく第1257回潜航の当日。潜航するのはパイロット「頼れる」チバさん、コパイロット「アフロ」イシカワさん、そしてワタクシ。これは、決して公に語られることがない、潜航の裏側にある真実の物語なのだ・・・・・・。 「しんかい6500」による東北地方太平洋沖地震後の日海溝潜航調査は、5日目を迎えていた。 最初の3日間は、すでに深海曳航カメラで調査の安全が確認されていた日海溝三陸沖水深5300mの通称「しょこたん」サイトで調査が行われた。 「しょこたん」サイトって何それ? と訝るヒトも多いかもしれない。「しょこたん」サイトというのは、2009年8月25日にタレントの「しょこたん=中川翔子」がテレビ番組収録のために「しんかい6500」で潜航した、オタク情緒溢れ

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    asamon 2011/10/07
  • その1  ワタクシの中に「断固たる決意」ができたのです

    8月、高井さんは「しんかい6500」で東日大震災の震源域を調査してこられました。今回から数回にわたって、特別番外編としてそのレポートをお届けします。微生物学者なのにどうして震源域へ?と思われるかもしれません。そのココロは、ぜひ文をお読みください(編集部) 2011年7月30日から8月14日までJAMSTECの研究調査船「よこすか」と有人潜水船「しんかい6500」は、3月11日以降に我が国に甚大な被害をもたらした東北地方太平洋沖地震の震源域に、初めて調査潜航を行いました。 JAMSTECでは、地震発生後から、震源域である日海溝の海底下、海底、そして海水中に、「一体どのような環境変動があったのか、そしてその生態系にどんな影響があったのか」を調べるために、「海洋への放射性物質の拡散モニタリング」調査と並行して、海上の調査船で可能な限りの海底下・海底物理探査、海水の化学組成・微生物群集組成調

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    asamon 2011/10/07
  • 第2回 キングウイリアム島――地図のない世界

    東からも西からも最も遠い、北西航路の一番奥にキングウイリアム島という島がある。 南北が約170キロ、東西が約150キロもある三角形の大きな島で、日の紀伊半島と同じぐらいのスケールがある。しかし島の大部分は不毛なツンドラと複雑なかたちをした湖や小川、クリーム色をしたもろい石灰岩などに覆われており、中央部のもっとも盛り上がった部分でも、その高さはわずか海抜140メートルほどにすぎない。地形は全体的に恐ろしく平坦なため、まだ雪に覆われ、海に氷が張っている時期にこの島を遠くから眺めると、どこから先が島なのかよく分からない。 海岸から中央に向かって徐々にせり上がっていくが、その角度は極めて微妙で、かつ色調が一様に真っ白なため、目の前の傾斜は錯覚で、実は足元は平らなのではないかと勘違いすることもある。霧が出て視界が悪ければ完全にお手上げで、自分が島にいるのか海にいるのか、それすら判然としない。 レゾ

    第2回 キングウイリアム島――地図のない世界
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    asamon 2011/09/15
    「今や神話となった北西航路探検の舞台をよみがえらせるため、探険家で大宅賞作家の角幡唯介さんが、103日間にわたって凍てつく海と大地を彷徨った。(連載2/3)」
  • 第1回 ランカスター海峡――神話となった北西航路探検

    ランカスター海峡からバロウ海峡へと続く海氷は、まったくひどいことになっていた。 北極海から流れてきた氷が、海流の力で押し合い、乱雑に積み重なり、無残な光景を作り出していたのだ。倒壊したビルディングの残骸のような巨大な氷が、不自然なかたちで他の氷の上に乗っかっているのを見て、私はうんざりした。ひとつひとつの重さが何十トン、何百トンに達するのか想像もつかないが、そうした氷が山のように積みあがって左右の光景の中にいくつも突き出しているのだ。 これが観光旅行なら、感嘆のひとつでも漏らし写真を撮った後、車に乗って国道を南にホテルまで戻ればいいのだろうが、残念ながら、私たちはこれからこの冗談みたいな乱氷帯を突破しなければならなかった。 私と北極冒険家の荻田泰永の二人が、カナダ北極圏にある北緯74度40分の村レゾリュートベイを出発したのは、2011年3月16日のことだった。 今から160年ほど前の19世

    第1回 ランカスター海峡――神話となった北西航路探検
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    asamon 2011/09/15
    「今や神話となった北西航路探検の舞台をよみがえらせるため、探険家で大宅賞作家の角幡唯介さんが、103日間にわたって凍てつく海と大地を彷徨った。(3回集中連載)」
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