朝食を抜くと脳出血などのリスクが高くなるという研究結果が発表された。食生活と脳出血の関連性を示す研究結果は世界初。 国立がん研究センターなどの研究グループによると、男女およそ8万人を対象に朝食に関するアンケートを実施し、およそ13年間追跡した結果、朝食を食べる回数が週2回以下と朝食を抜くことが多い人は、毎日食べる人に比べて脳卒中のリスクが18%、脳出血のリスクが36%高かったという。 朝食を抜くと空腹によるストレスなどから血圧が上昇することから、脳出血のリスクが高くなる可能性が考えられるという。 朝食を抜くと肥満や糖尿病などのリスクが高くなることは、これまで多くの研究で分かっていたが、朝食と脳出血のリスクの関連性を示した研究結果は世界で初めてだという。