北朝鮮は間もなく、新型コロナウイルスの流行を受けて中止していた外国人観光客受け入れを再開する。複数のメディアが伝えた。国際情勢の緊張が高まる中、孤立する北朝鮮が、小規模な観光産業の復活を検討しているもようだ。 ロシア極東ウラジオストクの旅行代理店ボストーク・イントゥールの広告によると、ロシア人観光客の一団が2月9日から、北朝鮮を訪れる予定。ツアーは4日間で、旅程には首都平壌での滞在、記念碑や博物館、寺院の訪問、馬息嶺スキーリゾートでのスキーが含まれ、四つ星と五つ星のホテルに宿泊するとウェブサイトの日程表にはある。 旅費は1人あたり750ドル(約11万円)。宿泊費、各施設の入場料金や、ウラジオストクからの直行便を含む交通費が含まれているが、スキー場のリフト券やホテルでの朝食以外の食事代は別途発生する。北朝鮮滞在中は、ロシア語を話すガイドが同行するという。 北朝鮮が2020年にコロナ流行を受け