アイデアにはたいした価値はない。 とよく言われますが、 ただ単に「思いつく」かどうかで勝負が半ば決まってしまう、というケースはけっこう多いです。 たとえば、iモードにJavaが搭載されたとき、「テトリスのように、誰もがやり慣れたシンプルな定番ゲームをiモードJavaで提供する」というアイデアで会社を作って爆速成長、2年後にはJASDAQに株式の店頭公開をしてしまった人がいます。 これ、「誰もがやり慣れたシンプルな定番ゲームを提供する」というアイデアを思いついた瞬間、勝負は半ば決まってるんです。 当時の起業家たちで、「くそ、やられた。なんでこれを思いつかなかったかな」と悔しがってた人はけっこういました。 もちろん、資本を調達し、版権交渉をし、優秀な人材を集め……という部分も難しいですし、それをやりきれるかどうかも運次第なところはありますが、そこは優秀な人が延々と努力し続ければなんとかなること
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