Microsoftは企業のIT担当者に対して、同機能によってユーザーのデータをローカルPCからクラウドに移行できるというメリットを示している。しかしコンシューマーに対しては、機能的には同じであるものの、そのメリットは少しばかり異なったものとなっている。 この機能を有効にしていれば、プロンプトに従って設定する場合でも、手動で複数の操作を経て設定する場合でも、ローカルに保存した後でOneDriveに同期するよりも、情報をより優れた形で同期させておけるようになる。 Microsoftはこれにより、OneDriveに保存されたファイルがランサムウェアに感染した場合に通知し、ファイルの復元を可能にする機能などによって、より多くのファイルを保護できるとしている。
![「OneDrive」の「Known Folder Migration」機能、コンシューマーにも提供開始か](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3b629482c7b81ac5a264a613cddbe5aa26d29fcf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.zdnet.com%2Fstorage%2F2018%2F08%2F16%2F4653a66c4e5df86e27445df106e5a3bb%2Fknownfoldersonedrive_1200x900.jpg)