iPad Proを入手した初日、自慢したい欲を抑えきれずにその日の飲み会に持参することを決めた。スカスカの電車に乗り、早速iPad Proを取り出して使って適当にTwitterのタイムラインを眺めつつ、直前に公開した記事を読み直していた。巨大なディスプレイではあるが、「Split View」を活用する上ではこの広さは重要だと感じた。 突然、知り合いからFacebookメッセージが届いた。メッセージを開き、返信しようとしたところ、まるで指が届かないことに気がついた。縦向きで持っても、横向きで持っても、親指だけで操作しようとしても、指が届かない! 片手で持ちながら操作することもできるが、遅い。膝の上に置いて両手で打つにしても「Smart Cover」を付けていなかったので傾斜がなく、滑り落ちてしまう恐れがあった。 「そうか、iPad Proはキーボードを使うことが前提のデバイスなのかもしれない