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ブックマーク / pha.hateblo.jp (16)

  • 面白かった本2014 - phaの日記

    今年読んで面白かったを書きとめておきます。今年もたくさん面白いが読めて幸せだった。 中国化する日 増補版 日中「文明の衝突」一千年史 (文春文庫) 作者: 與那覇潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (18件) を見る 與那覇潤「中国化する日」は今年一番面白かったかも。「中国に日が侵略される」みたいな話では全くなくて、1200年前からの日歴史を「中国化」と「江戸時代化」というキーワードでたどる中国化=身分や土地などの縛りがない自由競争。競争に負けた奴は特に保護しない。その代わりセーフティーネットとして宗族(親族)での助け合いが強い。そうしたシステムは1200年前の宋の時代に成立して今までずっと続いている。 江戸時代化=イエとかムラとか定められた場所で大人しく上に従っているなら最低限わしてくれるけど、あま

    面白かった本2014 - phaの日記
  • 田舎はオープンワールドRPGみたいだった - phaのニート日記

    今年の十一月は一週間ほど和歌山県の山奥の熊野のあたりに滞在していたんだけど、東京に帰ってきた今も、あそこで過ごした日々は何か神話とか昔話のようなフィクションのできごとだったように感じる。そこで過ごした時間はそれくらい東京での普段の暮らしとはかけ離れていたんだけど、でもそれは同じ現代の日に存在している暮らしだし、よく考えたらそういう暮らしも全然ありかもしれないし、いい加減東京にも飽きてきたし、ああいう場所に生活の軸を少し移してみようかと考えはじめている。 このあたりには熊野三山と呼ばれる三つの有名な神社(熊野宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)がある。昔から天皇とかが熊野詣をしたり、天皇だけじゃなく一般庶民も詣でまくっていたという歴史があって、最近では神社とその参拝道である熊野古道とがまとめて世界遺産に指定されたという伝統のある土地だ。神話っぽさを感じたのはそういう背景のせいもあるのかも

    田舎はオープンワールドRPGみたいだった - phaのニート日記
  • サバイブSNS雑感 - phaの日記

    オフレポ書きたいなーとか思いつつも毎日をあほみたいに何も考えずにぼーっと過ごしていたらもう一週間以上経ってしまったのだけど、前の前の土曜日はダンコーガイ邸にて数十人が集まるサバイブSNSのオフに参加していました。大変充実した会でとても楽しかった。弾さんおよび弾さんのご家族には大変お世話になりました。当に有難うございます。 いろんな人が各方面から参加していていろんな話ができてとても面白かったのだけど、集まっている人は全然困じゃないとかいう意見はあって、まあそれは確かにそうだと思った。「貧困」と言って一般的にイメージされるのはもっとお金のない感じだろうけど、サバイブ内には結構普通にお金仕事があったりする人が多い。もっと貧乏な雰囲気を期待してサバイブSNSに入ってきた人は拍子抜けするかもしれない。 僕だって今はニートで収入はないけど、それでもいろんな条件を考えるとニートの中でも恵まれているほ

    サバイブSNS雑感 - phaの日記
    atosakav
    atosakav 2008/07/08
    "生きづらさの中でサバイブするための場。そういう場でのコミュニケーションや情報交換はとても有意義だと思う。""現実空間とは別の条件で動いていてゆるく繋がれるオルタナティブな場所"
  • 一人でいるのが好きみたい(社会性と音楽) - phaのニート日記

    ここ2ヶ月ほど意識的に一人になるようにしている。人と会うのを必要最小限に減らして一人でパソコンやネットで遊んでいる。 ちょっと前までは「そういうのはあまりよくないかなあ、社会性をつけなきゃ」とか思ってたのだけど、最近は「自分で納得が行っていないことをしてても仕方ないよな。自分の不利なフィールドで闘っても負けるだけだし。好きなことだけやろう」という風に考えが変わってきた。 なんかもう、自分はそういう性質なんだな、という覚悟が固まってきたです。自分というものはもう大体出揃ってしまっているので、今あるこれで闘っていくんだな、という。28にして。 ずっと一人でいても寂しくなるというのはあるんだけど、人と長時間いるのは当にだめだ。人と一緒にいるのも1時間から1時間半くらいまでなら結構楽しめるんだけど、2時間を超えるともう当に帰りたくなる(だいぶん仲いい人ならまたちょっと違うけど)。 2時間という

    一人でいるのが好きみたい(社会性と音楽) - phaのニート日記
  • 読了:橋本治『人はなぜ「美しい」がわかるのか』 - phaの日記

    人はなぜ「美しい」がわかるのか (ちくま新書) 作者: 橋治出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/12メディア: 新書購入: 5人 クリック: 70回この商品を含むブログ (64件) を見る こので論じられることの中心は「人がわかる「美しい」とはどういうことか。それがわかる人とわからない人がいるのはどうしてか。そして、「美しい」がわかるということは人という存在にとってどういう意味を持っているのか」ということだ(で合ってるかな)。 橋治の他の著作と同様、わかりやすい結論や答えを提示することはせず、読者は彼自身がゆっくりとねばりづよくいろんなことを考えていく過程をたどらされる。話題は枕草子からゴキブリの体の構造まで、日の男論から彼の5歳のときの話まで幅広く揺れるけれど、それが全部つながっている。線的に一つの結論に向かって進んでいくのではなく、「美しい」という問題を中心としなが

    読了:橋本治『人はなぜ「美しい」がわかるのか』 - phaの日記
    atosakav
    atosakav 2008/05/28
    "そうだよね、今まではっきり意識してなかったけど、部屋が散らかったままだったり洗い物を流しに放置してたりする人が、理由もよくわからないままさみしさとかむなしさにとらわれてしまうのは当たり前だよね"
  • ■ - phaの日記

    最近日記をつける気にならない理由 感じたものをすぐに言葉に変換してしまう癖を改めたい。自分と言葉(実際的には日語)との結びつきが強すぎるのが気に入らない。 ウェブに文章を書くことで自己中心性を中途半端に満たしているのに気づいて嫌になった。 二週間もすればまた気分が変わると思うけど。メモ的なものは書くかも。

    ■ - phaの日記
  • ■ - phaの日記

    サウンドハウスからの荷物 箱はキッコーマンのしょうゆのだった

    ■ - phaの日記
    atosakav
    atosakav 2008/05/12
    昔、口琴禁止令というのがあったらしい
  • 短歌日記 - phaの日記

    サーバーが見つかりませんサーバーが 空はこんなに晴れているのに

    短歌日記 - phaの日記
    atosakav
    atosakav 2008/05/11
    "サーバーが見つかりませんサーバーが 空はこんなに晴れているのに"
  • ■ - phaの日記

    冷凍保存のコツ@2ch料理板 集計サイト 材買いすぎた。 【鮮烈】 漢の手抜き料理 【疾風】 @2ch生活全般板 【鮮烈】 漢の手抜き料理 【疾風】1 :おさかなくわえた名無しさん :03/04/29 12:48 ID:JHvzkAHP「コンビーフ丼」 ご飯の上にニューコンビーフ ↓ 電子レンジで一分加熱 ↓ かき混ぜる ↓ (#゜Д゜)オラー! 7 :おさかなくわえた名無しさん :03/04/29 13:01 ID:JHvzkAHP「焼き鳥丼」 ご飯の上に焼き鳥の缶詰 ↓ かき混ぜる ↓ (#゜Д゜)オラー! 8 :おさかなくわえた名無しさん :03/04/29 13:03 ID:balgYAOE「シーチキンマヨ丼」 ご飯の上にシーチキンの缶詰 ↓ マヨネーズをかける ↓ (#゜Д゜)ウマー 9 :おさかなくわえた名無しさん :03/04/29 13:03 ID:Z/7OgjdY「お茶

    ■ - phaの日記
  • ニコニコ動画で見る橋本治 - phaの日記

    ニコニコ動画に橋治の講演とラジオの録音なんてものがあってびっくりした(声のみで映像は静止画)。 88:30 07/08/29 22:00 投稿 橋治 ぼくたちの近代史(@池袋コミュニティ・カレッジ '87.11.15) テープからなので音はあまり… 50:27 07/09/11 14:18 投稿 「源氏物語」・真夏の夜の夢トークスペシャル[第三夜 橋治]その1 07/08/14にNHKラジオ第一で放送されたものです。 47:39 07/09/11 14:05 投稿 「源氏物語」・真夏の夜の夢トークスペシャル[第三夜 橋治]その2 07/08/14にNHKラジオ第一で放送されたものです。 僕は高校生の頃からもう10年くらいずっと橋治の読者なのですが、文章を読むばかりで動画や声は全然見たことも聴いたこともなくて、まあ別に文章だけ読んでたらいいやとも思ってたんだけど、やっぱり声を聴いて

  • 面白かった本2007 - phaの日記

    2007年の○冊 - はてなムラ揉め事マグニチュード を見てたら面白かったので僕も今年自分が読んで面白かったを挙げてみます。といっても2007年の前半は何読んでたかあまり覚えてないのでここ数ヶ月に読んだ奴が多いんだけど、今思い出して印象に残っている奴をとりあえず。特に今年出たではなくて僕が今年読んで面白かったです。の感想を書くのは苦手なので適当なコメントだけ。 新格魔法少女りすか3 (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/23メディア: 新書購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (113件) を見るりすか面白いよりすか。早く続きでないかな。「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫) 作者: 橋治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/10/28メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 23回この商品を

    面白かった本2007 - phaの日記
  • 数学について - phaの日記

    最近数学についての初心者用の読み物を読んでた。 『無限と連続』『無限の果てに何があるか』『無限のパラドクス』と三冊読んだ。今更だけど、数学って芸術とか宗教と同じなんだな、と自分の中で勝手に納得した。 数学は、物理や化学や生物とは違って自然科学ではない(ということもよくわかってなかった)。数学の世界は自然にあるものを映し出しているのではなくて、それは人間の頭の中の概念の世界だ。1とか2とかいう純粋な数とか、純粋な直線とか、もちろんゼロとかマイナスなんていうものは、自然界には存在しない。でも人間の頭の中にはイメージとして存在する。存在できる。数学とはそういったイメージの世界の話なんだな。 それは、芸術作品に描かれる世界がこの世には存在しないのと似ていると思う。この世にもともとは存在しない音や色や線が何故人間の心を揺さぶるのかというと、それは実際は存在しないけど人間の心の中にはあるものだからだ。

    数学について - phaの日記
  • 全ての文系ブロガーはPHPをやるべき - phaの日記

    追記:ちょうどPHP入門にいいエントリが出てたのではっときます。僕の意見よりこっちのエントリのほうがお薦め。 15Pub ? Blog Archive ? PHPのススメ というのはもともとcatfrogさんが言っていたのだけど、ほんとそう。PHPがなかったら僕プログラミングやってなかったかもって思う。PHPは手軽さとかとっつきやすさがすばらしい。 こないだPHP使う人が集まってるところで「PHPはなんとなく動くのがいいよねー」「うんうん」とかそんな話をしてたくらいです。みんなPHPやろーぜ。 勉強しはじめに使ってたのはこれ。他と比べてないのでよくわかんないけどまあまあわかりやすかった。 独習PHP 作者: 山田祥寛出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2006/01/24メディア: 大型購入: 7人 クリック: 39回この商品を含むブログ (27件) を見る僕は見てないのだけど、こっちの

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  • ADHD友の会(必然性と能力) - phaのニート日記

    ニート人生設計 - phaニート日記 「俺はニートでふらふらしながら生きてくぜー」的なことを最近書いたりしている僕ですが、それは「好んで」というのもあるけれど、自分としては「もう生きていくにはそれしかないよなあ」という感覚であったりもします。 僕はある種の社会的能力が当にどうしようもなく欠けていて、他の人が別に普通にこなしていることが全然できなくてずーっと中学生くらいのときから苦労してきて、それで今のような選択に至ったというのがあります。 だから、いわゆる「普通」とされているような仕事環境とかで、僕のように絶望的に苦痛を感じずなんとかこなせている人は、それはそれでいいと思うのです。僕は「普通」に「普通」の仕事をこなせている人を、ものすごく偉い、聖人のようだ、と思ってます。自分には到底無理だ。 コメントやトラバで同じような感覚を持ってる人からの意見ももらったので、そのへんの自分の性質に

    ADHD友の会(必然性と能力) - phaのニート日記
    atosakav
    atosakav 2007/12/22
    6~7割ぐらいはそうそうそうわかるわかるーという感じ(興味の移り変わりがはやいとか、1人でいる時間が必要とか、整理能力がないとか)。それ以外は違うなーというところもある。(自分に当てはめて)
  • ウェブ日記を公開するということのやらしさ - phaのニート日記

    あともうひとつ、「これをどんな風に日記に書こうか」という思いには「これをどんな風に日記に書いたらみんなは俺を羨ましがるだろうか」とか「どんな風に日記に書いたらみんなは俺をセンスのいい人間だと思ってもらえるだろうか」とかそういった自意識の影が含まれている。他人に自慢することでしか自分の幸せを実感できないような感性の貧しさが自分の中にもあるのを見つけて、嫌だと思った。 そんな自意識過剰で卑怯な態度を僕は「やらしい」と言ってるんだけど、これは大阪弁なのかな。他の地域の人にも伝わるのだろうか。 例えば内田樹の日記はすごくやらしいと思う(なんかさー、こんな美味しいものべましたとかさー、こんな有名な方々と仲良くなりましたとかさー、女子大生に囲まれて飲み会しましたとかさー、ムッキー! ちょううらやましい!!)。でも内田樹はやらしいんだけど、ときどきすごく面白いことを書いてるし、ただ単純にやらしいだけで

    ウェブ日記を公開するということのやらしさ - phaのニート日記
  • ウェブ日記はリアルの体験を貧しくしないか - phaのニート日記

    ということがちょうど最近気になっていた。ウェブ日記をつけるようになってもう4年くらいになるけど、いつの間にか何か面白いことがあったりどこか旅行に行ったりしても「これをどんな風に日記に書こうか」ということを常に考えるようになっていたりした。それが極端になると、回線が繋がっていなくて日記が更新できない状態だと、自分の体験したことは全部意味がないのではないか、とまで思えてきそうだった。 何か美味しいものをべても、それの写真を撮って日記にアップして「とっても雰囲気の良いお店でした」とか書いて、コメント欄で誰かが「うわーすごく美味しそう! 今度行ってみます♪」とか書いてくれないと、当に美味しいものをべたような気がしないような感じ。旅行に行ってもちゃんと毎日ネットカフェに寄って更新しなきゃ、とか思ったりしてたんだけど、それはやっぱり何か歪んでいる。 体験の最中にそんなことを考えてちゃ、何か当の

    ウェブ日記はリアルの体験を貧しくしないか - phaのニート日記
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